ミサキ 1983年 岡山県 勝山町原方では、木の小祠に石仏を納めて、ミサキとして祀っている。
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クニシサマ,コウジン 1983年 岡山県 勝田町では、同一社地内に2つの祠を並べて、1つに国司様、もう1つに荒神を祀る例が多い。
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ミサキ 1983年 岡山県 前に竹やぶ、後ろに墓地を負う茂みの中にはミサキの小祠がある。これをきちんと祀らないと部落に狂人が出るのだという。
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イナリサマ 2001年 青森県 某家では、道路拡張の際に屋敷にあった木を伐採したところ、妻が病気となってしまった。モノシリに尋ねると、その木に鎮まっていた稲荷様が、それが伐採されたことで留まることが出来なくなっているということであった。そこで、石祠を造って祀るようにした。
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(スギノキノタタリ) 1986年 愛媛県 日其川の某家の前の川の側に大きな石があり、その上に石の祠が川の方を向いて祀ってある。ヨナカのミョウジョウ様といって、マツヌシノミコトをお祀りしているという。目の神様で、その裏の杉の木はそれと関係があり、某家の4代前のおじいさんが切ったところ、目が悪くなった人がいたので、もう1度杉の木を植えたという。
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カシノキノタタリ 1992年 奈良県 大きな古い樫の木があり、そこに稲荷さんが祀ってある。昔、その樫の木を切ったら血が出た。祟りにあい、木を切ることができなかったので、稲荷さんを祀ったのだという。
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ヤマノカミ,ヤマノカミノキ 2001年 青森県 某家の山の神は、祖父が朝比奈岳の麓で木を伐採したところ、家で病人が出て不幸が続いた為モノシリに占ってもらったところ、山の神の木を伐採したことによるさわりだと言われた。そこで祠を建てて祀ることとしたのだと言う。
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ジュウニジン,ヒノミサキ,ヤクジン,イナリ,ダザイ,マリシテン 1983年 岡山県 小田郡美星町字谷戸では、屋敷から離れた山麓に小祠を置いて十二神、日の御崎、疫神、稲荷、太歳、摩利支天などを祀っている。中には、これらのものを合祀している場合もある。
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ミョウケンサマ 1968年 愛媛県 妙見様は元は二神で一番高い山の上に祭られていたが、沖の船を転覆させるので、沖が見えない少し下の谷間に移動して、庄屋の二神氏のまつり神と合祀した。霊験あらたかだが、女人禁制である。妙見様は犬とキジが大嫌いなので、二神には今でもそれがいないという。
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テング 1959年 長野県 高い石段を登ると、小さな祠がある。大きな木を切り倒したとき、その音が北の山々に届いたほどである。社の左に杉と檜の抱き合わせの木があり、これを切った時には、赤い着物の天狗が木の股から現れたという。
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ダサイコウジン 1983年 岡山県 ダサイ荒神は、中央の用水路に沿う田に囲まれた社地と勝山町月田から移住してきた家の屋敷内との2箇所に祀られている。この荒神は、氏子にどこまでも着いて行くものなのだという。
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ミサキ 1983年 岡山県 湯原町粟谷の杉成では、屋敷の外れの大木の下にミサキを祀っている。これはツルギとは言われてはいないが、その祠は剣をかたどったものである。
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ミサキ,ミサキサマ 1983年 岡山県 田原では、屋敷の入り口付近の畑に、自然石を納めた小祠があって、これをミサキ様と呼んで拝んでいる。
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サカサダケ 1930年 愛知県 月の地内に御殿山という山があり、非常に美しく気高い女郎であったとも、座頭であったとも言われる千代の御前という女性を祀っている。その祠の脇に逆さ竹というのがある。草刈男に故意に間違った道を教えられた座頭が山深くに分け入ってしまい、頂上にたどり着いたときには息絶えてしまった。そのときついていた竹の杖に根がついたものが逆さ竹になったのだといわれている。
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カミサマ 1976年 奈良県 雨乞いとして、妙見様の祠を2本の丸太にくくり付けて輿状にし、祠の周囲に青葉を立てる。これを担いて練り歩き、家々から水を求め、浴びせ掛けるという。また、池の中に入って神様を怒らせさえすれば雨が降るとも言う。
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カッパ 1938年 岩手県 閉伊川一名宮古川に突出した地点に在り木の祠がある。社地の下は深い淵があって、河童が棲むといわれる。時々遭難者が出るらしい。
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ボウレイ 1974年 東京都 角田川のほとりにある子の墓で母親が念仏すると子の亡霊に会うことが出来た。母は妙亀という尼になり傍らの庵に住んだ。故にこの地を妙亀山という。
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ミョウケンサン,オオイシ 1972年 長崎県 余所の偉い人が行き倒れて亡くなったので、命日にダゴーを作って供養した。大石を死体を埋めた上に置こうとしたところ、近くの大石がびくともしないので、ある人が一発殴るとその石が2つに割れた。死んだ人の力で割れたのだと考えて、偉い人だろうということで、妙見さんとして祀った。
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メオトガミ 1971年 長野県 夫婦神が狩をするためにやってきた。月があまり美しいので、「ああ、月の原」と叫んだので、この地を別名月野原とも言う。後に神社ができ、そこに夫婦神を祀っている。
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イラズノヤマ 1957年 愛媛県 城辺町杭畑村から北宇和郡御槇に通ずる部落に向かい合った山の1ヶ所に入らずの山がある。入らずの山には琴平様が祀ってある。昔、妙観さまという尼さんがいて、その人に琴平様が降りかかったという。入らずの山の木を切ると、怪我をしたり死ぬ者が出たりして、よくないことがあるという。
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