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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ウブメ、〔ヤコウユウジョ〕,〔キチョウ〕
1986年 大分県
県内にはウブメの話は少ないが,産婦が死んで妖怪化したものをウブメという。子を抱いて夜に出歩くので夜行遊女・鬼鳥とも呼ぶ。腰より下に血に染まった腰巻を着けている。毛を着ると鳥となり,人の子を害する。

類似事例(機械学習検索)

〔コカクチョウ,ウブメ〕,ヤコウユウジョ
2000年
産婦が亡くなると姑獲鳥になる。夜行遊女とも呼ぶ。毛を着ると飛ぶ鳥になり、毛をぬぐと女の人になる。人の子を取って、自分の子にするという。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
旧暦の1月15日の夜には便所にウブメが出る。ウブメは子どもを抱いた女の人という。
類似事例

ウブメ
1986年 大分県
ウブメは雨の夕暮れ時によく出る。子を抱いてやるときは向こうむきに抱いて通らないと,ウブメを見て恐がる子から噛み付かれる。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
年越しの夜には便所にウブメが出る。ウブメは間引きの子を便所に捨てた女が化けて出たもの。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
旧暦の1月15日の夜には便所にウブメが出るから、明るいうちに済ませておかなくてはいけない。ウブメは赤ん坊を抱いた若い女という。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
旧暦の1月15日の夜には便所にウブメが出るので、便所をきれいにしておかなくてはいけない。ウブメはお産で死んだ女の人が化けて出たもの。
類似事例

ウブメ
1986年 大分県
或る寺の入り口にウブメが出て通行人に子を抱いてくれるように頼む。抱いてやると,その子が藁打槌や石だったりする。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
旧暦の1月15日の夜には便所にウブメが出るので、みな便所に行かなかった。ウブメ罪なく殺された女の人が化けて出たもの。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
便所を汚くしているとウブメが出る。
類似事例

ウブメ
1979年
産婦が死後化けたものであるため、胸に両乳がある。人の子を好んで取り、その子を自分の子として養う。子供のいる家では夜、子供の衣物を外に出しておいてはいけない。この鳥は夜に飛んでそれに血をしたたらせてしるしをつける。するとその子はてんかんなどを病む。荊州に多くいて、鬼鳥とも言う。
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ウブメ
1987年 山形県
北向きに作った便所にはウブメが出るといい、便所は北向きには作らない。ウブメは子どもを背負った女の妖怪。
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ウブメ
1979年
孕婦と書いてウブメと訓じている。産婦を意味する。
類似事例

ウブメ
1987年 山形県
お産で死んだ人がいる家には、旧暦の1月15日にウブメが出る。
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エギリドリ
1931年 沖縄県
エギリドリは夜行性の鳥である。この鳥が通ったところでは疫病が流行ったといわれている。
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ヒトダマ
1974年 大分県
「人魂」という名の鳥がおり、この鳥が鳴くと人が死ぬという。鳥の正体は定かではない。
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ウブメ
1987年 山形県
旧暦の1月15日の夜には東向きの便所にウブメが出る。
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ウブメ
1959年 大分県
夜道を歩いているとチッチッチッと鳴いてついて来るものがある。これをウブメというが、正体は不明である。
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ウブメ
2000年
お産で亡くなった女がうぶめになる。腰から下は血に染まっている。
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ウブメ
1986年 大分県
ウブメから「草履の鼻緒が切れるまでこの子を抱いてくれ」と頼まれたら,鎌で草履の鼻緒を切るのがよい。
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ウブメ
1987年 山形県
年越しの日の夜中の12時過ぎには便所にウブメが出る。
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(ゾクシン),トリ
1998年 静岡県
鳥を見ると親が早く死ぬため、鳥がいるときは親指を隠す。
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