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検索対象事例

ミズガミ,カッパ,カイブツ
1953年 鳥取県
因幡では六月十五日に釜焼を食べれば河童の被害を受けないという。伯耆では十二月一日に牡丹餅を作って膝塗りすると元気になるうえ、川の水の多いときも河童や川の怪物の被害が無いという。

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カッパ
1982年 群馬県
12月1日の川浸りの日に川に餅を投げれば、河童に襲われなくなる。
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カッパガミサン
1956年 宮城県
6月15日の河童祭の日には、八雲神社・磯良神社・牛頭天王神社などで水祭を行う。神前や川・堀に住む河童に胡瓜を供えた後でなければ胡瓜を食べないという。子供らは河童神社から守札を請けてから水浴びする慣習であった。磯良神社の河童膏薬は手足の捻挫に効果があるという。
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オカッパサマ,(ゾクシン)
1960年 宮城県
子供が河童に取られぬように、6月15日にお河童様にキュウリを供える。腰から下の病も治してくれる。
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カッパ
1973年 富山県
12月1日を川渡りの朔日、川浸りの朔日という。餅を川に投げたり食べたりすると水難をまぬがれ、河童にとられることもないという。
類似事例

モチ,ヒ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に川や池畔で、トンドと称して門松や注連飾り等の正月飾りや古い神符を焼き、その火で焼いた餅を食べると一年中病気をしない。
類似事例

カッパ
1973年 富山県
12月2日を川渡りの朔日、川浸りの朔日という。餅を川に投げたり食べたりすると水難をまぬがれ、河童にとられることもないという。
類似事例

モチ,(ヒ)
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に川や池畔で、トンドと称して注連飾りや古い神符などを焼き、その火で焼いた餅を食べると一年中病気をしない。
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カッパ
1975年 熊本県
河童は荒神とお仏飯を恐れる。水にはいる時に釜の尻の煤を顔に塗っておくと河童に取られぬというのは荒神を恐れての事だろう。
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カッパ,ガワッパ
1913年 熊本県
夏になると渋江家で水難除けのお札を出す。それを小さい竹の筒などに入れて身につけたり、仏壇に供えた飯を食べたりすると、河童が寄り付かないという。また、渋江家では人に害をなさないように、夏のある夜に桶に素麺を盛って河童に御馳走する。
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カッパ
1964年 福島県
12月1日はカッパレ、カッパリヤの朔日という。仕事を休みにしてぼた餅を川に流す。川の好きな子どもがこの日、友達の河童にぼた餅をやった。あとで河童がいうには、河童の親が病気で、子供の生肝を食わせれば治るというので肝を狙っていたが、ぼた餅をもらったので殺せなかった。ぼた餅を食わせたら治ってしまった。だからこの日にぼた餅を食わないと川を越せない、河童に引かれるという。
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モチ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に「トンドヤキ」と称して、神に祀った餅を食べると夏に病気をしない。
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モチ,ヒ
2000年 香川県
正月15日前後の小正月に、ドンドと称して注連飾りや門松・古い神符を、池の付近で焼く。この火で焼いた餅を食べると、一年中病気にかからない。
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ヘビ,カアパ
1967年 茨城県
昔、川には悪い蛇が居た。子供が命を取られた。六部に祈祷してもらうと、12月朔日に餅をついて子供に持たせて川に投げ込ませれば、子供は大丈夫だと言われた。それから子供が命を落とすことはなくなった。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
どんどさんは1月14日に行う。4日に下ろした正月飾りを集めて焼くが、この火で餅を焼いて食べると、夏病をしないといわれている。また、その煙に当たると風邪を引かないといわれている。
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ジゾウサン,ネツビョウ,ジビョウ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
水難除けの地蔵が河ヶ平にあり、もし子供が水死したときにはその子を遊ばせてくれるという。また、熱病の時には自分の年の数ほどの川石と三角形の握り飯を供えると治るといわれている。耳病の時には土器に穴をあけて糸を通したものか、竹皮の草履2足か、紅白の前垂れかけを供えるといいという。
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モチ,(ヒ)
2000年 香川県
正月15日前後の小正月の早朝に、村境や川原・浜・山辺で、トウドバヤシと称して注連飾りや門松などの正月飾りを焼き、この火で焼いた餅を食べると病気にならない。
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カッパ
1957年 宮崎県
5月5日につののぼうをつくって食べないと河童に引かれるという。これは昔ある人が河童に会って相撲をとろうと誘われた時、家に帰ってつののぼうを食べなければならない、といって断った為、河童に引かれずに済んだ事によっている。
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モチ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の早朝に、門松や注連などの正月飾りを海岸や川原など燃やす。その火で焼いた餅を食べると、達者になり、若返り、夏に病気をしない。
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(ゾクシン)
1979年 徳島県
年中行事に関する俗信。正月15日のサギッチョあるいはとんと焼くと呼ばれているものの火で身体をあぶると、夏やせをしないといわれている。盆の15日に川に行くと、ガキ仏に足を引っ張られるといい、子供たちは水遊びにいかない。12月20日は山の神様が植えた木を数える日で、1月20日は山の神が木を植える日なので、木を切れないという、など。
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(ゾクシン)
1980年 広島県
年中行事に関する俗信。1月14日か15日の晩にトンドをするが、そのトンドの火で餅を焼いて食べると、その年は病気にならないといわれている。焦げれば焦げるほど良いともいう。二十日正月には山へ行くものではない。山に入って白ウサギを見ると、病気になるという、など。
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