ヤ,(ゾクシン) 1967年 広島県 弓祈祷は女人禁制の祭である。女性は祭の数日前から当日の午後まで境内にはいる事を許されないという。もし入ると、祭の日に矢が当たって死ぬといわれている。
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チノイミ 1964年 福島県 女の月経をはちべいという。狩人は血の忌みをきらうため、その間夫は狩りに出ない。狩りに出る男は月経中の女に手をふれない。女ははちべいのある間は神参りをしない。
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(ゾクシン) 1938年 新潟県 漁に出る道で、漁師が蛇に会うと不漁だといって忌むという。このときは蛇に唾液をかけて三歩後ずさりしてから改めて前進するといい。漁具を女性が跨ぐことを忌み、やむをえない場合は跨がずに踏むという。漁に出る道で、女性に会うと豊漁だという。
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ヤマノカミ 1978年 山梨県 1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、あたるといけないと言って山仕事はしない。
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ヤクビョウガミ,ウンカノカミ,オニ 1930年 全国各地 春の祭りでは、弓を射ることが慣例となっている神社が数多くある。疫病神やウンカの神などの鬼に対して、これが充分な人間への警告であり、また威嚇であるからこそ、今でも古来からの弓の術を示してきた。
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(ゾクシン) 1964年 福島県 狩りでは、7日がえり、7人かり場などは忌む。
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(ゾクシン) 1975年 愛媛県 籾まきをした日に女性が髪をすくことを禁じているという。髪をすくと、「籾がはう」といって忌むという。
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マタギノキンキ 1956年 宮城県 猟師の妻が出産する時は山の神様が女神で穢れを嫌うといわれており、二十七夜位猟を休む、あるいは赤不浄でケガレだといわれているので、お七夜まで休む。不成就日に猟をすると獲物がない。大勢の者に半月以上も不猟が続いた時、山中で自殺者の死体が見つかりそれ以降不思議と当りが続いた、など。
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ヤマノカミ 1978年 山梨県 1月17日と8月17日は、山の神様が山で弓を引く日であり、当たると怪我をすると言って山仕事はしない。
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(ユミマツリノモクテキ),(ゾクシン) 1967年 愛媛県 愛媛の弓祭の目的は五穀豊穣と悪魔退散であるという。的中しないのを不吉の兆候といい、後宴の食事を食べ残すと不作になるといわれている。
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ヤマノカミ 1989年 山梨県 17日には山の神が弓を引くから、山へ入ってはいけない。
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(ゾクシン) 1982年 新潟県 社で穢れるようなことを話したり、魚を食べたり、意図的に女性が近づいたり裸になって踊ったりして、龍神の社を汚して龍神を怒らせて雨を降らす。
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カナヤゴサン 1947年 島根県 金屋子さんは女の神で、人間の女を嫌う。月の穢のある間、1週間鑪には出ない。出産の際は、男子なら3日、女子なら7日間鑪を休むという。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 山の神の日に山へ行かないという俗信。旧2月9日は山の神の日でこの日は山の神が弓を射るから、神かくしにあうから、山へ行くなという。
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カラサデババ 1953年 島根県 悪いものが入らないように家中を閉めきることがある。カラサデの晩には便所に行かない。便所に行くと尻を撫でられる。また、この晩には神と会うから、外で唾を捨てると口が痛くなったりする。
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(ゾクシン) 1938年 栃木県 お月見は旧暦8月15日と旧暦9月13日に行う。十五夜を自宅で祝い十三夜を他所で祝ったり、逆に十五夜を他所で祝って十三夜を自宅で祝う「片月見」を忌むという。
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ヤマノカミ 1982年 新潟県 山の神の祭りの日には、山で髪をすくきれいな女をみたといい、山中で髪をとかすことを禁じている。
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ツバ,キツネノヨメイリ 1935年 愛知県 三河では狐の嫁入りを見るのに井戸へ唾を吐いて、その後に指を組み合わせてその穴から覗くという。
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カナヤゴサン 1947年 島根県 金屋子さんは女の神で、人間の女が大嫌いなので、絶対に女を鑪に入れない。たとえそれが間違ってでも、女を入れると穴がつまると言われている。出産があったときには、女子ならば3日、男子ならば5日の間鑪を休むという。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 忌にさされないようにするための俗信。忌の日には、忌にさされないために必ず香煎を食べる、晩には便所に行かない、仕事をしない、など。
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