シチニンミサキ 1965年 高知県 海に行くと七人ミサキに憑かれることがある。海で死んだらあとを誘う。七人とると最初の死人は仏になれるという。拝んでくれる人に頼んで、落してもらう。
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シチニンミサキ,シチニンヅカ 1935年 高知県 七人ミサキは、7人の人をひきずりこまないと成仏できない。
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シチニンミサキ 1985年 愛媛県 水死人を見たら、七人ミサキといって、七人取りあげなければならない。見捨てると祟られ、よくないことが起こる。
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シチニンミサキ 1983年 岡山県 七人ミサキは、7人取り殺さないと古参の者が成仏できないために、いつも新たな仲間を狙っているのだという。
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シチニンミサキ 1938年 高知県 七人ミサキはいつも7人で組んでいる。人を引くごとに、一番古いミサキから仏になるのだといわれている。
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シチニンミサキ 1967年 愛媛県 水死人は七人ミサキという。七人取らなければ(殺さなければ)性根が残る。水死人が出たところで、水死した月にまた水死人が出ることが多い。七人ミサキの仕業である。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 七人ミサキは、1人とる毎に順に仏になる。
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シチニンミサキ 1983年 愛媛県 水死人を見たら七人ミサキといって取り上げなければならない。見捨てると祟りがおこる。
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ミサキ,イキアイ 1985年 愛媛県 海難事故等で死んだ人の霊をミサキと言い、人を一人殺すと成仏するといって恐れられた。ミサキに行きあって災いを受けるのをイキアイと呼び恐れた。ミサキには天ミサキ、海ミサキ、七人ミサキがある。
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シチニンミサキ 1957年 愛媛県 僧都の山出では、七人ミサキは、非業の死に方をした人が、6人か7人をとり殺せば仏になるというので、人を殺すのだという。
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シチニンミサキ 1978年 高知県 水死人の怪異としては七人ミサキというのも知られているが、よくこれについて知られているのは、海辺の特定の場所に伝承されていることが多い。これに憑かれると舟が動かなくなり、また七人の友が誘い込まれたりなどするのだという。
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ヒノタマ,シチニンミサキ 1965年 高知県 七人みさきは海で遭難した7人の霊が無縁仏となって浮遊しているもの。沖で火の玉を見せたり、敷けでもないのに山鳴りや山崩れの音を出したりする。それを見ると病になるので、信仰者に拝んで貰う。信仰者は茶を欲しがり、湯飲みで七杯飲むと病人の体を離れて出て行く。死んだ人の家で茶を出してくれないので、うかばれないのだという。
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ミサキ 1965年 高知県 同じ場所で何人も死んだり、仏になれずに迷っている死者が固まっていたりしているときなどを、「ミサキがびっくりして漁ができない」という。
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ミサキ 1975年 愛媛県 ミサキとは、死んだ人が行くべき先へ行くことができない者のことである。自分の代わりになる人が来ると行くことができるので、人を引き込む。
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シチニンミサキ 1985年 愛媛県 昔、長者の一家が何者かに殺されてから奇怪なことが起ったので、坊さんに頼み川の中にある大きな石に七人の霊を封じ込めた。毎年の盆の施餓鬼では、この七人ミサキに念仏をあげたあとで新仏に念仏をあげるが、この念仏を止めようとするとタタリがあるという。
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ユウレイ 1988年 長野県 成仏できない者が幽霊となって出てくるのだが、その姿は一定ではなく、また出る場所も決まってはいない。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 部落の川に入ったりして七人みさきに憑かれることがある。昔、川で死んで祀るものがない亡霊が取り憑くものだと言っている。
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シチニンミサキ 1943年 高知県 七人みさきは川や道で不時に死んで弔うものがいない亡霊がさ迷っているうちに、同じような亡霊が集まって一つになったものである。正面から行き逢うと死ぬ。取り憑かれると高熱を出す。祈祷して払わないと家族の者が3人死ぬとも言われる。
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フウライミサキ 1996年 香川県 水死した迷い仏や身元が不明の魂をフウライミサキやミサキという。フウライミサキは誰にでもとりつきやすく、とりつかれると体がゾクゾクして寒くなり、拝み屋さんに拝んでもらわないと元通りにならない。
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ガキボトケ,ミサキ 1963年 岡山県 ガキ仏は炭坑や穴などの不憫な場所で死んだ霊で、ミサキは川にはまるなど不憫に感じる死に方をした霊。
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