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検索対象事例

タマガイ
1970年 沖縄県
屋根の上にタマガイ(火玉)が上がった家は、不吉とされ死人が出るといわれた。それでタマガイを寄せ付けないためにヨーカビーといって8月9日、10日に門口とおのおの四隅の角にシバをさす習慣がある。

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タマガイ
1970年 沖縄県
ヨウカビーには山の上に登って火の玉(タマガイ)が上がるかどうかを見た。火の玉があがった時は、あがった所の家に不幸が起こるとして、神人に申し入れ、魔よけのウガンをかけてもらった。ウガン日は10日から15日である。現在は行なわれていない。
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ヨーカビー
1970年 沖縄県
8月9・10・11日の間、ヨーカビーアシビをする。夜中日が沈んでから東側の人は慰霊塔の近くのガヤモーに、西側の人はヒラマーチュー(平松)のほうに登り、部落にタマガイが上がるのを見届ける。もしタマガイが上がるのを見ると、上がった家では線香を持った人が屋根に登りガヤモーに登っている人に合図をする。ガヤモーにいる人はそれを見て昨夜の方向と同じであるか確かめる。同じであれば必ず死人が出るといわれるのでユタの家に行く。
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ヨウカビ,ヨウカビ,サンガイビ,ヒダマ
1998年 沖縄県
火玉は年中出没するが、旧暦8月10日前後に出る火玉をヨーカ火という。戦前までは多くの村落で見ることができた。火玉の出た屋敷からは死、もしくは何らかの不幸がある。出生などの吉の前兆と見る村もある。
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タマガイ
1963年 沖縄県
タマガイは赤い球形をしていて、それが出た家には不幸が起こると言われている。8月9日から15日にかけてよく見られ、その間は、屋敷内の木の上に小屋を作り、見張りをする。タマガイが出た家には禍が起こるので、ノロが火の神に祈願する
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オニババ
1957年 宮崎県
5月5日に菖蒲とヨモギを結んで屋根に投げ上げる風習は、昔、鬼婆に追いかけられた人が逃げ込んだ家の屋根に菖蒲とヨモギがのっていたので、そのままでは見つかると思い他の家の屋根にも同じ様に上げたのがはじまり。
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タマガイ
1998年 沖縄県
タマガイ(人玉)は火の玉である。病人のいるところや、近く死者のでる家のほうへ飛んでいって落ちるという。その日か2~3日以内に死者が出るのが一般的である。オレンジ色で直径10センチ程度のものからバーキ位のおおきさまである。円柱状のものもある。
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アクマ,ヒダマ,ヒトダマ
1969年 沖縄県
8月10日はカシチーで、悪魔が来ないように家の四隅にススキで作ったサンを立てる。その日は悪魔が出るので原山は歩くなという。丘の上に上って火だまを見ようとしたが見えなかった。火だまの見えた家ではその年に不幸なことが起こるといわれている。
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ハチタロウノカミサマ
1983年 岩手県
5月の節供の晩には家の入り口にショウブとヨモギを3本ずつ挿すしておかないと、八太郎の神様が来てそこを海にしてしまうという。
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ヤクガミサマ
1963年 福島県
2月7日の晩にはメカゴを竹につけて屋根の上にかかげたり、門口においたりする。また、木戸口では藁殻でにんにくをいぶす。2月8日は厄神さまが天から降りてくる日でこれらで家に入れないようにする。
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テング
1972年 富山県
建て前の時、囲炉裏となる箇所の上に火カギの模型をつけ、天狗が嫌う味噌と干鱈を包んだ藁苞を提げる。天狗が家に入るのを防ぐために行う。
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コトサマ,ヤクシン
1982年 新潟県
2月9日をコトマツリといって、朝早く主人が家の入口にまく灰を福灰とよぶ。これを目当てにコトサマが厄神除けや屋敷どりのためにおりてくるといわれている。
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オニ
1983年 岩手県
5月の節供の晩には鬼が娘をさらいに来るので、入り口や屋根にショウブとヨモギを挿す。ショウブは昔刀だったから、鬼が触ると斬れる。ヨモギの臭いは鬼が近づけない。
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タマガイ
1995年 沖縄県
タマガイ(火玉)を見るのはたそがれどきが多い。戦後間もない頃、未明に洗面をしていると浴衣姿の若い女性が目の前に現れてスッと消えたという話がある。妖怪の出現するのは夕方から午前0時かあたりまでで、鳩が鳴き始めると人間を恐れて帰っていくという。
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ブナガヤビ,タマガイ
1985年 沖縄県
シバサシの行事の夜にはブナガヤ火が現れる。また、死人の出る家はタマガイが出たり、板を投げたりする木の音や人の泣き声・茶碗を割る音・盥の音などがするという。
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ブナガ,キノセイ
1989年 沖縄県
ブナガが毎晩家を訪れ、材木を運んだり家の手伝いをしてくれる。しかしそのような交際が嫌になった家の人が、この世で一番嫌いな蛸を投げつけると二度と訪れなくなった。それ以降毎年8月は蛸を飾りお祓いをするという。
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(ゾクシン)
2003年 沖縄県
謝名城に伝わる俗信。死者が出た家は、四十九日後にヒンプンの近くでヤクバレー(厄払い)の祈願をするという。一年以内に死者が出た家では、ウマチーの前後に家族全員一斉に浜下りして厄払いをするという。また、野鳥が屋内に入ったときも厄払いをするという。地震が来たら、「チカチカ」あるいは「トーチカ、トーチカ」と唱えるという。雷が鳴ったら、「クワーギヌサードー、ダラギヌサードー」と唱えて桑の木の下に隠れるという、など。
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(シュッサンノヨチョウ),ヒノタマ,タマガイ
1933年 沖縄県
子の産まれる前には、タマガイといい、火の玉が上る。(今歸仁)
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ヒノタマ,(ゾクシン)
1989年 長野県
屋根から火の玉が飛ぶと、死者が出るといわれている。
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ヨーガァ・ピ
1931年 沖縄県
旧暦8月8日、糸満でヨーガァー・ピという行事が行われる。軒、門柱にすすきと桑の枝を差して祝する。夜は高い場所から海上の怪火に注意すると言われている。なお、この行事は八重山では行わない。
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テング
1973年 富山県
タチマイ(上棟式)の日にはヤマカギをつるしておく。これは家移りの日までつるしておかないと天狗が入って住む。
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