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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(マジナイ)
1957年 山梨県
下駄を畳の上で履いて土間へ降りると縁起が悪いが、つばをつければよい。

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マモノ(ゾクシン)
1970年 岡山県
着物や下駄などの新調の物を下すときには「酒にあえ、餅にあえ」と唱える。大晦日の晩は一切の履物を戸外に出してはならない。外に出しておくと魔物が印をつけると言う。
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ゲタ,キモノ(フクショクニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
下駄の歯に石が挟まると吉。また下駄などの鼻緒が切れたり、外出時に着物がほころびると凶だという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
下駄の裏につばをつけると歯が取れない。
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テング
1937年 香川県
天狗をまつった祠に奉納した下駄にまつわる話。奉納した夜、天狗が山を履き歩き、翌日下駄には泥土と天狗の足跡がついている。
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フナダマサマ
1978年 広島県
船の者は船の上では下駄をはいてはいけない。履くと船玉さまがたたる。
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(ゾクシン)
1975年 愛媛県
土用入りは天気が悪いという。土用3日に雨が降らなかったら、豊作だという。大豆が豊作の年は、米も豊作だという。枇杷がよくなる年は、麦がよいという。もち苗を苗代田へ植えると、不幸の餅になるという。つばめが長く巣をたらすと、秋がよいという。梅の花が下向きに咲くと年は、雨が多いという。竹に実がなると、旱魃だという、など。予兆に関する俗信。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
下駄を投げて表が出れば晴、裏なら曇り。
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キツネ
1935年 千葉県
狐につかまれないために、下駄や草履は午後おろさぬ。
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キツネ(ゾクシン)
1932年 愛知県
下駄と草履を片方ずつ履くと狐に化かされる。また、3月・5月・9月の節句に菊を浸した酒を飲めば狐に化かされないという俗信。
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ヒトツメコゾウ
1952年 神奈川県
2月8日は一ツ目小僧が来るので、竹の先にザルをかけて庭に立て、下駄を置く。その下駄に一つ目小僧は印を押していく。
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テング
1980年 和歌山県
立岩にさし歯の下駄をはいていくと、天狗が道のはたに出て来て人を通さないという。
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タヌキ(ゾクシン)
1972年 兵庫県
新しい下駄は朝のうちにおろさないといけない。夜におろすと狸がつく。
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ソデモギジゾウ
1932年 兵庫県
この地蔵の前でつまずいて倒れると着物の袖をもぎ取って納めて帰らなければ良くないことが起こると言われていた。
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オタナギサマ
1940年 愛知県
厄をはらう場所としてオタナギ様を作り、厄年の男達がこれをかついで海に流して厄を払うが、オタナギ様を持たないと厄が払えず、もみ合って下敷きになればかえって災いをなすという。また、風の都合でオタナギ様が家の下に流れ着くと不幸があるといわれている。
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テング
1991年 香川県
天狗が飛んでいる時に下駄を谷に落としてウブの岩に当たり2つに割れてしまったという。また、竜王を祀って雨乞いの祭りをすると白雲がかかりその雲を伝って天狗がやって来て、松の木に天狗が腰掛けると雨が降るという。
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ツブラ
1942年 石川県
ツブラ(つぐら。藁を編んでつくった入れ物)を1日で編み上げると、子に祟るという。また、よそから借りてくるときも、小石を1つ入れないと、子に祟るという。
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シノヨチョウ
1946年
下宿屋に帰る途中で靴の紐が切れ、縁起でもないと思っていたら、乗った自動車が田んぼに落ちた。下宿屋に帰ると誰かが死んで大騒ぎしていた。
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キツネ
1935年 千葉県
狐につかまれないために、下駄の裏に唾を吐く。
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(ゾクシン)
1986年 愛媛県
縁起に関する俗信。蝶が飛んできて仏壇の火を消したから、からす鳴きが悪い、灯明の火がぼやっとしているから縁起が悪いといった。
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テング
1958年 香川県
三角の山から向かいの山まで、谷を飛んで渡っていた天狗が下駄を落としてしまった。下駄は谷川のウブ石にあたり、ウブ石は二つに割れてしまった。
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