ガタロ 1915年 和歌山県 住吉様の日に、水浴びをしに行くと、河太郎に尻を抜かれる。
類似事例 |
|
ガタロウ 1972年 奈良県 河太郎が出て、河へ入ったものの尻を抜く。
類似事例 |
|
ギオンサンノヒ,ガタロ,カッパ,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 祗園さんの日または住吉様の日に水を浴びに行くと、河太郎に尻を抜かれるという。
類似事例 |
|
カッパ,(ゾクシン) 1972年 長崎県 6月15日は祇園祭りの日である。この日川に行くと、カッパにジゴ(尻)を抜かれるという。
類似事例 |
|
ガタロ 1939年 和歌山県 1人で水浴びに行くと、ガタロに尻を吸われるといわれている。
類似事例 |
|
カワタロウ 1991年 滋賀県 河太郎渕では河童が大きな泡を浮かせる。その時に渕に行くと、河太郎はだっこ(尻)が好きなのでそれを抜かれる。川に流れた人を上げると、だっこの穴が開いている。これは河太郎にだっこをとられた跡だ。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 長野県 川へ水浴びに行くと、かっぱにシリノコを抜かれるという。
類似事例 |
|
ギオンサン 1991年 高知県 室津家では旧6月14、5日の祇園さんの日にウリを食べた。祇園さんがウリに流されたという言い伝えのためである。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 長野県 川で水浴びをすると、かっぱにシリノコを抜かれるので、してはいけないという。
類似事例 |
|
ガワッポウ 1925年 大分県 ガワッポウに尻を抜かれて死んだ者は、溺死というかたちで、尻の穴が抜かれている。
類似事例 |
|
カワタロウ 1986年 京都府 馬を川につけていたら、河太郎が馬を水の中に引っ張り込もうとした。河太郎を陸に引きずり上げると、二度としないことを約束させて逃がした。その翌朝から毎日、門の所に川魚が数匹置いてあった。河太郎が気の毒になってある日コボセの木の枝に魚を刺して門に置いておいたら来なくなった。河太郎はコボセの臭気を嫌う。
類似事例 |
|
カッパ 1990年 長野県 深い淵で水浴びをすると、かっぱにシリノコを抜かれると言われた。
類似事例 |
|
ノシ,(カッパ) 1972年 岐阜県 7月15日の祇園や八朔に水浴びをすると、ノシが引いていって、腹の肝を取って食うといわれている。
類似事例 |
|
カワランベ 1981年 長野県 盆の16日に水浴びすると、カワランベにシンノコを抜かれる。
類似事例 |
|
カーランベ,カッパ,(ゾクシン) 1988年 長野県 七夕の日は、子供たちは川で水浴びをしてはいけない。水浴びをすると、カーランベ(河童)に引き込まれるという。
類似事例 |
|
トチ 1959年 愛知県 愛知県東加茂郡下山村では、6月15日の祇園の時に水を泳ぐとトチに尻を抜かれるという。
類似事例 |
|
ガタロウ 1980年 和歌山県 お盆に川へ行くと、ガタロウに尻を抜かれる。
類似事例 |
|
ギオンサンノヒ,キュウリ,(ゾクシン) 1975年 愛媛県 旧6月15日は祇園さんの日といって、仕事を休む。この日はきゅうりを食べてはいけない。また、きゅうりは祇園さんの紋なので、輪切りや、紋を切るような縦切りをしてはいけないという。
類似事例 |
|
ガランボ 1985年 和歌山県 胡瓜を食べて川に行くとガランボに尻を抜かれるといった。
類似事例 |
|
ガメ,カメ,タガメ,ゲンゴロウ 1977年 富山県 ガメは深い水底に住み、水浴びをする子供の尻の肛を抜く。胡瓜を食べて川に入るとガメが肛門を抜く。
類似事例 |
|
ガタロウ 1999年 滋賀県 昔、大戸川に多くの河太郎(がたろう)がいて、時折陸上に出て子供を捕え、水中で血を吸って溺死させた。また祇園祭当日に大戸川で水泳すると河太郎のたたりで水死するとも伝えられた。田上牧庄各村はその厄を祓うために荒戸山中に小祠を建て、これを「河太郎さん」と称して祭祀した。
類似事例 |
|