キツネ 2003年 山梨県 十郎という人に化けたキツネがいたずらを繰り返していたが、村人は祠を建て、祀ったら、いたずらをするのを止めたといわれる。
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ゴゼンサマ 1922年 岩手県 御前様の前で拍手を3度打たないと起き上がることができなくなる。高さ2尺ほどの石の小祠である。
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ナカヤマノタニ 1979年 三重県 ある家で祀っている山裾の祠をナカヤマノタニという。その家に祟ったので、祭ったという。
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ドロクジン,ドウソジン 1940年 岩手県 高さ50センチメートル、周囲80センチメートルほどの男根様の石が道祖神の宮の後ろにあり、これが御本体だが、10年ほど前に五・六年間行方不明になっていた。ある時、ある婦人が急に熱病にかかり、掘り出してくれと騒ぐのでノリキに拝んでもらったところ、衣川に道祖神があるのでそれを元のところに戻さないと大変なことになるという。道祖神を見つけて納めたところ、病人も治ったという。
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ジュソ 1978年 東京都 甲府中納言殿が桜田御殿におられた時、御所労があってついには御気もそぞろとなった。そこで本郷辺りの義孝という験者を呼び寄せ祈祷させたところ、験者は御寝所の下に怪しい物があるという。そこを掘ると石櫃があり、中に人形が入っていた。丹精を凝らし祈祷をすると中納言殿は回復した。
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(ツキモノ) 1989年 長野県 憑き物を離すために、本人を据えてアゲを供え、祈とうしてもらったという。
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キラキラヒカルモノ,ユメマクラニタツ 1989年 山梨県 タカギシゲンザエモンという人が、猟をしにいき、池太神の池の周りを歩いていたら、水面にキラキラ光るものが見えた。「魔物じゃあうち殺す、神ならこの矢にけってとまれ」というと止まった。家に帰って寝たが、屋鳴りがして怖い。夢枕に立ったので、東山の大家のロクベエさんとキタナカムラの人と有志の衆の3人でヨーゴー岩という大きな石の上に置いて祀ってきた。そしたら夢枕に立って、「俺はまだ8町行ったところだ」というので、行ってみると大きなお池があったのでそこに祀った。
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ナガモノ,ジジ,バア 1968年 奈良県 大きな岩穴に鉈を落としてしまった。中に入ったら爺さんと婆さんがいて、3日いただけなのに帰ってきたら3ヶ月たっていた。なお、岩穴の主はナガモノだという。
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(ゾクシン) 1985年 福岡県 丑三つ時にワラ人形を作って祈り殺すというまじないがあった。その場所は観音様の境内にあるナギの木である。釘でヒトガタを打った跡が今でも残っている。
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キツネ,サワリモノ 1938年 鳥取県 「狐ツキ」「サワリモノ」などがあり、祈祷師を依頼し、祈祷を行うものがいる。だんだん少なくなっているが、今も絶滅していない。
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カイセキ,レイセキ 1995年 滋賀県 今から数百年前、神社のご神体として祀られる1丈5尺の大怪石が、夜のうちに川から現れ、夜毎光を発する。
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ザシキボッコ 2000年 岩手県 脇座敷にはザシキボッコという神様が住んでいて、決して人に姿を見せないという。ザシキボッコは小さい子供で、絣の着物を着て、誰かの姿を借りて子供たちに混じって遊んでいることもあるという。
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ウジガミノタタリ 1970年 福島県 A家では昔、家人が病気になったのでワカ様に拝んでもらうと、前にそこに住んでいたウジガミの祟りだといわれたので、祠を作って祀ったところ、病気が治った。
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ハクジャ 1991年 長野県 蛇が池の白蛇は水神様だと信じており、白蛇のお宮として祠が建てられている。雨乞いの為にこの祠で祭事をすると雨が降る。祠付近には白蛇がいて、見かけた人によると、白くて1mほどだったという。
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マッシロナイヌ 1992年 奈良県 7時半ごろ、きれいな真白い犬が現れることが毎晩続いた。拝んでもらったら、祀り込めたらよいと言うので、祀り込めてもらった。すると、それから出なくなった。それで、いまだにお稲荷さんを祀っている。
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(ツキモノ) 1989年 長野県 憑き物に憑かれた人は放心状態になり、遠くのことも当てた。アブラアゲを好んだ。憑かれると祈とう師を頼み、二夜三日祈とうを続けてもらうという。
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サクガミサン,ショウカチイシ 1980年 新潟県 この神さまをサクガミサンと言っている人もある。ご神体は石で、月と太夫の形をしているが、ショウカチ石とよばれ、腰をかけるとショウカチになると言われている。また、この石にお参りするとなおるとも言われた。
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スイジン,ナガモノ,ウナギ 1959年 鹿児島県 水神はナガモノ(鰻)が嫌いである。水神を信仰する人は、食べると病気になると言って祟りを怖れ、絶対にこれを口にしない。
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イナリサマ,キツネ 2001年 青森県 某家では、家人の夢の中で稲荷様が「祠を建てて祀ってくれ」と言い、また家の裏山でキツネがコンコンと夜ごと鳴いた為、祠を建てて祀った。
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オコンコンサマ,キツネ,(キトウシ) 1988年 長野県 祈とう師をオコンコサマ、あるいは天理様という。祈とう師は、三本箸を立ててオコンコンサマ(狐)を呼んだりしたという。
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