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検索対象事例

リュウノホネ
1970年 大阪府
宝池庵という寺の寺宝として竜の骨を蔵している。生物学者の話では、実は鯨の骨だという。

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リュウノツノ
1970年 岡山県
新養寺に竜の骨というものがあった。根にはイボのようなものがあったという。
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リュウノアタマノホネ
1970年 大阪府
藤井寺には竜の頭の骨がある。この寺が以前大阪市内にあったとき、安政年間に何人かが寄付したという。この骨を外に出すと雨が降ると信じられていた。実は日本鹿の頭蓋骨である。
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リュウコツ
1970年 東京都
竜骨は薬品としても用いられていた。近世、伊豆三宅島に竜骨があり、これを欠きとっては売っていた。けれども、この骨を採ると嵐になるというので、採取が禁じられた。この骨は、神々に退治された悪竜の骨であるという。
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リュウノオ
1970年 大阪府
竜尾寺には竜の尾が寺宝として秘蔵されている。天平年間、旱魃に苦しんでいる人民を行基菩薩が憐れみ、雨を祈った。するとたちまちに大雨が降り、竜の尾が落ちてきた。これを祀ったのが竜尾寺であるという。
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リュウノホネ
1970年 滋賀県
文化元年の冬、近江国で農夫が竜の骨を掘り出した。そこで、その地に伏竜という祠を建てたという。
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リュウコツ
1970年 群馬県
赤城山上の常光寺の宝物に竜骨がある。赤城神社の水を受けて来て、盥に竜骨を入れ、水をかけると雨が降るという。
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リュウノシタ
1970年 岡山県
禅光寺の安住院に竜の舌がある。実は鮫の鼻であるという。これを竜王堂の古池の水で洗うと雨が降るという。
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ダイジャ
1970年 静岡県
蛇骨山大蛇院という寺があった。親を殺された子によって退治された大蛇の骨を葬った寺として伝えられている。
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リュウノウロコ
1970年 和歌山県
雨乞いをする雨の森というところに竜の鱗が埋められていると伝えられている。昔、与国寺の僧がここに来て海の中から手に入れたもので、3枚あるという。
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リュウコツ
1970年 岐阜県
六所神社の竜骨を、ある旱年に持ち出したら、言い伝え通り大雨になり、ついに洪水になったので、以後封印してしまいこんであるという。
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オニ
1922年 徳島県
昔、鬼が住んでいて人を喰い、財を掠めていたが、法然上人によって改心させられ、仏道に入った。鬼は罪を悔いて死んだので、そこに鬼骨寺を建てた。鬼骨寺では、今でも鬼の牙を秘蔵しているという。
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リュウ
1970年 奈良県
池の竜を武士の姿になった春日明神が射落した。その竜を祀ったのが竜象寺だという。
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ヘビ
1970年 奈良県
竜泉寺の宝物として、大蛇の骨と、大蛇を退治した聖宝尊者の剣があった。昔、雌雄の蛇が岩窟に住み登山者に危害を加えていたので、尊者が経文を唱えながら雄の大蛇を退治し、雌の大蛇を岩窟に閉じ込めた。竜泉寺の縁起として人蛇婚姻の話もある。
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ダイジャノホネ
1970年 東京都
円照寺と豊仙寺には、1匹の大蛇の骨が両寺に分けられて秘蔵されている。この骨に川水を注いで雨乞いをすると効果がある。豊仙寺の骨は井の頭の水を供えるとよいともいう。
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コイ
1932年 大阪府
網島の大長寺に鯉塚というものがある。昔淀川で鱗毎に金色の巴の紋がある大鯉が捕れた。それを葬ったところだと伝えている。
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リュウ
1976年 茨城県
稲田姫を祀る小祠の近くで崖崩れがあったので修復しようとしたら、大きな瓶のようなものが出てきた。鍬に当たって欠けた所を拾ってみると大きな歯骨であった。官の検分をうけたところ、瓶は竜頭であると決定した。由縁はわからないが、稲田姫を祀るのはこの竜を鎮めるためだろうかと、その地で仕官している人が語った。
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リュウジン
1934年 石川県
昔、龍池の畔に一九上人という僧が庵を営んでいた。ある月の美しい夜、1人の乙女が尋ねてきた。乙女は池に住んでいた龍で、余命がないので上人に読経してほしい、してもらえたら末代まで荒磯からこの島を守ると言って消えた。上人は読経し、翌朝、海女を池に潜らせてみると、池の底に龍の頭の骨があった。それ以来、波が島に上がることはなくなった。
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ダイジャ
1970年 山梨県
湾貸淵で竜宮の椀を返さなかったら、女が催促に現れた。その女を斬りつけると、女は大蛇になって足を落として逃げていった。足の骨は清泰寺に保存されており、雨乞いの時はこの骨に水を注ぐという。
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リュウノホネ
1944年 山形県
明治年間に不動堂と瀑の間にあった巨杉に落雷して堂が焼けたとき、杉の焼け跡から白い骨がらのようなものが手桶に2杯出た。木の洞穴に棲んでいた龍の骨であろうと噂された。
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カラステング
1922年 岩手県
中尊寺薬師堂の宝物のなかには、鳥天狗の頭蓋骨がある。
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