オッパショイシ 1938年 徳島県 道端の石が背負ってくれと言う。土地によってはウバリオン・バウロ石などともいう。徳島郊外のオッパショ石は、ある力士がそれなら負ぶされと言って石を負うと徐々に重くなった。それを投げたところ二つに割れてしまい、それ以来この怪異は絶えて、長い間割れた石が残っていたという。
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ミズチ 1978年 蛟は水の害を引き起こす。また、蛟は卵から生まれるが、その卵がある所は夏は草が生えず、冬は雪が積もらない。卵がかえる前には、蝉の鳴声のような音が聞こえる。卵を掘り出して不潔なもので押さえて切り裂けば退治できる。また卵は食べるとおいしい。
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リュウセキ 1976年 新潟県 越後国蒲原郡勝屋村のある百姓が、山で径5、6寸ぐらいの丸い石を拾ったところ、ある日、石が二つに割れて中から煙が立ち昇り、にわかに雷鳴大風雨がおこった。割れた石の中には丸い穴があったという。
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オッパショイシ 1911年 徳島県 村の入り口の近くに名のある力士の墓があるが、いつかから前を通ると「オッパショオッパショ」と墓は喋りだすようになった。そこで、ある強い人がそれなら負ぶされと言って石を負うと徐々に重くなった。それを投げたところ二つに割れてしまい、それ以来この怪異は絶えて、長い間割れた石が残っていたという。
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オバケタマゴ 1984年 長野県 お祭りの時、ある男が木に登って鳥の卵を取ってきた。この卵を食べようとして鍋で煮ていると、次々と増えていく。神様の卵を取って来てしまったことに気づき、急いでお祓いをして神様の怒りを鎮めてもらった。
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〔ミズチ〕 1977年 蛟の卵は土中に生じて、数年を経てかえる。卵が破れると、産まれた蛟は天に昇る。この時には、山崩れや洪水などが起こる。これを防ぐには、まず卵を探す。卵のある場所には草木が生えない。かえる時には、かならず地面が鳴動するので、それをうかがって、卵を掘り出し、割ってしまうと災害は起きないという。これを撲蛟の術という。
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マエシラセ,メシチャワン 1964年 福島県 飯茶碗が二つに割れて、なにかあるぞと心配していると、人が死んだことを知った。
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(アオダイショウノタタリ) 1957年 新潟県 ある家で、青大将が毎日鶏の卵を飲んでしまうので、卵に金釘を入れておいた。青大将はその卵を飲んでしまって、それからは出てこなくなったが、まもなく金釘を卵に仕込んだ人が祟られて、病気になってしまった。長野の戸隠神社にお参りしたら治った。戸隠権現は蛇体だ。
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クイナ 1959年 千葉県 クイナについて、獲ると婦女が病む、卵をとると産が重くなる、卵を食べると口から子が生まれるなどの禁忌が千葉県下に伝えられている。
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ホトトギス,ホトトギス 1980年 ほととぎすは鶯の母鳥が居なくなるのを見計らい、6個ほどある鶯の卵を全部飲み込んで、1つの卵をその巣に産んで飛び去る。ほととぎすの卵は鶯の卵を1つにしたものだという。
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カガミ 1998年 静岡 鏡が割れると、悪い霊が来る。
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(ゾクシン),カガミ,レイ 1998年 静岡県 鏡が割れると、悪い霊が来る。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 新潟県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 宮城県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 鳥取県・香川県・佐賀県・長崎県・熊本県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 岐阜県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 滋賀県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 愛知県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 茨城県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 長野県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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ヤノネイシ,ヤジリイシ,ヒレキジン 1973年 山形県 暴風雨の後に、鏃形の石が降ることがある。
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