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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カマヲモッタババア
1999年 栃木県
兄が暴走族だった頃、あるトンネルを抜けた時に、鎌を持った老婆が現れた。

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ヘビ
1982年 高知県
女が外出する時に鎌を持って行くのは、蛇に狙われているからである。女が山で寝ていたら股の間から蛇の子が出てきた事がある。
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オンナ
2000年 埼玉県
武士が川を越えようとしていたら、手で這って歩く女が現れ、川の向こうの家の門に貼ってある祈祷札を剥がしてくれるように頼まれた。武士が女を背負って川を渡り、札をはがすと、女は家の中に入り女の生首をくわえて出てきた。話を聞いてみると、無実の罪で磔にされて殺されたので、恨みを晴らしたということだった。
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クチサケオンナ
1990年 秋田県
口裂け女。口は耳まで裂けていて、マスクで隠している。髪は長くボサボサで、足が速く鎌を持っている。人に会うとマスクをとって「私きれい」と笑う。鎌で藪を切り分け、山を非常なスピードで駆け巡る。町の山奥に隠れ住んでいる。嫁に行けなくて精神異常になったという。
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ウニ,オニ
1992年 鹿児島県
妹の家に訪ねていった。便所へ行くと言って出て行った妹がいくら待ってもこないので様子を見に行くと、包丁を一生懸命といでいて、まわりに何かの骨があった。全力で逃げると追いかけてくる。裏白の山の中へ隠れて助かったという。
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コヘビ,エンコン
2000年
男のもとに通っていた女が、ある日橋が流されて渡れないので行き倒れの死人を橋代わりにして渡る。それを気味悪がった男は女を遠ざけ、新しい妻との生活を守るため女の命を奪う。すると女の、小蛇と化した怨魂が夫婦を苦しめる。
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アンドン
1956年 宮城県
太郎山の麓にいた二人の兄弟が山に行くと、白髪の老婆が行燈のそばで麻績みをしていた。この老婆を化け物だと思い、何度も鉄砲を撃ったが死なず、弟が家に玉を取りに行って戻ると、兄はすでに食われていた。弟が老婆ではなく行燈を撃つと化け物はいなくなった。狸が化けていたのだという。
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オトロババサマ
1941年 鳥取県
「オトロ婆様」という山好きの老婆がいた。ある年、ふっと山に入ったまま戻らないので青年団が2手に分かれて探しに出た。2つの捜索隊は同時刻に老婆が歩いている幻をそれぞれ目撃し、まもなく片方の捜索隊が、行き倒れのように死んでいる老婆を発見した。
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ユウレイ
1933年 京都府
妹と夫の仲に嫉妬し、自死した先妻が幽霊となって現れ、夫と妹の首を絞めた。
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カマイタチ
1996年 新潟県
薪を取りに行って、途中でひざを切られた女性がいる。鎌鼬の仕業であろう。
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ユウレイ,バアサン
1937年 大阪府
橋の上で牛車の牛が暴れたために、運悪く、梶棒の先が橋の近くで餅屋を営む老婆の腹を直撃した。老婆は悶絶して死んでしまい、その後老婆の幽霊が目撃されるようになった。
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クチサケオンナ
1990年 岩手県
口裂け女。口が耳元まで裂けていて髪が長い。鎌を持っている。白い着物を着ていたかもしれない。「私きれい」と尋ね、気に入らない答えの場合、鎌で切り付ける。足が速いので逃げてもおいつかれる。
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ボウレイ,ヒノタマ
1966年 愛知県
美しい女がいて、殿様が見惚れて連れて行くと言った。その義兄が弓矢で射られて死に、女は殿様の側女となったが、兄を思慕するあまり狂死した。その後、雨の夜毎に火の玉がさまよう亡霊となって人の目に触れた。
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ユウレイ,マヨケ
1991年 愛媛県
猟師が丑三つ時に歩いていたら、向こうから口に櫛をくわえたサバイガミ(長く垂らした髪)の女が来た。幽霊かと思ったら普通の人間だった。離婚して里に帰る途中で、魔除けに櫛をくわえて髪を解いて歩いていたのだった。
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ダイジャ,ウロコ
1992年 新潟県
先妻の子を殺そうとして大蛇となって池に入った女性がいた。この女は池の主となり、池の数を増やしていった。
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ウニガマ
2001年 鹿児島県
塩道にオニガマという場所がある。そこに兄妹が住んでおり,兄は鬼だった。兄が人の骨などを炊いているのを妹が見つけ,逃げ出した。兄が追いかけてきたが鍋に引っかかったので妹は逃げられたという。
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ダイジャ
1976年 京都府
娘は病気で足が動かず、家の前を流れる高野川に飛び込むと大蛇に姿が変わり、花尻橋下流の淵に住んでいたが、殿様が通りかかった時現れて切られた。
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カエルニョウボウ
1955年 新潟県
昔、山で蛇が蛙を呑んでいた。兄ちゃんが蛇を殺して蛙を助けると、蛙は姉さんになって兄ちゃんの嫁になった。
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ジュンレイムスメ,ヘビ
1961年 山梨県
昔、釜無側の下流の浅原村に3人暮らしの親子がいた。ある年の夏に、1人の巡礼娘が雨宿りを乞い、そのまま逗留した。息子の浅吉とその娘は夫婦となるが、2、3年過ぎたある夜、妻が行燈で障子にうつるが、それは人間の女の姿ではなかった。1家は怖くなり、暇をやると、嫁も承諾し、暴風雨の日に釜の蓋を貰い受けて、釜無川の濁流の中に投げ入れ、その上にとび乗り、蛇身と変じて姿を消してしまった。すると俄かに洪水は引いて水害は免れ、その後も水害は起こらなかった。沿岸の人たちは恐れをなしてしばらく釜を使わなかったので釜無川という。
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ヌマノヌシ
1928年 福岡県
昔、姑が嫁の虐待に耐えかねて、嫁を憎んで沼に身を投げて死んだ。その怨霊が嫁を取り殺し、沼の主になって道行く人にまで祟るようになった。
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ジャタイノムスメ
1975年 高知県
姉妹共に蛇体となって入水した。妹が入水の場所を探していると、良い淵を見つけたものの近くに民家があった。その晩、民家に泊まらせてもらったが、見ないようにと頼んでいた寝姿を見られ、元の川に帰っていった。
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