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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

トリゴンゲン
2000年 栃木県
鶏権現は子供の咳の病に霊験があるとされ、風邪の季節になると連日連夜病に苦しむ子の親が御神体を借りにきた。他に咳に苦しむ子がいると御神体を祠に返さずに廻した。しかしどんなに病気が流行っても必ず祭礼の日にはお帰りになり、祭礼がすむとまたお出かけになったという。

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サイノカミ
1941年 新潟県
才ノ神の祠の前に石が積み上げてある。子供が咳の病気になったとき、石を1つ祠の前から借りていき、治ったらお礼として2つにして返すという。
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イタボトケ,セキノカミサマ
1929年 東京都
分梅の氏神社の大門近くに、咳の神様であるイタボトケがある。子供の咳の病には、効験があると言われて、祈願する人も多い。それだけではなくて、他の願い事も叶えてくれると言っている。
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セキババサン
1992年 島根県
田の畦に咳婆さんという自然石が祀られている。咳がついたときに参ると治るといい、盆や正月にも参る。以前、大水が出たとき、水に浸からぬようにと咳婆さまを動かした人が病気になった。恐ろしい婆さまでもあるという。
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セキノカミサマ
2000年 神奈川県
風邪で死んだ旅人の塚があり、咳の神様とされていた。風邪を引いた時はご飯が炊き上がるまでのあいだに拝みに行けば治ると言われていた。
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カワソダイゴンゲン
1971年 福井県
武生のカワソ大権現は女の神様で、18歳の時に下の病にかかって箱に入れて流されて、今いる所にたどり着き、お告げか夢かでその附近の人たちに祀られた。自分が病で苦しんだので、男のライ病と女の下の病を治してくれるという。
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ヤマイヌ
1931年 埼玉県
庄太郎という爺が三峯神社でお犬様の絵札をもらう代わりにご神体を借りたところ、帰りに山犬が後をつけてきたので怖くなり、本社に引き返してご神体を返し、別の三峯山を借りると今度は出なくなった。
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コウジンサマ
1983年 愛媛県
鎌倉市太郎がタゴリ(咳)で苦しんでいると夢に荒神様が現れ、鶏の絵を描いて信仰すると良いとお告げがあった。実行すると全快したので、この幟を奉納した。鎌倉家では鶏を食べない。村人も一般に鶏を殺さない禁忌がある。
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(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
白山様は歯の神様。4月17日と8月20日の祭礼日には、近郷から参拝者が集まる。御神体は白蛇。
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(ゾクシン)
2002年 福島県
いわき市草野の字水品にある水品神社には、鶏の絵馬が奉納されている。子供が百日咳に罹ると鶏と同じ咳をするので、鶏に病気を代わってもらうために社から絵馬を借りていくという。
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ウマノナキゴエ,ウマニノッタシンタイ,ヨブコエ
2001年 青森県
松林家の祖先が馬を連れて草を採集していたところ、北方から馬の鳴き声が聞こえたので行ってみると、神服を着て馬に乗った神体を見つけた。ある馬が病になった際、この神体に祈ると平癒した為、馬の病の全快、繁殖等をめぐる信仰が広まった。ある時、この神体がなくなったが、夜に外から「キンナンソウニアリ」と呼ぶ声がした。その声の通り南方を探すと見つかったので、一宇を建てて祀った。
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ミズコノタタリ
1984年 新潟県
みんなが世に出て幸せに暮らしているのに自分だけが苦しまなければならないという怨念から、その子の魂が他の子に憑くものが、水子の祟りで、子どもの怨霊も同様である。
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ダイジャ
1955年 山形県
小屋にはジューノキサマという神様がいる。この神体は大蛇。寝ていたら神体を見せるから登って来いと告げられ、見たら大蛇がいたという話がある。
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ケイケイガミ,セキノカミ
1943年 茨城県
下市台町の薬師様の脇には、ケイケイ神と呼ばれる百日咳の神が祀られている。此処は昔、車丹波守の社であったが、戦に敗れ藪の中に逃げたが、咳をしたために見つかり殺された。だから咳の神になったという。
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キツネ,キツネツキ
1977年 青森県
ある家の奥さんがお産で実家に戻ったが、ひどく苦しんだ。イタコを連れて行くと「人恐しい」と叫び、苦しんだ。狐が憑いたのだろう。
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カミサマ
2000年 愛媛県
同地には民間小祠が祀られており、この神はタゴリ(咳)に効くとされている。
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ヤマブシ
1974年 長野県
信州高遠にたくさん子供がいる人がいた。子が病気になると夢に山伏が現れ、子を連れ去ろうとするので、引き合い、負けそうなところで目が覚め、子が死ぬという事が続いた。最後の子の時も同じ夢をみたが山伏に勝った。すると子は回復した。
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ゴシンタイ
1942年 長野県
御神体は見るものではない。見ると目がつぶれるという。
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タヌキ
1965年 高知県
天満宮にある地蔵様は、狸にワザをされて死んだ人が祀った。目の病に霊験がある。
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(ゾクシン)
1938年 高知県
子供が股のぞきをするようになると、下の子ができるようになるといわれている。
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ヘビ
1973年 三重県
山奥に池があり、そこの大蛇が美男子に化けてある娘の元に通っていた。あるとき娘が男を針で突き、男は池に戻ってから痛い痛いと転げ回っていた。蛇の親が「遊びに出るからだ」と子を諫めると、子は娘の腹に自分の子がいることを告げた。しかし、親は人間は5月5日に菖蒲湯にはいること、それが魔除けになるために蛇の子は産まれないことを告げたという。
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セイチョウスルイシ
1986年 大分県
熊野神社の御神体は成長する石として語られる。
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