オオタキサン 1966年 鳥取県 大滝さんの森に火がついたとき、森の上で大きな音がして雨が降り出し、火が消えた。
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スギノタタリ 1977年 新潟県 大杉が火に包まれて燃えた。杉に祟られて大火になったと言い伝えられていたが、杉の木がゆらりと動くという怪事が起こった。伝承には半信半疑であったが、その後杉が再び大火に包まれた。
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リュウ 2001年 滋賀県 野村宿にある「竜の木」「堂の木」というケヤキの大木の幹は空洞になっている。これは天明の大飢饉の際の落雷で野村の大半が焼けうせた時にできたものである。火が大木に迫ってきた時、ケヤキの木の上に1匹の大きな竜が姿を現し、口からものすごい勢いで水を噴き出して3日3晩続いた火事を消し止めたという。
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キツネビ 1929年 長野県 小河内の大土堤のあたりではよく狐火が出た。土堤の上でポツンと火が見えると続いていくつも火がつき、そして消えていって、とても綺麗だったと言う。
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オオスギ,キノセイ 1982年 新潟県 昔、村はずれに直径4、5丈もあろうかと思われる大杉があった。この杉を伐りはじめると木の中から泣くようなうなるような怒るような声がしてきて、さらに伐り口から滝のような赤い血が出たので若者たちは逃げ帰った。翌日木は元通りになっている。これが繰り返されたので、人数を3倍にして三日三晩かけて木の下に火をたいて、伐りくずをドンドン燃やし、ようやく伐り倒すことができた。大杉が元通りになったのは、夜中に他の木の精が見舞いに来てその伐りくずを杉につけるからだという。
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オオスギサン,タヌキ 1978年 愛媛県 荒神様の裏の大杉が勝手に燃え出した。消そうとしても消えず、三日後の夕方そうっと消えてしまった。荒神様に移っては大変と大杉を切ろうとしたが、なかなか切れずようやく半分ほど切ったら次の日にはもう切り口がわからなくなっていた。狸の仕業だろうということで切るのをやめた。
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カワカミサマ 1956年 東京都 昔流人が屋敷に火をつけようとした時、カワカミサマが風を送って火を消してくれた。
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ヒノタマ 1960年 静岡県 曇りで風が弱い日、家の裏山を火の玉がとんでいるのをみた。途中で消えてしまったが、木の葉がゆれるような音がした。
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ダイジャ 1958年 福井県 田に水を入れてくれたお礼に、末の娘が大蛇のもとへ行き、蛇体になって池に沈んだ。何年か後のある年、家が焼けたが男蛇が家に巻きついて火を消した。けれども、水を与えなかったので死んでしまった。
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ダイジャ 1988年 富山県 別院の門が焼けたとき、外にある松から蛇が出て水を吹き、門を冷やした。
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ヒノタマ 1987年 埼玉県 堤さんの父親がある時川角へ行って日が暮れると、越辺川の土手の上に大きな火の玉が飛んでいた。狐の火だととっさに身を隠していると、火の玉はゴーッという音と共に川上へと消えたが、恐くて立ち上がれなかった。
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ムジナ,チョウチン 1974年 茨城県 大きな杉の木があり、暗くなった頃にその上に赤い提灯のような火がついた。それは見ているとすぐに消えてしまったが、これを人はむじなの提灯と呼んでいた。
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ジャンジャンビ 1935年 奈良県 下田附近のジャンゝ火は、昔、水をめぐる喧嘩があって、鍬で斬り合いをしたところ、夏日照りの時、両方から火が出ていきあう。
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クモ 1986年 埼玉県 農夫が昼寝をしていたら一匹のくもが出てきて自分の足に糸をかけて滝の中に入っていった。農夫が糸をほどいて木にかけると、突然その木が滝の中に引き入れられた。
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カジ,(ホウリキ) 1935年 滋賀県 ある日、中江藤樹が、一つの石に水をかけているので、人が不思議がったところ、唐の火事を消していると言った。アメリカの火事を消したともいう。
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ヒノタマ 1986年 愛媛県 火の玉がほこらの林から下の方へ飛び、そのあとに二つに分かれていったことがある。
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オスギオタマノヒ 1957年 長野県 ある日母と夜道を歩いていると、2つの火の玉に出会った。それがお杉お玉の火であった。この火の玉は、杉という男性とお玉という女性が恋仲になったが結ばれず、川に身を投げた亡霊だという。
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マツ,オキナ 1922年 岩手県 上閉伊郡金澤村の折合の瀧に五葉の松と栗の木とセノ木の3巨木があった。枝葉が繁って景観が悪くなるので伐り倒すことになったが、何度伐っても翌日には元に戻っており、なかなか伐り倒せなかった。偶然、山中で出会ったセノ木の精を名乗る老翁の智恵を借りて伐り倒したが、栗の木は倒れるときに大洪水を起こした。その水の勢いで栗の木は下流の角端へと流され、水を押し塞いだ。村人はあわてふためいたが、川上から大石が転がってきて、巨木を真っ二つにした。
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ダイジャ 1984年 山梨県 滝戸山の大蛇が、週に1度大雨を降らせていた。ある時、猟師が煙草のヤニを大蛇の口にねじ込んで大蛇を退治してしまい、雨は降らなくなった。
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リュウトウ 1967年 茨城県 赤い火の玉が水の上から空に舞い上がり、川に沿って神社の参道口にある松のこずえで消える。次の火の玉が次の川から上ってくるというように、一晩中竜燈があがっては消え、あがっては消えていく。
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