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検索対象事例

チョウタムジナ
1991年 石川県
炭焼きの長太の所にムジナが化けて出て、勝負しようと言ってきた。長太はマサカリでムジナを殺した。

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チョウタムジナ
1991年 石川県
長太がムジナを殺して食べたら、雌ムジナが仇討に来た。初日は疲れているから、2日目は風邪をひいたからと断って、マサカリを研いで、3日目に外に出て、マサカリで切りつけた。翌朝、血の跡をたどると雄ムジナを殺したところで死んでいた。お寺の住職にムジナのお経を頼み、ムジナは出なくなった。
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ムジナ
1978年 石川県
長太という木挽きが山に行くと、ムジナが化けて出てきて「相撲をしよう」と持ちかけた。長太は粥を食べるふりをしてムジナをヨキで殴った。長太は浜へ逃げ出し、そこで嫁をもらい3年経つと、嫁が「夫のかたき」と言い出した。長太は「今殺したら子がお前を殺す、代わりにお前の夫を成仏できるようにしてやる」と言ったという。
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チョウタムジナ
1991年 石川県
山小屋の長太の所にムジナが毎晩来て「長太、長太」と呼ぶ。中に入ってきて金玉を広げるので、オキを投げ入れたら逃げていった。
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フルムジナ
1993年 山梨県
芦川村鶯宿峠付近で小坊主に化けた古ムジナを長右衛門が懲らしめた。
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ムジナ
1974年 栃木県
北村の山奥にいた炭焼きの男は、毎夜小屋の戸を叩いて「こんばんは、塩引きのうまいとこ上げとくれ」とか「夕べの魚に骨があったら、いいところおくれ」と話しかけられて、その通りにしていたらついには死んでしまった。縁の下に住んでいたムジナが化かしたのだろう。
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ムジナ
1975年 新潟県
爺さんが山へ炭焼きに行き小屋に泊まっていると、夕飯を終え寝ようとしたとき、女が訪れ、とめてくれといって炭火に手をかざした。爺さんが炭火をぶっかけると、女はムジナの正体をあらわして逃げた。
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ムジナ
1978年 山梨県
山で炭焼きをしていたら、夜にムジナが来て「コンバンハ、コンバンハ。コンヤムジンダカラムネガイシマス」と言った。
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ムジナ
1974年 山梨県
ムジナが魚を食べたくて、魚を持っていた人を化かして殺して魚を食った。
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チョウタムジナ
1991年 石川県
夜、皆月から上尾沢へ行く細い道に長太ムジナが出た。道に岩が盛り上がって進めない。暫くすると戻る。その間に食料は盗まれている。大蛇や化け物になって出て盗んだりもした。ある人が気配がするので石を投げつけ、「勝負しろ」というと男が出てきた。「金玉を広げる勝負をしよう」と言って木綿風呂敷の大きいのを広げたら、ムジナは張り合おうとして金玉を広げすぎて、割ってしまって山へ逃げていった。それ以来ムジナは出なくなった。
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ムジナ
1973年 富山県
人間に化けたムジナが囲炉裏に入ってきたので、千畳敷にヒーケシナを焼いて放り込んで退治した。
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ムジナ
1974年 山梨県
建長寺のムジナが和尚を食い殺して和尚に化け、犬を怖がっていつも駕籠で移動し、食事のときは決して人を寄せなかった。不審に思って覗くと、風呂では尻尾でお湯を叩いて入った振りをして、飯を食うときには正体を出して四つんばいで喰っていた。そのときに和尚が「越前のロクという犬さえいなければ怖いものはない」と言うのを聞いたので、それをつれてきてけしかけたらムジナ和尚は食い殺され、3日後にムジナの正体を見せた。
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ムジナ
1978年 新潟県
老人が山でムジナを獲った。縄で縛って庭に置いておいたが、ムジナは縄をほどいて老婆を殺し、それを煮て老人に食べさせ、山に逃げたという。
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ムジナ
1974年 宮城県
ムジナが二匹で肩車をして女に化けたが、正体がばれて殺された。
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タヌキ,キツネ,ムジナ
1977年 山形県
タヌキはいたずらするが化かさない。キツネは人を化かしても殺さないが、ムジナは人を化かして殺す。
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ムジナ
1974年 山梨県
炭焼きのお爺さんがムジナに化かされて、川の中に立たされた。
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ムジナ
1993年 石川県
狢を殺した長太は、二十六年後筒井家で語り、それを記録として伝えた。
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ムジナ
1983年 千葉県
マハタヤから焼酎を飲んで馬方をして帰ってくると、途中でムジナに化かされて墓場の中へ迷い込んでしまった。ムジナはキツネよりバカだからなかなか治らない。
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ムジナ,ヒノタマ
1957年 富山県
チャンチャンコを着たムジナらしき動物が、火の玉とともに現れ、道端の石を投げたところ消えうせた。
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ヤマワロ
1950年 熊本県
炭焼きが何日経っても山から帰らず、皆で探しに行ったところ谷川で死んでいた。よく調べると全身に爪で引っかいた跡がついていた。ヤマワロに何か仕掛けたため、報いとして引っかかれたのだろうとの判断であった。
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タヌキ
1982年 群馬県
タヌキが、じいさまに化けて囲炉裏に当りにきた。お婆さんが相手をしていたが、そのうち囲炉裏一杯にきんたまを広げたのでタヌキだと思って、クヨキリ(熱い灰)をきんたまにぶっかけたらタヌキは驚いて逃げ、山で正体を出して死んでいた。
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