国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カッパ,スイコ
1997年 青森県
山田川では河童(水虎)が泳いでいる人を引っ張って溺れさせるので、周囲の家々はそれを逃れるために最初に収穫されたキュウリを山田川へ流した。

類似事例(機械学習検索)

カッパ
1997年 青森県
河童の害を防ぐため、キュウリを沼や山田川へ流した。
類似事例

カッパ
1997年 青森県
岩木川の河童の害を防ぐため、キュウリを水神様と河童に供えた。
類似事例

カッパ
1956年 宮城県
6月10日の牛頭天王祭に初生りのキュウリを供えたあとで川へ流し、この日までキュウリを食べない。河童にさらわれるからだといわれている。
類似事例

カッパ
1990年 山形県
キュウリの初なりを、子供の水の事故をなくして下さいという意味で、寒河江川に持っていってカッパにあげるため流した。大きいのをカッパのために川に流すのはもったいないので小さいのを流した。
類似事例

オカッパサマ
1974年 宮城県
6月15日は、お河童様のためにキュウリを川に流すという。
類似事例

カッパ
1931年 岩手県
河童淵というところがあって、近年まで河童の出現が伝えられていた。河童はキュウリ畑にきて、時々盗んで食っているのを見たという伝えがあった。
類似事例

カッパ
1977年 福島県
7・8月頃に川へ行くとき、子供たちはよくキュウリをもいで行ったが、「川へ行くときに食べるな、かっぱに引かれるぞ」などと言われた。
類似事例

カッパ
1940年 神奈川県
百姓が川に牛をつないでいると、河童が牛の尻を抜いてしまった。怒った百姓は河童を殺そうとするが、「何時も酒が出るが、底に触れてはいけない徳利」と引き換えに許した。その後、百姓は徳利の底に触れてしまい、以後、酒は出なくなった。
類似事例

ガオロ,カッパ
1980年 岐阜県
河童のことをガオロという。キュウリが好きなので、キュウリを食べてすぐに川で遊ぶと、引っ張られるという。ガオロと河童は別のものだともいう。尻の穴から腸などを引っ張り出してしまうともいう。
類似事例

オカッパサマ,(ゾクシン)
1960年 宮城県
子供が河童に取られぬように、6月15日にお河童様にキュウリを供える。腰から下の病も治してくれる。
類似事例

ミズシ,カッパ
1985年 石川県
手取川の淵にはミズシ(河童)が住んでおり、古来、ミズシに引きずり込まれて亡くなる者が少なくなかった。
類似事例

カワッパ
1972年 福井県
キュウリを食べながら川で遊んでいると、カワッパに引かれる。
類似事例

カッパ
1966年 静岡県
雨模様になるとどこからか河童が出て来て干し物を入れてくれて、家人の気づかぬ間に帰ってしまうという家があった。河童はミョウガの味噌汁が嫌いだと言っていたのに、正体を知りたくて食わせたら、泣いて家から飛び出し、阿寺の川の渕に飛込んだので、正体がわかった。
類似事例

ゴウラ
1981年 和歌山県
キュウリを食べてから川に入ると、ゴウラが尻を抜くという。
類似事例

カッパ
1997年 青森県
子供の頃、山田川で水浴び中に河童に肝を取られた子供がいた、と聞いた。
類似事例

ゴーライ
1949年 和歌山県
河童は夏の間川の淵に住みゴーライと呼ばれ、秋口からは山に住みカシラ、カシャンボと呼ばれる。黄昏時に現れ、人や牛の尻を抜く。特に瓜のヘタを食べて泳ぎにい来ると必ず抜かれる。晩夏川の水が涸れた時は、毎晩ゴーライが泣き叫ぶのを聞いたという。
類似事例

ガートンボ,ガーッパ,カッパ
1972年 長崎県
カワマツリの日にはタケノコ・竹と団子を川に流す。こうしておくと、悪いことをする河童がタケノコと竹を見て「人間はこういう固いものを食べる」と考えて人間に近寄らないという。
類似事例

カッパ
1981年 東京都
大昔、かまの口という所に河童が出て人を引き込み、内臓をえぐって骨と皮ばかりにしていた。そこで村人たちが退治しようとしたが上手くいかず、逆に1人川に引き込まれてしまった。それで誰も近づかなくなったが、河童はお腹がすいたのであちこちに化けて引き込むようになった。けれども、ある人が河童を捕まえて殺し、それからは河童がいなくなった。
類似事例

カッパ
1969年 秋田県
昔、水枯れの年に、カッパが畑にあがってキュウリを食べていた。それ以来、一番初めのキュウリ2本を、1本しか生らなかったときは縦に2つに割って、「川の神様、さまあず上げる」と言って、川に流すようになった。
類似事例

カッパ
1935年 奈良県
飼い牛が川向で遊んでいると、河童が出てきて、牛の綱を持って川に引き込んだ。河童はみえなかったが、川面に綱丈が浮いていたと言われている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内