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検索対象事例

キツネ,オトカ
1988年 群馬県
動物が人間にとりついておかしな行動をとらせることがよくあった。「七尾狐」や「九尾狐」が一番悪いことをした。尾の先が7本か9本に分かれた古ギツネだという。このような人にとりつく悪い狐をオトカという。

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キツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
キツネが人に憑いたことがある。キツネツキは狂乱状態で、熱病になったようになり、譫言を言う。過去の苦しみや思いがけないことを訴える。食欲は旺盛である。霊神の姿の祈祷で離す。九尾のキツネを身につけさせると離れると言った。九尾のキツネは馬の尾の毛のようなものを20本ほど束ねた10センチほどの長さの物で、赤い金らんのぼろ布に包まれていて、上に「九尾の狐」の尾と書かれていた。
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キツネ,カク
1961年 新潟県
名のある狐と狢がいた。4種の狐と狢は、それぞれ悪さをする。
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キツネ
1953年 埼玉県
キツネマケの家は飼っている狐を人にやって悪いことをさせる。高尾山の狐だから離れない、ということがある。
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ヒトギツネ
1969年 岡山県
人につく狐はヒトギツネといい、山にいる普通の狐とは違う。狐が憑くと、その鳴き声をしたり、動物の所作をするのですぐわかる。何度か見たことがある。
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キツネ
1987年 岐阜県
狐は人をだますとき、先が白い尾を地面に付くくらいパタンパタンと左右に振るという。また狐は人を見てついて歩くという。
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キツネガヒトヲバカス
1990年 山形県
キツネが人を化かす。昔、校長先生が引っぱられて道に迷ってしまった。キツネには利口な人がばかされる。
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キツネツキ,ヒキメ
1970年 長野県
狐憑とか、ヒキメが憑いた、とかいう。ヒキメとは、ガマのような目つきをした、悪い狐のこと。
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キュウビノキツネ
1976年
九尾の狐と言えば悪狐だと考えられているが、元来は瑞獣である。
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キツネ
1973年 岩手県
人が狐に悪いことをしなければ狐は何もしない。なにかすると、鶏や兎を盗む。
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オサキ,オーサキ,オサキギツネ
1975年 群馬県
人に憑くと考えられている動物はキツネとオサキである。オサキはネズミやイタチに似た実在の小動物で、尾が長く、群をなす。耳が人間と同じような形で、後ろ足で立って人を招くともいう。しばしばオサキとキツネは混同され、オサキギツネという言い方もされる。特定の家に飼われており、飼っている家をオサキモチやキツネモチ、またアシモチ(足持ち)、ヨツアシ(四つ足)などという。持ち筋は経済的に上層にあった家が多く、通婚、交際などで持ち筋となるが、様々なケースがあり個々人の判断が大きく関わっている。
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キツネ,ヤコ
1972年 長崎県
狐が憑くことをヤコが憑くという。憑依された人は狐のような行動を取ったり、色んな事を口走ったり、病気になったりする。狐の足跡が肩に付いていることもある。狐は物知りや坊さんに落としてもらうという。
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キュウビノキツネ
1971年 福島県
九尾の狐はおなかの大きい人を見るとその中の子どもが食べたくて、その人を呼んで食い殺していた。ある日、食べ過ぎたかなんだかして病気になったので医者にかかった。どんな医者がきても治らなかったが、今でいったら博士みたいな人がきて、左右の脈が違うということで見破られてしまった。九尾の狐はしっぽが何百年もの傷になっているので毛が剣の先のようになっている。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。憑かれた人は譫言を言った。馬に憑くと、寝返りを打って苦しむことがあった。離すときは、神主に祈とうしてもらったという。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。憑かれると、「恐ろしいことだ 憑いた憑いた」などと言ったり、愛人の名を呼んだり、先祖のことを言ったりと様々なことをしたという。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。憑かれた人はあらぬことを口走ったり、ふさぎ込んだり、異常に乱暴な振る舞いをしたりした。離すために、祈とうをしてもらい、家内にゴフを貼ったという。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。譫言を言ったりやたらと食べたり、見境のない奇行をしたりした。叩いたり、生の松葉をいぶしたり、大声で怒鳴ったりして離した。ホーゲンサマが大声で呼んだりした。
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キツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
キツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は興奮状態でいつも落ち着かず、常識はずれのことを言ったり、四つんばいで歩いたり、天ぷらなどをしきりに欲しがったりする。一室に閉じこめて押さえつけて桃の枝などで体を打つと、キツネのような悲鳴を上げて人事不省になり、気がつくと正気に戻っているという。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあるという。憑かれた人は気が狂ったようになり、神様の前に行くのを嫌がった。神主に祈とうしてもらって離したという。
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キツネ,(ツキモノ)
1988年 長野県
キツネが人に憑いたことがある。憑かれた人は放心状態で、正常の言動ではなかったという。
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キツネ,(ツキモノ)
1989年 長野県
キツネが人に憑くことがあった。憑かれた人は精神状態が異常になった。祈とうして離してもらったという。
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