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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ヒトツメ
1989年 東京都
ある男が歩いていると背中を撫でられた。はっとして後を見ると、「1ツ目」がじっとこちらを見て立っていた。

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ヒトツメタタラ
1985年 和歌山県
夜、山道を一人で歩いていた。誰かが前を歩いて行く気配がするが、いくら見ても誰もいない。ふと顔を上げて見ると、目一つ、足一つの人がいた。それが一ツ目タタラである。
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イッチョメ,ヒトツメ
1934年 熊本県
昔、いツちヨ目がいて馬を引いていた男を食いにきた。天井裏へ逃げ込んだ男が小便をすると、いツちヨ目の頭にかかって驚いた。さらに男は屁をしたのでいツちヨ目はもっと驚いた。最後は男が小屋に火をかけていツちヨ目は焼け死んだ。
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イチマブイ
1992年 沖縄県
死ぬ前にどこかに歩いていくのを後から見た。その人は2、3日後に死んだ。魂が歩いていくのを見たのである。これがイチマブイである。
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フネユウレイ
1959年 島根県
船幽霊を見たものはいないが、声をかけられたものは多い。それに対して、こちらから声をかけると必ず死ぬといわれている。
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ゴシンタイ
1942年 長野県
御神体は見るものではない。見ると目がつぶれるという。
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トリ,カミサマノツカイノトリ
1975年 福井県
背中に紋章をつけた白い鳥が飛んでいて、降りたところを捕えられて籠に入れられる。翌朝見るといつのまにかいなくなっていた。
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メヒトツコゾウ
1933年 東京都
目一ツ小僧は目籠の目の数を数えているうちに害意をなくすという。
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ヒノタマ
1986年 愛媛県
人が死んだ後に火の玉をよく見るという。
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(ダイバヨケ)
1941年 新潟県
牛を殺すダイバという魔物除けのために、牛の背中を#庭バラソ#(女子が月水中着用するもの)で撫でてから放すという。また、同じ目的で、コエジャク(肥料杓)で牛の背中を撫でてから放すという。
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ヒトツメコゾウ
1933年 長野県
2月25日に山に行くと一ツ目小僧に化かされるといわれている。
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ヒトツメコゾウ
1991年 長野県
鳥城には一ツ目小僧の伝説がある。昔、この池に一ツ目小僧が住んでいた。西国の身分の高い者だといって従者と住んでいた。あるいは木地師という者もある。
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ヒトツメ
1989年 山形県
12月8日と30日の日中に、「1ツ目」が来て餅を取ってゆく。その姿を見て騒ぎ立てると、翌年中に悪いことがおきる。逆に、騒がず見て見ぬ振りをする家には、翌年幸運が舞い込むという。
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ヒトツメコゾウ
1991年 長野県
一ツ目小僧の墓所がある。明治の頃そこを開墾した爺様が人骨を掘り、埋め戻した。一ツ目の髑髏に山芋の根が入り込んでいた、と話が伝わっている。
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オンリョウ
1975年 鹿児島県
陸軍司令部からの帰りに、山道で美しい女性に会った。どこに行くかと聞いても答えず、前を歩いていった。こちらを見て微笑した後、見失ってしまった。後を追って、出会った子供に聞いたが、そんな女は見なかったと言い、老婆は運が良かったと言った。
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カミカクシ
1930年 和歌山県
文化5年5月19日の夜、ある男が、四ツ頃便所に立ったまま行方知れずになり、神隠しに遭った。丑の刻過ぎに蔵の庇に立っているところを発見された。本人が語るところによると、山伏につれてまわられたという。
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ヒトツメノオニ
1991年 埼玉県
2月8日と12月8日には1ツ目の鬼が来るのを防ぐため目籠を門口に下げる。
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ムジナ
1930年 新潟県
魚売りのおばさんが商いの帰りに日が暮れてしまう。歩いていると、どこからか若い男が来て一緒に歩いていると、そのうち「シモ」を撫でるものが入る。男は消えていて、むじなのせいと思って持っていた櫛柿を投げつけた。帰ったとき、柿は全部なくなっていた。
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ダイジャ
1982年 滋賀県
松の丸太のようなところに腰掛けて煙草を吸っていたが、お尻がむずむずする。見ると大蛇の上に座っていたのだった。大蛇を見に行く人がいたが見られなかった。
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クロイコ
1983年 山梨県
利口な人が死んだときに、その人の背中に文字を書くと、次の代に背中の黒い子が生まれるが、産湯を使うときに、背中をこすると消える。
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ヤマノカミサマ
1965年 長崎県
鹿狩りの時、鹿の背中に御幣が立っているのを見た人がいる。山の神様が鹿に乗っていたのだろうという。
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ニュウドウ,オオキイボウサン
1956年 福島県
山道を夜歩くと、入道(大きい坊さん)が目の前に立つことがある。
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