国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ソデヒキコゾウ
1938年 埼玉県
夕方、道を歩いていると、袖を引く者がいる。驚いて振り返っても誰もいない。歩き出すと、また袖を引かれる。

類似事例(機械学習検索)

ソデヒキコゾウ
1956年
夕方道を通ると、後から袖を引かれるが、振り返っても誰もいない。歩き出すとまた袖を引く、という妖怪。
類似事例

ソデヒキコゾウ
1938年 埼玉県
夕方、道を歩いていると、袖を引く者がいる。驚いて振り返っても誰もいない。歩き出すと、また袖を引かれる。この怪異を「袖引小僧」といい、埼玉県西部の村でよく語られている。
類似事例

タヌキ
1933年 長野県
山仕事の帰りに夕方の小道を歩いていると、咳払いをする者がいた。振り向いても誰もいなかった。今度は下駄の音が聞こえてきたが、相手にしないでいたら何ともなかった。
類似事例

ソデモヂキ
1966年 香川県
袖モギリと言われる三叉路があり、何かが現れて不意に袖をむしり取ると畏怖されていた。風が袂に吹き込んでちぎれるとか、粗暴な一族が住みついていて、道行く人の着衣を奪取したのだろうとか説明されている。
類似事例

モウヒトリノカゲ
1999年 栃木県
12月の寒い日、日が暮れて真暗な時に友達と2人で帰っていた。月が出ており2人の影がはっきり見えるのだが、その後ろにもう1人の影が見える。けれども振り向いても誰もいない。振り向きながら歩くと影は前に回り、立ち止まると影は消えてしまう。怖くなって家に走って帰った。
類似事例

キエタヒト,トラック
1987年 奈良県
日暮れにトラックで街道を走っていたら、ある人が乗せてくれと言うので乗せた。それで、降りる所に着いたので見たらいなかった。振り落としたのかと思って探してもいなかった。戻ってその人を探してみたら、当人は乗せてもらっていないと言った。
類似事例

タヌキ
1971年 高知県
山に向かって歩く狸を始めて見た。後ろから呼びかける者がいたが、誰かと聞いても返事をしない。一人で歩いていると、マントを着て前を歩く大きな人がいた。いくら歩いても追いつかなかったが、急に姿が見えなくなった。すべて狸の仕業だろう。
類似事例

アオイコロモノモノ
1983年 香川県
畑仕事をしていたら、何者かに何度もつきとばされた。帰る途中、池の側の道に真っ青な着物を着たモノがいて、「ああつらい」と言っていた。「つらけりゃ救うてやるけん、生あるもんなら名をなのれ」と言いつつ通って後を見ると、何もなかったという。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
夜道を行くと後ろから「俺も行くから一緒に行かんか」と話しかけられた。振り向いたが、誰もいなかった。狐の仕業。
類似事例

タヌキ
1933年 奈良県
幕末の頃、夜山道を歩いていると、向こうから同じ様な行列がやって来る。提灯の数も同じで、こちらが止まれば向こうも止まる。不審に思いながらも人家のあるところまで行くと、向こうから来た行列は跡形もなく消えてしまった。
類似事例

アヤシイモノ
2000年 沖縄県
夜に道を背にして立っている人には声をかけてはならない。声をかけられたら数声かけさせてから返事をしなくてはならない。
類似事例

ヒトツメタタラ
1985年 和歌山県
夜、山道を一人で歩いていた。誰かが前を歩いて行く気配がするが、いくら見ても誰もいない。ふと顔を上げて見ると、目一つ、足一つの人がいた。それが一ツ目タタラである。
類似事例

ユウレイ,カイイ
1996年 栃木県
部活の帰りに、誰もいないはずの渡り廊下に人影を見た。
類似事例

カミ
1929年 長崎県
道を通りかかる人のものをとろうとする神がいる。袖を欲しがる袖とり神がいる。この他にも柴とり神や石とり神、草履とり神がおり、それぞれの品物を欲しがるので、あげて通る。
類似事例

オンナ,ソデトリガミ
1988年 長崎県
夜道を武士が歩いていると女がついてくる。怪しく思い斬り付けると、怪物はキャッと言って逃げたが、その時左の袖を失った。それから「袖取神」といって祀るようになった。
類似事例

ボロボロノフクヲキタオトコ
1986年 東京都
林間学校のとき、肝試しをしていた。橋の下に座って脅かされるのを待っていたら、誰かが背中を叩いた。けれども振り向いても誰もいない。また背中が叩かれるので振り向いたが誰もいない。怖くなって走って逃げて道に迷っていたら、ボロボロの服を着た男が前に見えた。けれどもそこまで行くと誰もいなかった。
類似事例

(カミカクシ)
1971年 福井県
夜、人がいなくなった。捜して山で見つけて連れ戻したが、その人は夜になると「今行くぞ、今いくぞ」と言っていたという。
類似事例

キツネノチョウチン
1937年 大阪府
夜、向こうから提灯の行列がやって来るのに出会った。不審に思った男が誰何すると、一瞬にして灯が消えた。しばらくすると、そこから離れた場所で提灯の行列が進むのが見えた。
類似事例

オオヒト
2000年 新潟県
ある夜、山道を歩いていたら大人に行きあった。大人は裸身で髪は肩に垂れ、星のように目が光っていた。驚いて立ち止まると、大人も驚いて立ち止まり、道を横切って山に去っていった。これも山男だろう。
類似事例

アズキアライ,タヌキ,ムジナ
1933年 長野県
老人がある晩、町へ用足しに行くと先に小僧が歩いていた。声をかけても返事をせず消えてしまった。帰りに小僧の消えたあたりを通ると、小豆を洗うような音が聞こえてきた。老人は急ぎ足で家に帰った。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内