ジンメンイヌ 1992年 山形県 人面犬が出現する場所は、山形市内の7日町一帯である。
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ジンメンイヌ 1992年 山形県 人面犬は東京にいたが、騒がれすぎたので山形に逃れてきたと、小学1年生の子は語った。
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ジンメンイヌ 1992年 山形県 人面犬を見たら全力で逃げなければならない。さもないと食べられてしまう。
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カイジン 1991年 山形県 山形市内に怪人が出現する。ずんぐりむっくりで顔が大きく、三日月型の巨大な口は歯が剥き出しで、目も三日月型である。夜帰る人の後をつけて来て、驚いて逃げ出した人が一息ついているとすぐ後ろに再び出現する。驚かすだけで他には何もしない。
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ジンメンイヌ 1992年 山形県 ある古い家では、人面犬を3匹飼っている。
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ヤマイヌ 1985年 高知県 口が避けている山犬が人の前を横切ったときには、しまったと言ってはならない。あくまで落ち着いた態度でいなくてはならない。
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オイヌサマ 1991年 静岡県 お犬様は普段は姿を見せない。しかし人がお犬様のことを疑うと姿を見せるという。
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ヤマイヌ,バケモノ 1975年 徳島県 山犬はお伊勢さんのお使いだという。おそろしげな声で鳴くが、人は食わず人を見守る。やぶ道を通っていて転んだ時大きな音がして「ヤットルワ」と化け物が言ったが、山犬が押さえてくれたおかげで助かった。
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ヤマイヌ 1991年 静岡県 山犬は人の送り迎えをする。送り犬は道に沿って道下を、迎え犬は道上をついてくる。
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オオカミ,ヤマイヌ 1990年 長野県 昔、おおかみのことを山犬といった。夜道を一人で歩いている時は、絶対に転んだりしゃがんだりしてはならない。姿は見えないが、山犬に喰われてしまうからだ。山犬の眼は恐ろしい。暗闇に光る二つの眼光に睨まれると、普通の者はみんなまいってしまう。
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ジンメンケン 1990年 山形県 狩人が山中で人面犬を目撃し、面白がって追い回し谷底へ落としてやった。次の日、怒り狂った人面犬が火を吹きながら家々に飛び込み、大火事になってしまったと言う。
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ヤマイヌ,ヤマイイヌ 1949年 不明 山犬は神様で、水かきがあり、雪中の足跡などを見ればよくわかる。人にかみつく犬は山犬が病気になったものでヤマイイヌ(病犬)と呼ぶ。そうすると山犬の資格を失う。病犬に噛まれると犬のような挙動をして死ぬ。
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ヤマワロ,カッパ 1989年 熊本県 山童は子供のような姿で全身赤い毛がはえており、一本爪蝮のような歯があり、頭の形は扁平である。オコワや酒が大好きで金物や墨壷は大嫌いである。また、人間と相撲をとることを好む。時折大きな音をたて、人を驚かしたり騙したりする。山童はいつも決まった道をとおり、そこに寝ているとおさえつけられる。春の彼岸までは山に住み、その後秋の彼岸までは川にすみ河童と呼ばれる。
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シバテング 1983年 愛媛県 面河村の柴天狗は、身の丈三尺で鼻高天狗より小さい。大変な相撲好きである。人が通ると斧で木を切る音や木の倒れる音をさせて悪ふざけをする。
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ヤマイヌ 1955年 山梨県 山犬が送ると、駄賃に紙か何かをやった。山犬には水かきがあって爪が1つ余計にある。黒いのが多いがねずみ色で耳まで口の筋が通っているのもいる。山犬にあうと猟師は今日山の王様に会ったといって猟をしなかった。
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ノブスマ 1938年 東京では、野衾は鼯鼠あるいは蝙蝠のようなもので、ふわりとやって来て人の目口を覆うようにいわれている。これは一種の節約であったという。
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ヤマチチ 1936年 高知県 山父は人間に似ているが、手、足、目がそれぞれひとつづつしかない。普段は深山に住んでいて、人家に近づくこともあるが人間を害することはないという。
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ワラニンギョウ,ジョコンボ 2002年 石川県 虫送り用の藁人形。大きさは3尺前後。頭・胴体の区別はあるが。着物も着せず。目鼻もつけない。
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サンメンクビ 1991年 山形県 3面首とは怒る、笑う、泣くの3つの顔を持つ能面で、人に近づいては色々話し掛けてくる。相手にすると喜んで帰ってゆくが、無視すると荒れ狂う。
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ヤマイヌ 1995年 長野県 山犬はずっとついてきて、人が倒れるととびかかる。
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