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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アマノガワ,ユメ
1937年 秋田県
昭和10年、前夜に天の川を渡る夢を見た人が翌日山へ行って雪崩にあって死んだ。

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ユメジラセ
1987年 岡山県
ある人の兄が戦死したときに富士山の夢を見た。富士山にずうっとしぶきのえらいのがかかって流れる。それがちょうど兄の戦死の日だった。
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ユメ,ハシ
1980年 和歌山県
夢で橋を渡ってしまうと、死ぬ。
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(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
姑とうまくいかずに川に飛び込んで自殺した仲のよい友人が、夢に現れて誘うので一緒に行くと、川岸に舟があって白い着物を着た人がたくさん乗っていて、中にはいぜんに亡くなった人や、まだ生きている顔見知りの人もいたので、気持ちが悪くなって船に乗るのを断って戻って来た。
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(シノゼンチョウ)
1982年 群馬県
母親と北枕に寝た夢を見た。翌朝、母の死を知らせてきた。
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ヒカリモノ
1964年 福島県
昭和18年、ある男性が死ぬ数日前に川の向かい側の山へ白昼にひかりものが飛んだのを数人が見ている。
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タマシイ,ギオンマイリ
1933年 京都府
話者の知人の女性が夢に出てきて、自分はどの寺社に参ればよいか尋ねた。祇園社を推すと知人は納得した。それから2・3日後に知人が亡くなった。通夜で知人の縁者に話をすると、その人も同日前に同様の夢を見ており、祇園社へ参る途中であったという。
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ユウレイ
1935年 新潟県
幽霊は居るのかもしれないと考えてしまう。村の男が、雪崩に巻き込まれて死んだとき、一晩中寺の本堂を廻っていたともいわれる。
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カワザカナ(ゾクシン),ユメ
1990年 長野県
川魚をとる夢を見ると、人が死ぬ。
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テング,ゴンゲン
1983年 秋田県
文政11年6月3日、百姓たちが奥羽山脈の大股沢へ山菜取りに出かけた帰り道、1人が何かに吊るし上げられたような様子で天空へ上った。残りの人が探したら、8キロほど離れた真昼岳の頂上で寝ているのを見つけた。本人もどうやってきたかは覚えてなかった。
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(ヤマノカミ)
1984年 新潟県
旧2月9日は山の神の日でこの山止めの日に山へ行って死んだ人がいる。
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サル(ゾクシン),ユメ
1990年 福島県
15夜の晩に、東枕で寝て夢に猿が現れると、人が死ぬ。
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ユメ,マエシラセ
1964年 福島県
むすこが海で戦死したとき、水の上の長い橋をわたる夢をみた。橋板が途中でとぎれてなくなっているのでどうしようかと思っていると、板が流れ出して向こう岸についた。
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ユメ
1995年 福島県
妹の友子はお盆過ぎに帰郷の途中、乗用車を運転して大きな交通事故を起こした。生前かわいがってくれた祖母に崖から突き落とされる夢を事故前によく見たという。祖母のお骨は数年間お寺に預けたままだった。
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ムシノシラセ
1936年 鳥取県
佐世保で軍艦須磨に乗っていた時、夢の中に病中の母が顔色が良くなって私を訪ねて来た。しかも着物は時節外れのものだった。すると母危篤という知らせがきた。急いで帰ったが、既に死んでいた。夢を見た時丁度死んだということだった。
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オオオトコ
1960年 埼玉県
五十年ほど前、武甲山麓の影森の若い者が、朝早く栗拾いに出かけたが、井戸沢の橋の上で大男に出会い、ショックで死んでしまった。
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セイシノセトギワ,ユウカイ
1949年 新潟県
大病を患って、生死の境をさまよっているときに、裸になって寺に行こうとした自分の夢を見た。その姿をとがめられると、自分もやっと裸であることに気づき、寺はなく裏の道をとおると、そのまま生き返ったという。
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ムネ,ムカエ
1990年 高知県
昭和20年から25年までの話である。臨終を迎えた人が死の直前に「船が来た、船が来た」と言って死んだ。
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アオイヒダマ
1982年 新潟県
ひどい雨降りの晩、沖で船が難破し、10何人の人が死んだ。その魂が青い火玉になって、陸のほうへいくつも飛んできた。
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トビタマシ
1956年
宙を飛びまわる夢をよく見るような人は、死ぬときに、「飛びタマシ」(魂)になっていくとか、鳥になって近親者の頭上を鳴きまわるという。
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ヒトダマ
1990年 山梨県
日原やさくという芹沢出身の法印は天科に姪がいて、そこで寝ていたが昭和18、9年に亡くなった。日原きぬ子は、その夕暮れ、日原政重家と日原福重家の間の屋根にポカッとお月さんくらいの人魂を見た。声を上げるとお婆さんが何事かと飛び出してきて、その浮いていたのがポカッとまた消えた。後で聞くと、それはちょうど亡くなった時間だった。信者の家へお別れに来たのだろう。小姑さんと日原きぬ子だけが見た。
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