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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

クズリュウシン,ヤマヒメ
1928年 長野県
九頭龍山の本性を見ようと山に入った代官は、途中で山姫に会い、その姫の吐く毒息に当たって病となった。

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クズリュウシン,リュウ
1928年 長野県
九頭龍山の本性を見ようと山に入った代官は、龍がいるといわれていた種ヶ池に行って「本性があるなら、私を水の中に隠せ」と言った。すると渦巻きが起こり、代官は水の底に飲まれてしまった。
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クズリュウシン,リュウ
1928年 長野県
九頭龍山の本性を見ようと山に入り、水の中に沈んで死んでしまった代官の子孫が、「夜が明けたら一夜山を見よ」という九頭龍神の夢告を受けた。夜明けに山を見ると、九頭を持った龍が山を七巻半していた。
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アイサイノコエ
1921年 岩手県
五葉山に行った際、深い林の中で前の年に亡くした愛妻の声聞いた。山から帰る早々、病気になって死んだ。
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ニチレンショウニン,ヒチメンミョウジン
1989年 山梨県
日蓮上人は説教石に上がり、9年間身延山で修行をしていた。たくさんの人が集まってきたら、大層美しいお姫さんが側で座っている。それをみた荒武者みたいな人たちが、生臭坊主だといったので、日蓮上人が、姿を現してみなさいといって、蓮の葉の池にあった水をたらしてやったら煙が出てきて大きな蛇になりとぐろを巻き、また煙が出てきて消えた。日蓮上人は、「あれは七面明神といって、20里先の山のお池に住むものだ」といったので、みんなびっくりした。
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リュウ,メオトイワ
1964年 愛媛県
昔、ある老婆が竜の仕業とされていた、どれほど川が流れても離れない夫婦岩を見に行った時、竜に会ってしまった。その後、病気を患って死んだという。
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キツネ
1958年 岐阜県
ある男が山に行って狐に化かされた。三井鉱山の旦那衆と酒を飲んでいるつもりで、木の切り株をたたいていた。馬に乗せて連れて来たら治った。狐に化かされた人は、馬に乗せると本性にかえるという。
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リュウジン
1938年 福島県
田代山の南にある岩窟に、昔、狩人が連れの者と入り、出てきたときには散髪になっていた。家に帰ってからも何も言わなかったが、死に際になって、岩穴に美しい女の龍神に遇ったことを語った。5、6人で探しに行ったが、中を覗き込むとそれだけで頭が痛くなった。
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キカイ,キジョ,イケイノモノ
1974年 京都府
京都叡山の北の山の山中の岩の上に恐ろしい異形の者が立っていた。女のようで長い髪を振り乱し、両眼は光り、左手に亀、右手に蛇を持っていた。目撃者はその後、熱病になったが、薬を飲ませて邪気を退けるとやがて治った。
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バケモノ,リョウイシ
1974年 奈良県
大和国で6月寅の時に家を出て途中野原で石に腰掛け休憩したら体がおろち臭くなった。目的地に着くと既に未の時になっており、子細を話すと石は竜が化けた物で触れると病になると言われた。すると急に病になり治るのに1ヶ月かかった。
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ダイジャ
1981年 和歌山県
山に行って獅子頭くらい大きな頭の蛇を見て病気になり、死んだ人がいる。
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ヘビ,イケノヌシ
1928年 石川県
娘がぶらぶら病で衰えて死にそうになったとき、老僧が来て、医王山の池の水を飲ませよと言った。飲んだところ本復したが、お礼参りの折にふたたび飲むと、娘は池に入り蛇になった。池の主に嫁いだと言われている。
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オニ,オニババ
1969年 福島県
安達ケ原に住む乳母が、姫の病を治すため、それとは知らず実の娘の生き胆を奪ってしまい、驚き狂った末、鬼になり、旅人を食うようになる。数年後、泊まった僧が持つ如意輪観音像に射られ、鬼婆は死ぬ。
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オグリハンガン
1935年 三重県
小栗判官という武士が、宴席で謀略により毒を飲まされ、その為に餓鬼のような姿になってしまったが、薬師如来の霊夢を見て、お告げに従い湯の峰温泉につかり全快した。
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テング
1977年 東京都
小石川伝通院山内にいる岱雄という者は、僧とともに出かけたが帰らず、2日後、寺の寮で昏倒しているところを発見された。気が付いて語るには、供をしている時に、体が自然に空へ昇り、それから成田不動へ参詣し、大樹の間にいた出家者たちと相撲をしたり、食事をとったりし、7日ほどいたという。天狗の仕業でも趣あるものだ。また天狗は、再び参詣したければ、東を向いて不動を念じろと言った。そうすると再び天狗が現れ、成田山へ連れていかれた。帰りに諸々の土産ももらった。
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タジカラオノミコト,アマノイワト,クズリュウシン
1928年 長野県
天照大神が天岩戸に隠れた時、手力雄命がその戸を開けようとしたが、勢いあまって、天岩戸が下界に落ちてしまい、その落下してできたのが戸隠山であり、その響きに応じて現れたのが九頭龍神である。九頭龍山は、この神の仮の姿である。
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ジャタイ
1972年 不明
庄屋の娘が蛇体であることがばれたとき、彼女は穴へこもった。時折近くの岩の上に座っているのが見えた。この岩に上がるとこけて怪我するという。
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ロクロクビ,ヘビ
1971年 岐阜県
岩村と明智の間の旧街道に、長い髪で赤い舌の女のロクロ首が出たという。蛇が化けたものと言う。この街道の松は、ロクロ首が下がるので枝がすべて下向きになっている。ある時、侍がこのロクロ首に遭った。侍は山と山の間に退いて待ち構え、近づいてきたロクロ首の長い首を切り落として退治した。
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オンナ
1921年 岩手県
上閉伊郡上郷村に住んでいた美しい娘が急病で死んだ。その3年後、六角牛山という深山に狩りに行くと、女がいて、死んだようにみせかけられ、人ではない夫に連れてこられたのだという。狩人はこの話を他の人にすると、女の命も自分の命もなくなると言われた。
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ハナサキイシ,ヤマトタケルノミコト,アクゼイ,アクレイ
1935年 群馬県
日本武尊が奥上州にやって来たとき、山に悪勢という魔神が住み、朝廷に背き人民を困らせていたので成敗した。神通力で戦いながらも敗れた悪勢は、山に包囲されて焼け死んだ。その娘は清純な処女だったが、武尊の軍勢に阻まれ自殺した。彼女の従者は哭き死んで、その亡魂が石となり、花が咲いたという。それでこの石を花咲石といった。悪勢らの悪霊は祟りをなしたが、石神として祭ると止んだという。
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ヤマノカミ,ユメ
1941年 朝鮮
大同郡秋乙美面美林里の病人の夢に、白い着物を着た山神が現れて、一里先の小高い山で最初に目に付いためずらしいものを、食べるものなら食い、飲めるものなら飲めと言った。そこで行ってみると清水があり飲んだ。数日続けると次第に快復した。世間にも官にも知らせ、大kの人がその薬水を汲んでいくようになった。
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