国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

アズマヤサマ
1983年 山梨県
Aさんの屋敷神はアズマヤサマ。家の前の道を広くするために、場所をかえたときに、家業の杣でけがばかりするようになったので元の場所へ戻したところ、けがをしないようになった。

類似事例(機械学習検索)

イワイガミサマ
1959年 大分県
イワイガミサマと呼ばれる神を屋敷内に祀る。旧家でのみ祀り、大友戦争の時に夫婦連れで落ちてきて死んだ武者の霊を祀ったものという。災いをするのでその場所を掘ると髪の毛が出たので別の場所に埋めた。すると家人が病気になったので元通りに埋めなおした。
類似事例

チノカミ
1991年 静岡県
不幸が続いたのでカミサマにみてもらったら、「家の先祖が昔家があった場所を恋しがっている」いわれ、その場所の土をもらって伊目の大乗院という寺で地の神に納めてもらったら、不幸はなくなった。
類似事例

オミョウジンサマ
1983年 山梨県
Aさんの屋敷神の1つにオミョウジンサマがある。昔(42・3年前)、羽田峯生商店の屋敷を借りて住んでいた時に祀っていたのを今のところに移る際に移した。80年くらい前に3代先のおじいさんがセイハンで手を切り、占いをしてもらうと、「蛇を生殺しにしていたからタタル」といわれ、山中のオミョウジンサマを祀ればいいということで、祀るようになった。
類似事例

チノカミ
1991年 静岡県
不幸が続いたので御嶽行者にみてもらったら、地の神の向きが悪いといわれ、茶畑から屋敷の北西に移したら不幸はなくなった。
類似事例

ウジガミノタタリ
1970年 福島県
A家では昔、家人が病気になったのでワカ様に拝んでもらうと、前にそこに住んでいたウジガミの祟りだといわれたので、祠を作って祀ったところ、病気が治った。
類似事例

ジヌシガミ
2002年 山口県
昭和52.3年頃、ある小売店が家を移築した際、地主神も一緒に動かした。すると家主が頭痛や動悸に悩まされるようになった。医者に見てもらってもはっきりしないので、萩の石鎚権現に見てもらったところ、地主神が原因であるのですぐに戻せといわれた。家主は指示に従い旧来の場所に戻したが、症状は一進一退を繰り返している。
類似事例

トウゲサマ
1981年 東京都
昭和30年頃、土木工事をしていた人が道路工事の際に猿田彦のトウゲサマの土手を崩し、祠を動かした。家に帰り風呂から上がると彼は急に気がおかしくなり、部屋中を飛び跳ねたりした。翌朝トウゲサマを動かしたためと気付き三嶋神社の神主にお祓いをしてもらい、トウゲサマを元通りにしたところ、すぐに良くなったという。
類似事例

ワカミヤサマ,キヂシ
1944年 徳島県
木地師だった家ではワカミヤサマ(若宮さま)を祀る。昔、轆轤をすえていたところが祟るのでそこへ祀る。また藪を伐ってから祟るのでワカミヤサマを祀ったというところもある。
類似事例

オシラサマ,ヒカルコボク
2001年 青森県
某家のオシラサマは、祖父の代に火事にあった際、屋敷内で焼けて光っていた古木から形作って祀ったものだと言う。だが、父の代に信心が薄れてこれを焼き捨ててしまったところ、不幸ごとが続いた。これはオシラサマのとがめであると言うことになり、再び新しく作り直して屋敷内のお堂に祀った。
類似事例

オサキガミ
1938年 長野県
山中で怪我をするのは、オサキ神という魔神に誘われたためである。そのため、怪我人を家や小屋へ入れるときは、オサキ神を追い払うために、トボ口へ箕を伏せて桃・よもぎあるいは桑の小枝(または3つ一緒に)で三度叩き、また箕が無いときは怪我人の頭を三度叩いて「千里先き、七里が島へ送り申す、オサキ神どけどけ」と言いながら、叩いた枝と箕を外へ放り出す。それと同時に怪我人を小屋へ入れるという。
類似事例

ヤマノカミ,(オオテング),(コテング)
1956年 東京都
百年経った杉の木を切ったら、山の神(大天狗・小天狗)が住む所が無くなったと怒って、家の人の命を取った。おわびして杉の木を植えて返した。
類似事例

リュウジンサマ
1964年 秋田県
現在堀之内に住んでいるA氏は石を占いの道具にしているのでイシガミサマともいう。角館にはA氏の姉のカミサマがいる。この人は氏族の出身で金持ちであったが、ある時、戦車が通ったあとのように、自分の家のしょうが畑が踏み倒されていたことがあった。これは竜神様が隣の家に移ってしまった跡だったので、そのときから家が落ちぶれてしまった。
類似事例

オシラサマ
2001年 青森県
某家では屋敷地の一角に祠を建ててオシラサマを祀っているが、これは以下の理由による。親類が家を壊した際に、屋根裏からオシラサマが一体だけ見つかり、これは対で祀るものであるからともう一体を新しく作ってもらった。その後、新築の家にそれらを連れて行ったところ、不幸が起きたので原因を確かめると、オシラサマが人に見られるところに祀ってもらいたがっているとのことだったので、それからは屋敷内の道路の角に祠を建てて祀るようになった。
類似事例

カナヤマサマ
1981年 東京都
明治末、鍛冶屋をしていたtはuに弔いに使う色紙を貸した。その後tはuに返すように求めたがuはすでに返したといって応じなかった。カナヤマサマを拝めば罪のある方に罰が当るというのでカナヤマ様を拝もうということになり、tは1周間酒を断ち毎晩丑の刻にカナヤマサマを拝んだ。何の変化も無いのでuは笑っていたが、もう1週間拝むとuは尻に火がついたようだといって庭を転げまわった。uはtに謝ったので、tはカナヤマサマにお願いして治してもらった。
類似事例

ヤクシサマ
2001年 青森県
某家では、家の者が目を患ったので、その眼病治癒の為に屋内に薬師様を祀った。後に父親が患った際にカミサマに見てもらったところ、薬師様は屋内に祀る神ではないと言われたので、屋外で祀ることとなった。
類似事例

オシラサマ
1983年 岩手県
オシラサマは眼の神様とも言うが、物咎めする割に治してくれないという。ある家では、主婦が交通事故にあって予後がよくないのはオシラサマにオセンダクを着せ忘れたからだとイタコに言われた。
類似事例

チノカミ
1991年 静岡県
引越しの時に地の神を置いていってしまい、祀るものがなくなって、その家は死に絶えた。
類似事例

ジャガミサマ,ヘビ
1986年 愛媛県
用の山の新野恒友家では、ジャガミサマを屋外に祀っている。家の人が蛇を殺したのでその死骸を埋めてあるという。一度場所をずらしたら家の人が病気になり、みてもらうと蛇が憑いているといわれて元の場所へ戻した。そのあと、祭場は道路拡張の時に5センチほどずらした。
類似事例

タケコマサマ
1964年 秋田県
現在堀之内に住んでいるA氏は石を占いの道具にしているのでイシガミサマともいう。角館にはA氏の姉のカミサマがいる。この人は27、8才のころから目が見えなくなったが、神様や仏様が飛んでくるのが見えるようになった。殿様や切腹した侍がくるとその真似をする。それが治らないので、神様におつかわれするようになればなおるといわれた。その1ヵ月後に竹駒様がついたので、神社に参拝しておつかわれするように決めた。すると2週間で目が開いて、3週間ですっかり見えるようになった。
類似事例

ミサキサマ
1957年 岡山県
昔、屋敷をすえるときに古墓を移したが色々障りがある。そこで法者に祈ってもらうと「人は死んで50年したらミサキサマになりたがるものだ」といわれた。そこで屋敷の辰巳の方向に祠を建てミサキサマを祀っった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内