エンコ 1967年 愛媛県 海に遅くまで一人でいると、エンコに引かれる。
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カワウソ 1939年 新潟県 夜歩いていると、突然暗くなった。すると堀の中に投げ込まれることがあり、投げられると元の明るさになって、上がることができる。これは川獺の仕業であろう。
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ガタロウ 1980年 和歌山県 六月十日に川へ遊びに行くと、ガタロウに川に引っ張り込まれる。
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カワランベ 1981年 長野県 夕方遅くまで川で遊んでいると「カワランベに引かれるぞ」などと威された。
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カッパ 1916年 山口県 夕方、海浜に行くと、河童に取られる。
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エンコ 1991年 高知県 夜に行くとエンコが相撲とろう相撲とろうといったり、川に引っ張り込まれたりするという話を聞いた。エンコは上にミミワタがついている。見たことがないからわからないが、漫画に出てくるカッパと一緒ではないかと思う。
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ガータロ 1968年 佐賀県 六月晦日(6月30日)に川に行くと、ガータロに引かれてしまうという。
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キツネ 1982年 三重県 昔山を買いに来た人がいて、夜遅くなってしまった。川の向こう岸へ行くのに浅く見えたので、川を渡ろうとした。少し行くと水が胸のところまで来てどうしても渡りきれないので、川の中をあっちこっち引っ張りまわされてとうとう一夜明かした。きっとキツネにだまされたのだということである。
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ヨブコエ 1937年 秋田県 夜中に名前を呼ばれどこへとも無く一晩中歩きとおして、最後は夜明けに水源池に落ちて我に返った。
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エンコ 1985年 愛媛県 婆さんが川を渡ろうとしたら一人の小坊主が現れた。婆さんは背負って川を渡ったら、高熱にうなされた。エンコに憑かれたのだと言われ、湯責めで殺そうとしたらエンコが謝り、毎朝鹿の角の鈎に魚を吊すようになった。
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カワッパ 1957年 神奈川県 河童に川へ引き込まれた話はたくさんある。
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キツネ 1938年 長野県 夕方、橋の下に狐を見つけ、急いで橋を渡ろうとするが、狐に化かされて何時の間にか自転車ごと川の中に入っていた。
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カッパ 1991年 愛媛県 川に入るとカッパに足を引っぱられる。
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キツネツキ 1983年 山梨県 狐憑きで、奉公人についたのか、いきなり川へ入って「田植えだ、田植えだ」と騒いだ。
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(リンシタイケン) 1982年 群馬県 川を渡ろうとしたら、何者かに足を引っ張られた。
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エンコウ 1975年 山口県 エンコウが、馬を川に引きずり込もうとしたが、馬の方が力が強くて逆に引き上げられてしまった。それから、その川には上がらないと言った。
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エンコ 1983年 愛媛県 七夕以降に泳ぐとエンコに足を引っ張られる。釣り舟に子供を乗せて寝かせているとエンコにさらわれる。
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カッパメ 1988年 茨城県 夕方、遅くまで川で遊んでいると、カッパメが川に引きづりこむ、という。
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テング 1995年 滋賀県 昔、高い木には天狗がいると伝えられ、夜、歩いていると天狗に引っ張られたという。
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エンコ 1976年 山口県 エンコが馬を川に引きずり込もうとして、川岸に引っぱられ、皿の水がなくなってぐったりしていた。皿に水が入ったとたん、力が出て馬を川に引きずり込んだ。
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