ハツカエビス 1965年 岩手県 十月二十日の恵比寿講でたくさんの人にご馳走をすると、金が入る。
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エビスサマ 1965年 埼玉県 1月20日と10月20日は夷講で、夷様と大黒様に小豆御飯を山盛りにして供える。この日は夷様が出雲にお金を儲けに行く日だという。
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(ゾクシン) 2003年 福島県 磐城地方では、10月20日は恵比寿講である。この日、エビス様に供えた高盛御飯の蓋がカタンと鳴ると、エビス様が御飯を食べたと言った。この御飯は一人前になっていない者には食べさせてはならぬという。
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エビスサン 1970年 山梨県 1月20日はエビス講とも二十日正月ともいう。この日はエビスさんが稼ぎに出かける日で、各家のエビスさんに赤飯をあげる。エビス講を忘れたらお金がたまらないとも。
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エビスサマ 1964年 東京都 勝手の戸棚にいるエビスサマはいじがきたなく、神様が出雲に行っている間の10月24日(正月20日にも行なう)恵比寿講をして祝う。生の魚とてんこ盛りにしたアズキゴハンを左ききの恵比寿様のために左膳にしてあげる。恵比寿様は男で、女である大黒様にもあげる。一升ますに銭を入れて祀ると恵比寿様はお金をこしらえてくれる。
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エビスサマ 1958年 東京都 10月20日はエビス様の日で膳を供える。枡にお金を入れて供える家尾もある。「エビス様は欲が深いから」だという。
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エビスサマ 1979年 長野県 10月20日には、恵比寿様が稼いで帰ってくるので、あずきごはんと五色の菜を作り、さんまあるいはいわしを焼いてエビス様に供える。
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エビスサマ 1984年 新潟県 恵比寿様は春に海に行き。秋に戻ってくるといい、10月20日の恵比須講の日には恵比寿様のお松様をおろす。
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オエビスサン 1988年 群馬県 1月20日と11月20日はオエベツ(ス)さんで、二十日エビス・エビス講などという。オエビスさんは富貴な人で、正月20日の朝早くに稼ぎに出かけて、11月20日の夜に帰ってくるので、二十日正月の朝は朝エビスといい、小豆御飯、尾頭付きの魚、お吸い物、煮しめを床の間にあげ、小遣いをくれてやるといってお金をあげて送り出す。11月20日はエビスさまが働いて帰ってきた日で夕エビスという。
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(ゾクシン) 1960年 愛媛県 正月20日の「ハツカ正月」をママコナシといい、ご飯を腹いっぱい食べるという。この日にお腹がすいていると、1年中お腹がすくといわれている。また、この日は雑煮をたき、業を休むという。
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ハツカエビス 1965年 岩手県 十月二十日の恵比寿講に鮒を生きたまま水桶に入れて供えると、繁昌する。
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エビスサマ 1971年 山梨県 1月20日の朝は朝エビスといって、エビス様がかせぎに出かけるためにお供えものをする。
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エビスサマ 1984年 新潟県 恵比須様は商家は朝、農家は夕方に祝うという。恵比須様は正月20日の春恵比須には働きに出掛け、秋には帰ってくるという。
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ダイコクサマ 1965年 岩手県 十月十日に恵比寿大黒に供えたものを未婚の人に食べさせてはならない。縁が遠くなる。
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(ゾクシン) 1939年 福島県 水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。縁が遠くなるので、嫁入り前の女は食べないといわれている。
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ダイシ 1970年 福島県 旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師は弘法大師である。
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タノカミサマ 1982年 新潟県 春3月16日は「田の神祭り」で、この日、田の神様が山から下りてこられ、大きなシトギ団子を16作って恵比須棚に供える。そして、秋の11月16日も「田の神祭り」で、この日、田の神様が田圃から山へあがられ、春と同じくシトギ団子を16個、恵比寿様に供える。
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(ゾクシン) 1939年 福島,茨城県 水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。供えた魚は、出世をさまたげるから子供には食べさせないという。
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ヤマノカミ 1942年 高知県 正月20日の山の神の日は、朝空腹を訴えると、山の神のおふるまいにあうといい、1年中ひだるい思いをしなければならないといって、ひだるいという言葉を口にするのを禁じている。
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ダイシ 1970年 福島県 旧11月14日は大師講で、大師様の日である。この日、ダンゴを入れたあずき粥をたべ、24日にあずき飯を食べる。大師は貧乏なのであずき粥をすすっていたが、金持ちになったのであずき飯を食べるようになったという。大師はエビス・ダイコク様である。
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