(ゾクシン) 1939年 福島県 水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。水をきれいにするためといわれている。
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(ゾクシン) 1939年 福島,茨城県 水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。供えた魚は、出世をさまたげるから子供には食べさせないという。
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(ゾクシン) 1939年 福島県 水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。縁が遠くなるので、嫁入り前の女は食べないといわれている。
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ハツカエビス 1965年 岩手県 十月二十日の恵比寿講に鮒を生きたまま水桶に入れて供えると、繁昌する。
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エビスサマ 1984年 新潟県 恵比寿様は春に海に行き。秋に戻ってくるといい、10月20日の恵比須講の日には恵比寿様のお松様をおろす。
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エビスサマ 1958年 東京都 10月20日はエビス様の日で膳を供える。枡にお金を入れて供える家尾もある。「エビス様は欲が深いから」だという。
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(ゾクシン) 1982年 新潟県 11月15日は水への恩返しの日とし、藁苞や椀を2つ抱き合わせにして井戸や浜への坂道ある榎にかけて供えるが、化物にあうというので、後を振り向かずに帰る。
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タノカミ,カエル 1961年 栃木県 旧暦10月10日、餅をついて田の神様にあげると、その餅をもって蛙をおともにしてもとの社へ帰る。
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エビスサマ 1964年 東京都 勝手の戸棚にいるエビスサマはいじがきたなく、神様が出雲に行っている間の10月24日(正月20日にも行なう)恵比寿講をして祝う。生の魚とてんこ盛りにしたアズキゴハンを左ききの恵比寿様のために左膳にしてあげる。恵比寿様は男で、女である大黒様にもあげる。一升ますに銭を入れて祀ると恵比寿様はお金をこしらえてくれる。
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リュウノヒモノ,リュウ 1983年 岡山県 どうしても降らないときには、出雲からもらってきた竜の干物を使って雨乞いをする。新しいたらいに神社の井戸の水を汲んで竜の干物を入れると、それはどんどん大きくなってたらいの中を回り始める。そうして、雨が降ったら、お祭をしてその竜を水からあげ、しまっておくのだ。これによって雨が降らなかったことはないという。
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ダイコクサマ 1965年 岩手県 十月十日に恵比寿大黒に供えたものを未婚の人に食べさせてはならない。縁が遠くなる。
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イノコサン,タノカミサン 1961年 鳥取県 亥の子さんが田の神さんであるといわれて2月の亥の日に神棚から田へ出かけて10月の亥の日に戻ってこられる。10月の亥の日には餅をついて神棚に供えるが、餅をついた臼をきれいに洗って朝までおいておくと亥の子さんはそれにさわって確かめてから神棚に帰られる。
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ダイコクサマ 1960年 宮崎県 旧10月初の亥の日にはダイコクサマが田から帰ってくると言われ、餅をついて供えるほか、鰯を2尾ほど焼いて供える。
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ダイジャ 1996年 神奈川県 箱根神社の芦ノ湖へ、お祭りのときに毎年新しい鉢を作って赤飯を入れて沈めるいわれがある。湖の底に大蛇がいて、湖が荒れていけないからだと言う。今でもやっている所がある。
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キツネ 1968年 佐賀県 死人を埋葬した翌日は未明に必ず墓参りに行き、水を供える。狐が掘り返してはいけないので。
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カッパ 1956年 宮城県 6月10日の牛頭天王祭に初生りのキュウリを供えたあとで川へ流し、この日までキュウリを食べない。河童にさらわれるからだといわれている。
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ボウレイ 1974年 亡霊に水を供える事は日本に昔からある事である。『日本書紀』の歌にも詠まれている。
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オデシコサマ,デエシコ 2001年 青森県 10月24日には、ナベダンゴを作り、桃の枝やカヤの箸を3本(内1本は長くしておく)を添えて、お神酒と一緒に、神棚の前に供えるが、古くは、この供え物は小豆粥であった。
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ガタロ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 6月7日には、祇園様に胡瓜や茄子の初成りを供えて川へ流す。供養になるので、子供が不意に死ぬことがなくなるという。この日に川へ泳ぎに行くと、ガタロに尻を吸われるという。
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ルスイノカミ,エビスサマ,ベンジョノカミ 1982年 新潟県 10月の亥の日には、亥の子ダンゴをつくる。神無月には神々は出雲へ行かれるが、恵比寿様と便所の神が居残る。その留守居の神への団子が居残りダンゴであるという。
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