カミ 1973年 富山県 10月28日は神の刈り上げという。この日、神々は出雲へ行くので、この日までに稲刈りが終わらないと神さまに負けたという。
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テング 1977年 和歌山県 正月28日には、天狗がダケの森で神楽を舞うといった。
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オヒナサマ 1984年 山梨県 3月28日頃までに取り出さないとお雛様が泣くという。
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オヒナサマ 1983年 山梨県 2月28日までに雛を出さないとお雛様が泣くという。
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フドウソン 1993年 岩手県 あるおばあさんが便所の手入れを怠り、便所の不動尊も汚くしていたら、秋の運動会の季節に体が痛くて動けなくなった。2日間続いたが、砂を持ってきて便所と不動尊をきれいにしたら治った。
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ガーロー,カッパ 1970年 鹿児島県 旧5月27、28日ころに川祭りを行う。この祭りより前に川で泳ぐと、ガーロー(河童)にジゴを取られるといわれる。
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オカマサマ 1983年 茨城県 オカマ様は縁結びの神・火の神という。旧暦9月28日から2月28日にオカマ様は出雲に縁結びに出かけるので、9月27日の夜には弁当としておむすび5個をオカマ様の棚に上げる。このうち2個は28日の朝におろしてきて食べる。お弁当としておはぎを2個つくって供えるところもあるが、おはぎが小さいとはずかしいから隠れて食べるといって、大きいほどよいといわれる。
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カッパ 1956年 滋賀県 7月28日の川裾祭の7日前から祭りが終わるまでの間、川に行くカッパがケツを抜くという。昔、川原でカッパが何か拾って喰っていたのを村人が見た。
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ゴミソ,カミサマ,カミノチカラ 1967年 青森県 T・Sは結婚後間もなく体が弱く医者に見離された主人のために神信仰をはじめたことによる。当時は石ころを神体として拝んでいた。主人の病気を28日で治そうと決めて祈祷をしたところ、28日目に起きることが出来た。
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ヤマノカミ 1984年 福井県 9月27日は神送りで、神様が出雲へ行き、10月28日に帰られるが、山の神だけは10月8日に行き、11月8日に戻られるという(現在はいずれも1ヶ月遅れ)。この日に焚くのは山の神はわがままであらたかな神様で火を焚いてお前の家は火事だとやめかにや(叫ばねば)帰らないからだという。ここでは、山の口のお講をするまでは山へ行かれぬといっている。
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ワカミヤサマ,タタリ 1965年 高知県 今宮一族が祀る若宮さまは、平家の落人を祀ったもの。9月28日に本家でお祭りをする。これを怠るとたたりがあるという。
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(テンキニカンスルゾクシン) 1964年 福島県 甲子の日、雨が降ると雨が多い。28日の日天気が悪いとそれ以降も天気が悪い。
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ソガドンノタウエ 1952年 神奈川県 5月28日は曾我兄弟の仇討のあった日で、ソガドンの田植といって、この日田植えをすると血の雨が降る。午の日に田植をすると、馬を植え込む、といって嫌う。
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タタリ,フドウソン 1943年 山形県 不動尊の掛軸を粗末にしていると、家の者が病気になった。表装を直し、毎日拝むと家の主人は語った。
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オカマサマ 1983年 茨城県 9月28日はオカマ様の命日で、この日はウルチを1升洗って粉にして36個の団子を作る。この団子はオカマさまが出雲にムラの婚姻を決めに行く時の弁当である。また、これとは別に小さい団子を作り神棚や仏壇に供えた。これはオカマ様が出雲に帰る途中に諏訪の峠でボタ餅のくらべっこをするという。10月28日にはまた家に帰ってくる。
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トメヤマ,ヤマノカミ 1956年 宮城県 10月12日は「止め山」といって、御神体を納めた。この日と2月12日は、山の神が山を巡る日であるので、山に入ることが戒められている。
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テソウカ 1956年 宮城県 蔵王山中腹にあった不動尊像が崖から落ちていたのだが、誰も知らなかった。小原温泉近くに住むある占い師の女性がこのことになぜか気づき、探してもらったところ、像が見つかったという。
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フドウソン 1944年 山形県 弘法大師が月山に登ろうとして水垢離をとっていると、水中に不動尊の姿が現われ、抱き上げると1枚の水板であった。
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モチ,ロクソサン 1993年 静岡県 六祖さんとは江戸時代、小田原に年貢減免の直訴に出向いて処刑された6人の義民のこと。六祖さんの系譜の家では12月28日に餅を搗かない。六祖さんの首が箱根の山に差し掛かったのが12月28日で、そのころ家人がついていた餅が血に染まったという。
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レイブツ 1975年 神奈川県 相州大山の不動尊が大いに汗をかいた時は、大地震が起こり、多くの人が死んだ。霊験あらたかな仏像は、その種類を問わず汗をかくというが、かつて不動尊が智興阿闍梨の病苦を代わって涙を流したように、人々の苦悩を憐れんで汗をかいて下さることは、本当にありがたい。
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ヤマノカミ 1982年 山形県 旧暦の10月17日は山の神祭りで、この日は山行きは止められ、山の神が木を数える日だから木は切ってはならない。
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