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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

(フドウソンノバチ)
1961年 静岡県
不動尊は正月28日と10月28日が祭りである。ある村人がオミクジが気に入らず、山にあった不動尊を移したところ、金しばりにあったという。

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オウゴンブツ,フドウソン
1983年 茨城県
下総国藤代宿において、8歳の女子が男子を生むことがあり、このことで金銀をもらったので暮らし向きがよくなった。そこで屋敷内に井戸を掘ろうとしたところ大きな石が出てきて、その石の中に小さい黄金仏がでてきたという。それは不動尊であった。
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イシ,フドウサマ,カンマンバラン
1970年 福島県
河原で2人が昼寝をしていると大きな音を立てて石が落ちてきて、どんと立ったので、「観音様でも祀ろうか」と言っていると、若松から調べに来た人が、北森の滝に不動を祀れといったので祀った。村の人が集まって「カンマンバラン」といって、それを今の滝から1里離れた所に運んだ。「カンマンバラン」は不動様の名前である。
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カミサマ
1985年 福島県
屶振に住む人のおじさんが10月17日に神様にお返しをするのを忘れてしまった。するとその人が山の上に行こうとすると狼が出てきて頭の上を飛んで行けなくなったので、大きな石に山の神と書いて1里ほど離れたところにおさめて神様におわびした。この石は今でも残っている。
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フドウソン
1989年 長野県
経平という場所に小堂があったが、山津波で埋没した。年を経て、そこが毎夜光を放ったので、天和元年3月に近隣住民が掘り返した。すると、そこから不動尊の木造が現れたので、現在の場所に安置したという。
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ヤマノカミ
1983年 山梨県
山の神は舟久保イツケシで祀るミョージカケで、新田にある。正月20日朝、山の神が狩りをして山や藪の中をとび歩いたのでオカンムリを落とした。21日にオカンムリを見つけるので、弁当とオソナエを山へ持っていってオカンムリ拾いを手伝う。朝に行くと山の神にけたおされるので、昼飯を食べてから行く。
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ヤマノカミ
1971年 山梨県
毎月17日が山の神の祭の日で、1月17日が春の山の神様、10月17日が秋の山の神様。山仕事をする人はこの両日か12月17日と1月17日、または21日の年2回を山の神の祭としたが、その際にそば粉で作ったオカラクを供える。それを生木に供えると山の神が自分の木だと思い、不思議なことが起るので、切り株か枝を切って地面にさして供える。
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ヤマノカミ
1983年 山梨県
1月21日は、山の神が狩りをしてやぶの中をとび歩いたときに落としたオカンムリをこの日にみつける。そのため弁当やお供え餅を持って山へ行って、オカンムリ拾いを手伝うが、朝に行くと山の神に会って蹴倒されるので午後から行く。
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キツネ
1987年 埼玉県
曽祖父は毎月28日に川越の不動様に必ず参詣に行っていたが、ある日の早朝道に迷ってしまった。その辺りは狐が出ることを思い出し、腰の火打石で火を点けると、夜は忽ち明けはじめ、同じ山中をぐるぐる廻っていたことに気づいた。
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フドウサマ
1972年 岐阜県
高科谷川上流にある不動の滝に不動様が祀られている。田に水がないと頼みに行くが、そのときひきがえるが出てくると雨が降り、蜂が出てくるとなかなか降らないという。
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(ゾクシン)
1978年 新潟県
不動山の頂上に守り本尊として不動様が祀られている。4月25日の朝、有志が幣束とお神酒を持って不動山に登る。一生に一度は必ず行くものであり、目の病に効くといわれている。
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タノカミ
1982年 新潟県
2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春は朝早く田の神が山から下りてきて、秋は晩遅くに田から山へ登るという。
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テング
1977年 和歌山県
正月28日には、天狗がダケの森で神楽を舞うといった。
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カミ
1973年 富山県
10月28日は神の刈り上げという。この日、神々は出雲へ行くので、この日までに稲刈りが終わらないと神さまに負けたという。
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オボシナサマ,フドウサマ
1969年 秋田県
鬼神集落の鎮守はオボシナサマといい、不動様という。祭日は旧暦の3月28日だったが、今は新暦の5月8日にやる。前日の夜から煮物を重箱に詰めて境内に集まり、皆で食べる。このとき肉を食べてはいけない。1956年のこと、肉を食べた人があったため、翌日集落で大火事が起こって17軒焼けたという。
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ジュウニテンサマ,ジュウニテンジン,チイサナヘビ,アタマガヒトツニナッテイルジュウニヒキノヘビ
1984年 山梨県
旧暦8月12日に十二天祭を行う。十二天神の祠は峰の上の松の木のたもとにあり、ムラの人々は十二天様とよぶ。昭和10~13年ごろ、ダムの造成のために十二天様を青柳ロクロウ氏宅から現在地へ移した。その時に祠をあけると小さなヘビが中でトグロを巻いていた。昭和34年の伊勢湾台風のときに祠が吹き飛ばされてしまって、ムナフダもなくなってしまったことがあったが、余沢の常会でどうしようかと相談した日の夜、青柳光平氏は頭が1つになっている12匹のヘビがトグロを巻いている夢を見た。次の日捜してみるとムナフダが見つかり、祠を作り直した。
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オカノカミ,タノカミ
1982年 新潟県
2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春はオカの神が田の神になる日、秋は田から上がってオカの神になるという。
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フドウサマ,ヨナヨナヒカルイシ
1983年 茨城県
不動様を祀るようになったのは、この地方が佐竹家にかわって徳川家に治められるようになったとき、佐竹藩に仕えた人々の墓石を川の中に転がして壊してしまったが、その墓石の中に不動様が混じっていたらしく、川の中の墓石に夜な夜な光る石があった。それを丹下の宗助が拾って不動様として祀るようになった。
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ビンボウガミ
1957年 新潟県
1月7日に若木を山から迎えて、14日に燃やして小豆を煮る。昔貧乏な親爺が夜逃げをしたら、貧乏神が着いてきた。貧乏神が生木を燃して小豆を煮るのが嫌いだと言ったのでその通りにすると、貧乏神は「俺の嫌いな事をする」と言って銭を投げつけてよこした。それからこの行事をするようになった。
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オテングサン,コミタケサン
1985年 山梨県
加畑では、1月20日がユミイリの日で、オテングサン(コミタケサン)が弓射りして歩いた時落としたオカンムリ(御冠)を捜すため、21日に山を歩くのでムラの人は山へ行くとばちがあたるといって山へ行かなかった。
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ヤマノカミ
1984年 山梨県
1月21日は舟久保イッケシの山の神様である。山の神が狩りをして、藪の中を飛び歩いたときに落としたオカンムリを見つけて歩く日なので、弁当やオソナエ(鏡餅)を持って山へ行き、オカンムリ拾いを手伝う。ただし、朝に行くと山の神に会い蹴倒されるといわれ、午後に山へ入る。
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