(ゾクシン) 1980年 岐阜県 不動様は、富山にあるお岩不動を分けたもので、目の悪い人がお願いをすると良くなるという。
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ツブ 1961年 新潟県 菅谷の不動明王はかつて火災となったとき、たくさんの田螺が本尊にとりついて水を吹いたため、頭部だけが焼け残り現存しているという。以来眼病の人は田螺を供えて祈願すると効果ありとされる。また、2月初午の日に田螺を屋根に投げ越して魔除けとし、これを信仰するものや眼病を患うものは田螺を食べない風習がある。
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ジカクダイシバテイセキ 1956年 宮城県 慈覚大師が、不動滝の対岸、筆甫街道の方から白馬に乗って跳び越したときのもの。蹄の跡にたまっている水は眼病に効くという。
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フドウサン 1978年 静岡県 明治の初めに熱病が流行し、大勢の若者が死んだおり、別の沢にあった不動さまを持って来て、本尊に祀ったところ、効果があった。その像を持ち上げる際、幣帛を立てたところ、軽くなったという。
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フドウサマ,ダイジャ 1972年 山形県 赤滝の不動様は眼病に霊験があると言われ、時々、大蛇に変身し、それを見た者はたたりを受けるというので恐れられていた。
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チョウジャノミズ 1929年 岩手県 ある百姓が、大岩の下の清水で顔を洗うと、長い間の眼病が治った。その清水は霊験あらたかとして、多くの参詣人が集まるようになった。
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テング 2001年 高知県 五位山の頂には天狗さんと呼ばれる小祠が祀られている。病気をよく治してくれる神さんと言われている。以前入院した人が出たとき、地域の人々がお参りに行ったところ治ったという。
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(フドウソンノバチ) 1961年 静岡県 不動尊は正月28日と10月28日が祭りである。ある村人がオミクジが気に入らず、山にあった不動尊を移したところ、金しばりにあったという。
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ヤクスイシンコウ 1933年 兵庫県 まや山天上寺にある句碑の上に穴があいて水が溜まっていた。昔から石神や石仏地蔵碑などにあけた穴に溜まった水を目に付けたり、洗ったりすると目の病が治るという。この様な穴は石仏などの前にある水入れや手水鉢など御手洗などの薬水信仰の延長であろう。
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タカミサン,クビ 1916年 奈良県 高見様は荒い神様である。首を切られてその首が高見山の上まで飛んで上がったという。今でも願を掛けると首から上の病気を必ず治してくれるという。
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カンノンサマ 1937年 京都府 独鈷抛山の観音様をある男が狐と間違えて弓で射た。矢は観音様の眼にあたり、観音様が谷水で洗うと眼は全快した。それ以来、独鈷抛山の谷水は眼病の薬となった。
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リュウ 1977年 福島県 大雨が降り、社川から竜が昇ったり降りたりして暴れていた。通りかかった坊さまがお経を唱えてやると、コケラ(うろこ)3枚を残して昇天した。そのうろこを収めて作った不動明王が天竜山法泉寺の本尊。
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ダイロクテン,カガミ 1983年 東京都 熊野神社をまつっている神社の神主が第六天で光がさすのを神のお告げだと思い山に登ると、かしの木に鏡がかかっていて、それを持ってきて熊野神社のご神体にしたという伝説がある。
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テングヤマ,セイメイノミズ 1980年 新潟県 8月23、4日が天狗山の祭りで、直江津から神官が来る。ほかにも様々の言い伝えがある。天狗山に流れている水は生命の水でこれをのむと長生きができるとして、1升びんを持って汲みに行く。
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(コンピラサマノレイゲン) 1986年 香川県 病快癒の願いを込め金毘羅大権現に向かっている最中に、同宿の人に勧められて金毘羅山近くの里の目医者・松坂玄養を訪ねることにした。大阪から丸亀に向かっている明け方に左眼が薄く見え始めた。同日の九つ頃に金毘羅様に拝礼している間に右眼が見え始めた。それから両眼が見えだした。更に神前で祈祷勤めの僧に金銀の幣帛で十七度頭を撫でてもらうと、翌朝には障子骨がわかるほど回復した。
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ヤナギダンサン 1998年 愛知県 家の軒下まで草が茂ってもわからないほど目の悪い人が、お地蔵さんを信仰すると目が見えるようになった。そのお地蔵さんをヤナギダン(柳谷)さんと呼んで、目の病気を治してくれるお地蔵さんとして信仰されたという。
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フドウサン,(ゾクシン) 1979年 徳島県 昔、病気が流行ったときに不動さんに「踊りをするから病気を入れないで今年の夏を守ってくれ」と祈ったところ、病気が入ってこなかった。それ以来、祭をするようになったという。
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(ゾクシン) 1973年 三重県 野登り観音に関する俗信。野登り観音の大祭は4月7日で、豊作の神だという。祭に参拝する人は、くま笹を必ず折っていって、田の水口にたてるとモグラがもぐらず、いい米がたくさん取れるという。牛に食べさせると、病気をしないといわれている、など。
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ゴフドウソン,(ゾクシン) 1965年 愛媛県 「御不動尊」の奥に石仏がある。一生の願いや腹の病の治癒祈願をするときには、付近の石を拾って投げる。それが岸壁に留まれば腹病は早く治り、一生の願いも早く叶えられるという。しかし、その際他の人が乗せた石を落とすと、自分にその人の病がくるので、落ちた石の数だけ岩壁に投げるといわれている。
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リュウトウ 1989年 富山県 大徹禅師が眼目山立山寺を開かれたとき、山神と龍神が助力を与えた。今でも毎年七月十三日松の梢に灯火がのぼる。一つは立山の絶頂から、一つは海中から飛来し共に松の梢でとどまる。此れを山燈・龍燈という。
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