国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カラサデサン
2005年 島根県
お忌み祀り(11月20日~25日)の間に便所に入るとカラサデサンにお尻をなでられる。また、最終日の夜にトイレに行くとカラサデサンにお尻をなでられる、最終日は神送りの日だから丸一日トイレに行ってはいけず、行くと神様にお尻をなでられるともいう。

類似事例(機械学習検索)

カラサデサン
1939年 島根県
旧暦10月17日の神退祭の日をカラサデさんという。カラサデさんの日に大便所へ行くと、尻を抜くといわれている。
類似事例

カラサデサン,カラサデバァ
1950年 島根県
神在祭の「お忌みさん」最終日はカラサデさんと言い、搗きたての餅を戸口に付け、外に出ない。出ると金の鉤でサデられる(引掻かれる)。昔は人が3人サデられたが今は代わりに烏が3羽死ぬという。またこの晩に便所へ行くとカラサデさんまたはカラサデ婆が尻をなでる。
類似事例

カラサデババ
1953年 島根県
悪いものが入らないように家中を閉めきることがある。カラサデの晩には便所に行かない。便所に行くと尻を撫でられる。また、この晩には神と会うから、外で唾を捨てると口が痛くなったりする。
類似事例

カラテデバアア,カラサデババア
1972年 島根県
10月末になり出雲に集まっていた神様が帰るとき、村人はカラテデババアが帰るのを祝って餅を搗く。餅を搗かないと祟りがあると言われ、夕方から便所に行くとカラテデババアに尻を撫でられるという。
類似事例

ベンジョガミ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
午後六時に便所に入ると、便所神様に尻を引っかかれるという。
類似事例

カワヤガミ,(ゾクシン)
1915年 東京都
裸で便所に入ると厠神さまがお尻をひっかくといわれている。
類似事例

ハダカ,ハバカリ,カワヤガミ,(ゾクシン)
1915年 東京都
裸で便所に入ると厠神さまがお尻をひっかくといわれている。
類似事例

カミ
2005年 島根県
お忌み祀り(11月20日~25日)はいつも天気が荒れる。神が風に乗ってやってくるからだと言われている。
類似事例

ベンジョガミ,(ゾクシン)
1973年 香川県
便所神に関する俗信。便所神はオチョウズノカミという。盲目の神様なので、ぶつからないように便所に入るときには必ず一言咳などをする。黙って入ると、手をつきだすなどといわれている。泉の神さんと便所の神さんを祀っていると目を病まないという。また、便所を汚くしておくと、目が悪くなるという、など。
類似事例

カイナデ,カイナビ
1956年
便所の怪。節分の夜、便所に行くと、これに尻をなでられる。やむなく入るときには「赤い紙やろか、白い紙やろか」といって入ればよい。
類似事例

(ゾクシン),オニ
1936年 京都府
平屋村では節分の夜に便所に行くと、鬼に尻を撫でられるという。
類似事例

カミサマ
2005年 島根県
お忌み祀り(11月20日~25日)の間は神様が話し合いをする日であるから、鳴り物は禁止されている。ある時、お忌み祀りの日にやくざが騒いだ。すると、天候が荒れて雹が降った。
類似事例

カミサマ
1939年 島根県
旧暦10月のうち、立小便は「オタチ、オタチ」と言ってからでないとしないという。この月の間、出雲にはいたるところに神様がいるので、立ち退きを願うのだという。
類似事例

センチガミ,サスガミ
1983年 岡山県
便所の神はセンチ神というが、英田町滝宮では、これをサス神という。裸で便所に入ってはいけない、唾を吐いてはいけない、驚かさぬよう入る前には咳払いをしなければならない、などという。
類似事例

カワヤガミ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
トイレで唾を吐くと厠神に祟られて口中を患うといわれている。
類似事例

ベンジョノカミサマ
1938年 福島県
便所の神様は盲目である。便所へ唾を吐くと目を病む。麻がらなどの捨木を溜の中に捨ててはならない。盲目の神様が拾い上げるのに苦労するからだという。
類似事例

センチガミ,サスガミ
1983年 岡山県
便所の神はセンチ神というが、落合町栗原では、これをサス神という。裸で便所に入ってはいけない、唾を吐いてはいけない、驚かさぬよう入る前には咳払いをしなければならない、などという。
類似事例

センチガミ,サスガミ
1983年 岡山県
便所の神はセンチ神というが、作東町万善では、これをサス神という。裸で便所に入ってはいけない、唾を吐いてはいけない、驚かさぬよう入る前には咳払いをしなければならない、などという。
類似事例

(ゾクシン)
1984年 新潟県
忌にさされないようにするための俗信。忌の日には、忌にさされないために必ず香煎を食べる、晩には便所に行かない、仕事をしない、など。
類似事例

ベンジョノカミ
1983年 岡山県
岡山市沢田では便所の隅に小さな棚を設けて便所の神を祀っている。この便所の神は醜悪な顔をしているので、便所で鼻をかんではならない、かむと便所の神が醜悪な顔を思い出させられて怒ってしまい、しかめ面にされてしまうのだという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内