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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カイナデ,カイナビ
1956年
便所の怪。節分の夜、便所に行くと、これに尻をなでられる。やむなく入るときには「赤い紙やろか、白い紙やろか」といって入ればよい。

類似事例(機械学習検索)

オバケ
1972年 兵庫県
便所へ行くと「赤い紙やろか、白い紙やろか」とお化けが言うと、低学年、特に1年生の間に伝説が広がる。だから皆、数珠つなぎになって便所へ行く。
類似事例

ベンジョガミ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
午後六時に便所に入ると、便所神様に尻を引っかかれるという。
類似事例

ガイナゼ
1994年 京都府
節分の晩には、鬼の他にガイナゼという怖いものが来る。用を足しているとどこからともなく近づいてきて、ガーイッと尻を撫でる。
類似事例

(ゾクシン),オニ
1936年 京都府
平屋村では節分の夜に便所に行くと、鬼に尻を撫でられるという。
類似事例

カラサデサン
2005年 島根県
お忌み祀り(11月20日~25日)の間に便所に入るとカラサデサンにお尻をなでられる。また、最終日の夜にトイレに行くとカラサデサンにお尻をなでられる、最終日は神送りの日だから丸一日トイレに行ってはいけず、行くと神様にお尻をなでられるともいう。
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アカイカミアオイカミ
2001年 島根県
トイレで、赤い紙を選ぶとトイレの中に引きずり込まれ、青い紙を選ぶと年をとる。
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カワヤガミ,(ゾクシン)
1915年 東京都
裸で便所に入ると厠神さまがお尻をひっかくといわれている。
類似事例

ハダカ,ハバカリ,カワヤガミ,(ゾクシン)
1915年 東京都
裸で便所に入ると厠神さまがお尻をひっかくといわれている。
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トイレ
1986年 東京都
小学校のトイレに入ると「赤と紫のどちらが好きか」と聞かれる。赤と答えると便器の中に引きずり込まれる。紫と答えるとお化けは消えて助かる。
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アカイカミアオイカミキイロイカミシロイカミ
2001年 兵庫県
トイレで、赤い紙を選ぶと血まみれになって死に、青い紙を選ぶと真っ青になって死に、黄色い紙を選ぶと助かって、白い紙を選ぶと壁に引きずり込まれる。
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オニ
1993年 静岡県
「節分の晩、セッチンに入ると鬼に尻をつねられる」という。
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ベンジョノカミサマ
1982年 宮城県
夜中に誰にも見られずに、便所を左回りに3回廻って「今晩は」というと、「はい」と返事があるという。これを聞くと怖いものが無くなるという。便所の神様の声。
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トイレノオバケ
1986年 東京都
小学校のトイレの天井に穴があいていた。そこからお化けが出てきてお尻をさわる。お化けは後ろを振り向くと逃げていく。
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ベンジョノカミサマ
1982年 宮城県
便所に入るときは咳払いをしてからにしないと、便所の神様が出る。話者の叔母は紫の着物を着た女の人の後姿を見たという。
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トイレ
1986年 東京都
小学校の一番端のトイレに入ると「何色の紙がほしいか」と聞かれる。赤い紙と答えると血だらけになる。青い紙と答えると首を絞められて顔が青くなる。白い紙と答えると何もされない。
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オカノボウノヒモ
1993年 三重県
陸の坊という寺に子どもの坊さんがいた。この坊さんが便所に入ると、何者かが尻を触ったので、怖がって住職に訴えた。住職が確かめたら、肥え桶の紐が触っていただけだった。怖い怖いと思っていて見た化物の正体がありふれたものである喩えとして、「岡の坊のひも」という。
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カミサマ
1939年 島根県
旧暦10月のうち、立小便は「オタチ、オタチ」と言ってからでないとしないという。この月の間、出雲にはいたるところに神様がいるので、立ち退きを願うのだという。
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カラサデババ
1953年 島根県
悪いものが入らないように家中を閉めきることがある。カラサデの晩には便所に行かない。便所に行くと尻を撫でられる。また、この晩には神と会うから、外で唾を捨てると口が痛くなったりする。
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カイブツ
1992年 山形県
トイレを使うとき、午後は注意する。怪物がいて、つかまると食べられてしまうからだ。
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キツネ
1974年 和歌山県
狐が池の藻をかぶって、べっぴんさんに化けていた。べっぴんさんが家の中に入ったので節穴からのぞいていた。人に注意されて気づくと、便所をのぞいていたという。
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