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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タヌキ
1973年 岩手県
小さな子どもが、盆の13日に行方不明になり、翌日山のワンクチで見つかった。狸をいじめた仕返しだろう。

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キツネ
1970年 新潟県
子供が帰宅しないので探しているとようやく見つかった。子供は狐にさらわれ、馬の糞をぼた餅だと言われて食べさせられたと話した。
類似事例

テング
1931年 長野県
秋祭のとき子供が消えてしまった。母親は狂ったようになって探したが見つからなかった。翌年若者が山で子供の着物を見つけた。その子の着物だった。これは天狗の仕業で食べてしまったのだといっていた。
類似事例

キツネ
1984年 山梨県
上宿集落の子どもが行方不明になり、夜になっても戻らなかった。近所の人たちが手分けして探したが見つからず、翌朝、七覚川の小道でびしょぬれでガタガタ震えてうずくまっていた。狐の仕業。
類似事例

キツネ
1970年 福島県
山王坂にスッカナを採りにいった子どものうちの1人が帰ってこない。翌日山王坂の堤で発見された。持っていた弁当が生臭かったので、狐に化かされたのであろう。
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タヌキ
1970年 高知県
商売に行った帰りに山の下で「おかあちゃん」と呼ぶ声がした。いくら待っても会えないので帰宅すると、子供は先に帰っていて、迎えになど行ってないという。おそらく狸が声をかけてきたのだろう。
類似事例

テングサマ,カミカクシ
1983年 富山県
40年位前の話で、隣村である砺波で一人の子どもがいなくなって村一同で名前を呼んで太鼓を叩いて探したが見つからなかった。2晩いなくて、3日目の朝に川のふちの木の根っこの側に子供が笑って坐っていて見つかった。2日間ものを食べずに、雨も降ったのに着物はぬれていなかった。子どもに尋ねてもさっきから坐っていたという。これは天狗さまの仕業だと言った。また、神隠しで、子どもを粗末にするからだとも言った。
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テング,カミカクシ
1978年 埼玉県
2、3歳の娘が母親と山に入った際に道に迷い、行方不明になった。3日後に1里半も離れた谷で見つかったが、その途中はとても子どもが通れるような道ではなかった。天狗にさらわれたのかはわからないが、本当に不思議だと噂された。
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カミカクシ
1975年 高知県
子守の娘が3歳になる主家の男の子を背負って山で遊ぶうち、数分の間に子どもが行方不明になった。部落の男が探したが見つからなかったが、三日後子どもが裸で歩いているところを発見され、口からコーシバの葉やミミズを大量に吐いたという。
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カミカクシ,テング
1968年 福井県
母が田の水を見に行っている間に3歳の女の子がいなくなった。探したら、幼児ではとても渡れない丸木橋の向こうで見つかった。天狗にさらわれたのだろう。
類似事例

キツネ
1972年 奈良県
子供が行方不明になる。おばあさんが「あんまり見つからんようやったら、犬を連れてくる」という。途端に子供が泣きながら出てきた。狐にだまされたらしい。
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テング
1931年 長野県
子供が用足しに出たきり帰ってこなくなった。村中の人が騒いで探したが見つからなかった。子供は12、3里離れたところで見つかり村人たちは天狗が連れて行ったが、大騒ぎしたので捨てたのだと語り合った。
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テング
1931年 長野県
子供が天狗に連れられてどこかに行ってしまった。村中で幾日も探したが見つからず、仕方なく諦めた。翌年その子の家の庭に子供からの置手紙があったという。
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(カミカクシ)
1956年 東京都
ある家の子供が行方不明になった。三四郎ヶ洞の前の大樹の枝にその子の骨と皮がひっかかっていた。
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キツネ
1986年 石川県
子供が日暮れに遊んでいると、狐がお母さんに化けて山に連れ出してしまった。雪面に子供の下駄の跡と狐の足跡が続いており、その先には子供が凍え死んでいた。
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テング
1922年 石川県
6歳の男の子が天狗に捕えられて行方不明になる。村中総出で探したところ、村の端を流れる川に八裂にして投げ込んであるのを発見した。
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テング,カミカクシ
1960年 埼玉県
吉田屋の親戚の子が三つの時、子守に負われて落合の裏山へ栗拾いに行ったまま一週間見つからなかった。天狗にさらわれたということだがその子は元気に成長している。
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キツネ
1977年 青森県
ある人が新田のホンリン山のバンダイの下で小狐を3匹見つけて連れ帰ったら、その家の子ども3人が帰ってこなくなり、探しに行ったら狐に化かされて道がわからなくなった。狐の子を返したら、子どもたちも帰って来た。
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テング
1965年 新潟県
部落の三歳の女の子がいなくなり、手分けして探すと部落の道から百メートルも下の中津川の河原の石に座っていた。大人が降りるのに半日かかるところで、天狗の仕業かと不思議がられたという。
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タヌキ
1978年 和歌山県
おじいさんと息子二人で山へ行った。お昼を食べて仕事場へ帰るとき、息子たちが後ろを見るとおじいさんがいない。おじいさんは狸にだまされて三日三晩山をさまよったのだった。
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ヤマノカミサマ
1954年 栃木県
山の神様の怒りで、子どもが狐に殺されることがある。母親が抱いていてもいなくなり、子どもは囲炉裏で死んでいる。
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