ヒカリダマ 1974年 栃木県 話者は子どものころ、よくヒカリ玉を見たという。山鳥が山から山へ飛ぶのがヒカリ玉に見えるという。ヒカリ玉は、20歳までに見なければ一生見ないと言う。
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タコノヨウナモノ,ヒカリモノ 1982年 宮城県 神社の古い木のそばでヒカリモノが飛んだ。ヒカリモノは青白く光る、3,4mの蛸のようなもので、夜、薄暗いときに尾を引いて飛ぶ。ヒカリモノが飛ぶときは、身内によくないことが起るという。
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トリノヒ,(ゾクシン) 1916年 岐阜県 酉の日に葬式を出すと身内が死ぬといわれている。
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ヒトダマ(ゾクシン) 1927年 大阪府 人玉が出るときには、人が死ぬ。
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カラス 1998年 静岡 烏が鳴いているのが聞こえないと、身内が死ぬ。
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(ゾクシン),トリ 1998年 静岡県 鳥が鳴いているのが聞こえないと、身内が死んでしまう。
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ミウチノシンダユメ 1984年 山梨県 身内の死んだ夢を見たら、他人にかかるといい、3日続けて身内の死ぬ夢を見て仏壇に線香を、神棚にお茶を上げた人もいる。
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ヒトダマ 1999年 宮崎県 話者の姉の子が死んだときのこと。人魂が出た。屋根の上を、赤い尾を引いた火の玉がパーッと飛んでいった・
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イボノメ,シノヨチョウ 1946年 愛知県 いぼの目ができると身内の者が死ぬ。
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キツネ 1979年 岐阜県 ある人が、川の中に金の玉が見えたので取りに入ったが、どうしても取れなかった。川端に立っていると人が通りかかったので事情を話したが、その人には玉は見えなかった。狐の仕業。
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ヒカリモノ 1983年 福島県 昭和19年の事、ある人が死ぬ前の日、村人が白昼大きなヒカリモノが飛ぶのを目撃した。
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ウマ(ゾクシン) 1990年 北海道 葬式で馬のいななきを耳にすると、再び葬式が出る。
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(ゾクシン),ユビ,ハヤジニ 1998年 静岡県 墓の前を通るときと、葬式の家を通るときは親指を隠さないと親が早死にする。
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キュウキュウシャ 1998年 静岡 葬式の前を通るときには親指を隠さないと親が死ぬ。
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(ゾクシン),ユビ 1998年 静岡県 葬式の前を通るときに親指を隠さないと、親が死ぬ。
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キツネビ 1983年 東京都 春の夜、帰る途中でパーッと天が明るくなって火が消えた。行ってみるとなんでもなかった。燃えあがった火はなんであったかわからずじまいであった。
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ガスダマ 1985年 山梨県 Aさんのかみのおじいさんが、桂川でガス玉が爆発して昼間のようだったと話した。
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(ゾクシン),ウマ 1935年 栃木県 葬式の時に馬が鳴くと、その家の人が死ぬという。
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ユメ 1985年 香川県 ある人が、母屋を潰したあとに水を引いて田植えをする夢を見たが、2、3日して人が死んだという。田んぼに杉箸を植える夢を見ると、身内の葬式を出すことになるという。
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リュウノタマ 1955年 静岡県 龍の玉を持っている家がある。六部が礼に置いていったもの。これでこすると目の病が治る。大阪の博物館に鑑定してもらったら「日本に二つしかない玉の、女玉だ。男玉が出たら買い上げる」と言われた。
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カッパ 1991年 滋賀県 梅吉という爺さんが住んでいた。ある日お坊さんが「この玉をあずかってください」といって出した5つの白い玉を預かった。しばらくすると子供がやってきて、その玉を欲しいといった。お爺さんは断ったが聞かない。河童が化けていることに気付き、「相撲をして勝ったらあげる」といって相手になり、その玉を隠そうと益田川の大井のところに行くと相撲をしていた子供が先に来ていた。うろうろしている間に玉は無くなっていた。子供は河童が化けていた。
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