国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ムジナ
1978年 山梨県
樵が夜道を家に帰る途中に、ムジナ坂(ゲエロ坂とも呼ぶ)まで来たら粋な女が出た。追いかけてくるが追いつかず、松の茂みまで来ると消えてしまう。

類似事例(機械学習検索)

オヒメサン
1978年 和歌山県
樵が小川へ鉈を落とす。淵の底に美しいお姫さんがいて、鉈を取ってくれるが、自分の存在を口止めされる。樵が気になって話してしまうと、急に具合が悪くなり息を引き取る。
類似事例

オオニュウドウ,ムジナ
1974年 栃木県
ムジナは大きな坊主の姿に化けて出る。山道で馬を牽いていた人が、大入道を見た。フッと消えてしまったという。
類似事例

キツネ
1985年 三重県
ハデな着物を着たきれいな女の人が、山の坂のところから出てきたので話しかけると、どこかに行ってしまう。しばらくすると鉄砲を持った人が、狐は来なかったかと山から下りてくる。もう少しで連れて行かれるところであった。
類似事例

オオニュウドウ,ムジナ
1978年 山梨県
九頭竜集落の氏神様のところに蛍を捕りに行ったら、下から大入道が迫ってきた。挨拶しても返事がない。大入道の頭に蛍が止まったので捕ろうとしたら、消えてしまった。ムジナの仕業。
類似事例

オンナ,フチノヌシ
1989年 静岡県
伊東市の次郎右エ門淵でも、樵が鉈を落したら美しい女が出て来て鉈を返してくれた。
類似事例

キツネ
1972年 岐阜県
昔、杉山氏が荷車に栗を積んで運んだ帰り道、名礼の近くで日が暮れたので垣根の竹を一本抜いて杖にし、車を引いていくと足が地につかないようになった。岩坂の下の林の近くまで来ると、道ばたに綺麗なお嫁さんがいた。こんなところにお嫁さんが居るはずがないと思い、足下を杖で叩くとキツネになって藪の中に逃げたという。
類似事例

オンナ
1957年 和歌山県
村の医者が夜、久木から往診の帰りに単車を走らせているとシオツの辺りで前を女の人が歩いていた。曲がりくねった道だから一度は見失ったが再び見つけた。いくら走っても追いつかなかった。そのうち女の人はふっと消えた。
類似事例

オンナ,フルダヌキ,ナナマタ
1974年 茨城県
常陸国の麻生の里から九里ほどのところに、七ツのちまたがある。ある侍が夜、百里街道を歩いていたら1丁程先に高貴な女がいた。まだ近付く前から女が声をかけてきたので同道するふりをして刀で殺した。それを聞いた人が翌朝見に行くと、毛の長い古狸が死んでいた。
類似事例

イットノサカ
1987年 長野県
夫神から逃げてきた白山さまは,当時湖水であったこの地で石の船の下に隠してもらった。いくら探してもわからないので夫神様は追うことをあきらめてしまった。そこでこの場所を「縁切り坂」「縁遠坂」といい,「いっとの坂」となまった。昔はここに「縁切り地蔵」が立っていて,嫁入りの時に前を通ると縁を切られるというので脇を通っていった。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
夜明けに炭窯に行くとき、きれいな女がいた。挨拶して通り過ぎたがおかしいなあと思って振り返ると、もういなくなっていた。
類似事例

キツネ
1991年
狐洞を薄暗い時間に歩いていると綺麗な娘が来た。狐と思って、用心して近づき、行き先を尋ねると、にたーと笑って通り過ぎた。手に持っていた棒切れ横に払うと、娘の姿は消えた。気味が悪くなって一目散に逃げ帰った。
類似事例

オニ,モチ,シュテンドウジ
1949年 岡山県
樵の親方が多数の弟子を連れて深い山に仕事に出かけた。弟子の一人が、人影の無い森陰に一重の見事な紅白餅を見つけ、あまりに旨そうなので食べてしまった。そうすると面相が一変し暴れるようになり、日夜山奥をさまようなど鬼のようになった。仲間が連れ戻そうとすると、「もう鬼になったので近寄るな」といい、最後に連れ戻しにいった者を殺して食べた。その後、親方に罪を告白し、仲間のもとに戻るが、再度山に入り、「丹波の大江山へいく」といい飛び去った。これが後の酒呑童子だという。
類似事例

キツネ
1999年 宮崎県
白鳥の人がイワシを買って帰る途中、末永の上の原の榎のところで美女が出てきて手招きした。おびえながらイワシを投げてやると、美女は奇妙な声を出して姿を消した。末永の上の原には位の高い狐がいるという。
類似事例

オンナ,タキノヌシ
1989年 静岡県
天城湯ヶ島町の浄蓮の滝に樵が鉈を落したら、美しい女が滝壷から出て来て鉈を返してくれて、このことは誰にも喋るなと言った。うっかり喋ってしまったら、翌朝、その樵は滝壷に浮かんで死んでいた。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
美しい女が先を歩いているので追いつこうと思ったが、いくら追っても追いつけない。こちらが止まると向こうも止まるので、狐の仕業だと気付いた。
類似事例

タキノヌシ
1934年 静岡県
昔、樵が雑木を伐っていた。その中の一人が滝壷に落ちた鉈を拾いに滝壷に飛び込んだ。水そこには美女がいて、ニッコリ微笑んだ。女は瀧の主で、自分がここにいることを口外してはならないと言って男を帰した。数年後、酒によってこのことを話してしまった男は、その瞬間に死んでしまったという。
類似事例

キツネ
1987年 岐阜県
炭焼きが夜帰るときに、山からきれいな娘が付いてきた。話かけても一言もいわない。一休みして、どこの娘だろうと思って振り返ると、誰もいなかった。
類似事例

ヌリヨメジョウ
1959年 鹿児島県
美座にのぼいきという坂がある。そこには綺麗な姉さんが着物を着て杉山からぬーと出るそうだ。これはぬり嫁じょうという。魚を盗ったり、人を驚かせたりする。確認しようとすると姿が消える。鶏を連れて行くと、鳴くのでぬり嫁じょうが来たのかすぐにわかるという。煙草の火か松明代わりのむえきりを持っていると絶対に遭遇しない。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
ボウガサレの橋を渡っていたら、きれいな女の人が見えたが、すぐに消えた。狐の仕業。
類似事例

サメ
1933年 福島県
樵夫が淵に山刀を落とした。すると美しい姫が波の上に立って現れ、樵夫を淵の中の御殿に案内した。そこで樵夫は楽しく3日過ごした。帰るとき決して口外しないように口止めされた。家に帰ると樵夫の三回忌をしていた。帰ってきたので酒宴になり、樵夫はついしゃべってしまった。翌朝、喉に鮫の歯形を残して死んでいた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内