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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カッパ,ガーランベー
1979年 岐阜県
母親に止められたけれども子供は聞かずに、ガーランベーに誘われて川に出かけていった。その子は次の日、肝をとられて川に浮かんで死んでいた。

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カッパ
1982年 鹿児島県
娘が河童に川へ引き込まれて死んだ。父親が一計を案じ河童を食事に招いた。河童には孟宗竹の吸い物を出したところ、こんなものを食べる人間は恐ろしいと驚き、口からだと噛み切られるからと尻から人間の肝をとるようになったという。
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カッパ
1997年 青森県
子供の頃、山田川で水浴び中に河童に肝を取られた子供がいた、と聞いた。
類似事例

カラワンベー,(カッパ)
1989年 長野県
大正時代の終わりごろ、尋常小学校二年のおせんという女の子が橋から落ちて流されて死んだ。村人たちは、カラワンベーに引き込まれたのだと言った。
類似事例

サダメ
1941年 愛媛県
生まれ子が七歳になったら水に誘われて死ぬ運命を持っていると知った父親が、それを防ごうとしたが、子供が七歳になった日に「水」の字が書いてあった暖簾に首をかけて死んだという。
類似事例

ガイタロウ,カッパ
1953年 和歌山県
川向かいの家に住む子供が、川に棲むガイ太郎(河童)に引き込まれて死んだ。親は嘆き悲しみ、川の水を涸らしてしまう祈りを唱えて淵に入水した。以来ジゲ(村の中)だけ水が涸れた。
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カッパ
1975年 東京都
山仕事の帰り、妹娘が禁じられていた「カッパの水」という池に水を飲みに行った。妹娘が戻ってこないので姉娘が探しに行くと、妹はカッパの池に沈んでいた。池の主の河童に引き込まれたのだ、と噂されたと言う。
類似事例

メドチ,カッパ
2001年 青森県
ある家の人が、余りにも子供の聞き分けがないので、その子がめどちに攫われてしまえば良いと言っていた。するとその子が帰ってこなくなってしまった。探してみたら、川に子供の死体が浮かんでいて、そのお尻にあいた大きな穴から腹のものが抜けてしまっていた。めどちが取ってしまったのであろう。
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カッパ
1991年 愛媛県
河童が橋を通る人に「負うてくれ」と言って背負わせては肝を抜くので、おまんさんという気の強いおばあさんが行って、皿が下に向くように河童を背負って連れ帰り、鍋で煮ようとした。河童は海へ帰る、もう悪い事しないと約束した。お礼に毎朝家の鉤に魚を掛けにきたが、鉤を鹿の角に替えたら来なくなった。
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ガワタロ
1991年 滋賀県
7月の祇園さんの日に川に入ると、ガワタロが来て肝を取るので、入ってはいけないと親に言われた。
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エンコウ
1985年 高知県
子供の肝を抜き水死させるのが、下田川のエンコウである。
類似事例

キツネ
1985年 埼玉県
ある娘が急に変な行動を取り出した。親は「キツネが憑いた」と家に閉じ込め、外に出すときは「キツネを落とす」と言って井戸水を頭から何杯も掛けていた。その娘は治らずに死んでしまった。
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ダイジャ
1967年 福島県
川が二股に分かれているうちの、低いほうの川原に家が一軒あり、どんな洪水にも水は家に上がらないが、昔は水が出るたび流されていた。母親は嘆息し、家が流されずに済むなら、3人娘の1人を淵の主にやってもよいとつぶやいた。その後、毎日のように若侍が尋ねてくるようになり、水難はまぬがれるようにするから娘を欲しいといった。それから、娘が時々いなくなるので不審に思い、ある時娘をつけてみると、淵の傍に大蛇が巻いている中に座っていた。母親は驚き帰ったが、若侍の訪問は止まないので娘をくれてやった。幾日か後娘たちが泊まりに来た夜、私の姿を見ないでくれという。恐る恐る見てみると2匹の蛇がいたので肝を潰した。娘は姿を見られたことを悲しみ、再びお目にかかれないと、形見に片方の下駄と鱗を一片残して去った。
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ヤマオバ
1965年 宮崎県
1960年ごろ、子どもが山で山おばにつけられて(騙されて)道に迷って死んだ。
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チゴイケ
1929年 山梨県
身延山の奥の院へ行く道に稚児池という井戸ぐらいの小さな池がある。昔本山の美しい稚児が女に深く思われたが稚児は堅く戒律を守っていた。ところが女の思いはつのるばかりで遂に稚児は足に子供をはらんでしまい井戸に入って自殺した。
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イエンコウ
1963年 岡山県
1940年前後のこと、水遊びの子供がイエンコウに引き込まれ、腹の中の物を食べられた。子供は腹の中のものを全部出して死んでいた。
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カッパ
1967年 福島県
延宝年間、高瀬村の川べりにある農家の子供が、河童と遊んで杯をもらった。しかしこのことを話すと命がなくなるといわれた。杯からは毎日金一分が出てくるので、子供はそれでいろいろなものを買った。親たちは怪しみ、盗んだのではないかと問い詰めたら、子供は河童との事を話して頓死した。
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ヘビ
1982年 東京都
18,9才の娘が青年と出会い、やがて妊娠する。しかし生まれたのは蛇の子で、それを見た娘は恐ろしくて死んでしまった。そこへ親蛇が毎日毎日やってきて、飲まず食わずでいたのでやがて死んでしまった。
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ヘビ
1981年 和歌山県
娘のところに男が通い、その娘は蛇の子を産んで、女郎淵に身を投げて死んだ。
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カッパ,ガーランベ
1979年 岐阜県
ミナフチというところで足を洗っていた人が、ガーランベに引かれて死んだ。
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ガヲロ
1936年 岐阜県
乙姫の病気を治す薬である猿の肝を河童が取りに来た。河童は猿を騙して水中に連れ込むが、殺されそうになった猿が肝は陸に干してきたと言い再び陸まで戻りそのまま逃げた。
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