国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ゴウラ
1981年 和歌山県
ゴウラは1尺(30㎝)くらいで甲羅を被った姿。普段は人目につかないが、晩方にはよく出るので、晩に水浴びをしてはいけない。

類似事例(機械学習検索)

ゴウラ,カシャンボ
1981年 和歌山県
ゴウラとカシャンボは同じもの。夏はゴウラといい、頭の皿の下には一寸(3㎝)くらいの毛が生えた姿で、草深い渕に棲む。冬になるとカシャンボになり、毛むくじゃらな人間の姿になる。
類似事例

ゴウラ
1981年 和歌山県
1910年頃のこと。話者は川でゴウラを見た。50㎝くらいの皿を出して川に潜っていった。ゴウラが姿を見せたら川に引き込まれる。
類似事例

ゴウラ
1981年 和歌山県
ゴウラは夏は川に、冬は山にいる。川でゴウラに尻を抜かれると死んでしまう。南部川のゴウラ淵の岩穴には昔ゴウラが棲んでいた。
類似事例

ゴウラ
1981年 和歌山県
キュウリを食べてから川に入ると、ゴウラが尻を抜くという。
類似事例

ガワロ,ガラッポ,カワウソ
1992年 宮崎県
八重川の槙の礼橋の下は深い岩の淵で、ガワロが住んでいた。ガワロは体長1mくらい、4本足で指の間には水かきがあり、尾は尖り、頭には毛が生え、皿がある。ガワロは金物が怖い。
類似事例

ガイラゴ
1989年 山形県
ガイラゴはナメクジのような形で1mくらいある。淵を歩き回り、人に出会うと物陰に隠れ様子を見ている。人に害を与えることはなく、ひどく臆病である。それで見たという人は極めて少ない。
類似事例

ガワイロ
1987年 岐阜県
夏、瓜を食って川に水浴びに行くと、ガワイロに足をとらえられる。
類似事例

ガアタロ,カッパ
1916年 和歌山県
ガアタロ(河童)は水が3合あれば姿を隠せるという。
類似事例

ゴウラ,ガシャンボ
1981年 和歌山県
ゴウラとカシャンボは同じもの。夏はゴウラといい、川で人の尻を抜く。冬になるとガシャンボになり、山で人を化かす。
類似事例

ゴウラ,カシャンボ
1981年 和歌山県
ゴウラとカシャンボは同じもの。夏はゴウラといい、水辺で人の尻を抜く。冬になるとカシャンボになり、山で木を伐る音を出す。
類似事例

タタラ,ウマ
1989年 奈良県
タタラというけだものがおり、姿を見ることはないが時々足跡を見ることがある。一本足とも言い、1尺2・3寸あまりの足跡で、一足の間が8尺あるという。また、大台山には目の大きさが2寸もある黒い馬がいるという。見た者がいて、3日ほど寝込んだという。
類似事例

カッパ,ガワル
1972年 岐阜県
ガワル(河童)は頭は魚、手足は犬で全体はイタチに似る。丘に棲み、水中を泳いで魚を食う。梨の木に猟師が罠を仕掛けていると、ガワルがかかったという。
類似事例

ゴーライ
1949年 和歌山県
河童は夏の間川の淵に住みゴーライと呼ばれ、秋口からは山に住みカシラ、カシャンボと呼ばれる。黄昏時に現れ、人や牛の尻を抜く。特に瓜のヘタを食べて泳ぎにい来ると必ず抜かれる。晩夏川の水が涸れた時は、毎晩ゴーライが泣き叫ぶのを聞いたという。
類似事例

カッパ,ゴウライ,ゴライホウシ,カシャンボ
1977年 和歌山県
河童のことを五来法師あるいはゴウライという。冬の間は山にいて、カシャンボという。子供くらいの背丈で、お皿をかぶっている。人間の目には見えないが、犬には見えるという。人間を川に引き込み、尻を抜くという。人間のつばを嫌うので、つばを吐きかけておくと近づかないという。相撲が好きで、ひとがくすぐったがるところをくすぐって勝つという。
類似事例

カワランベ
1981年 長野県 
カワランベはキツネやカワウソに似ている。甲羅はない。夜行性で、昼は寝ている。
類似事例

ゴーラ
1974年 和歌山県
4、5才の時、川へ泳ぎに行って土手から川へ落ちた。その時に、川の砂場を猿みたいな顔をしたものが、筍を2、3本持って横に転がるように逃げて行った。それがゴーラであるという。
類似事例

ガッタロ,ケシボウズ(ゾクシン)
1920年 兵庫県
キュウリを食べて水に入るとガッタロに引かれる。ガッタロは、坊主に化けて相撲を挑んでくることもある。
類似事例

ガワタロ
1991年 滋賀県
盆に水浴びをすると、川の中からガワタロが手を伸ばして、けつの穴から肝を抜くという。それが恐ろしいので盆には水泳しなかった。
類似事例

イッポンタタラ
1985年 和歌山県
一本タタラは、一本脚だからそういう。川から上がって、山にいる。山でこの一本タタラを見た人の話だと、飛ぶのが速くて、目に見えないくらいだという。通る時は、恐ろしくて身の毛がよだつという。松の木によじ登っていたという人もいる。
類似事例

ゴウラ
1968年 奈良県
ゴウラ淵と呼ばれる大きな淵があり、昔からゴウラの棲家として知られている。そこに1尺くらいの穴があり、ツカイモノ(ナガモノ)がいたと伝えられている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内