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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ベンジョノカミサマ
1982年 宮城県
夜中に誰にも見られずに、便所を左回りに3回廻って「今晩は」というと、「はい」と返事があるという。これを聞くと怖いものが無くなるという。便所の神様の声。

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ヨナキノマジナイ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
夜泣きの神でもある便所の神に願をかけると、夜泣きが治るといわれている。
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カミ
1966年 鹿児島県
夜遅く道を行くと、「神におわれた」とか「神がついてくる」という。このような時は便所に逃げる。便所は臭いので、悪い神が逃げて行く。便所に立ち寄らず、家にすぐ入ると、悪い神が悪いことをして行く。
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ウブメ
1987年 山形県
夜中に便所に、難産で亡くなった女の人の幽霊が子どもを抱いて出るので、夜中便所に行ってはいけない。
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ベンジョガミ,フドウサマ
1983年 岡山県
哲西町上神代では、便所神を不動様と呼ぶ。夜に便所に入るときは、「便所の神さん、便所の神さん、明日の晩からは必ずの用があって、よう参りませんけえ」と唱えるのだという。
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ベンジョガミ,(ゾクシン)
1933年 埼玉県
午後六時に便所に入ると、便所神様に尻を引っかかれるという。
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ベンジョノカミサマ
1982年 宮城県
便所に入るときは咳払いをしてからにしないと、便所の神様が出る。話者の叔母は紫の着物を着た女の人の後姿を見たという。
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ハナコサン
1999年 栃木県
学校のトイレの戸が閉まっている所で「花子さん、花子さん、花子さん」と3回呼ぶと、との中から3回とを叩いて返事が返ってくる。
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タイカツスルモノ,インセキ
1916年 東京都
夜に通ると、後ろから話し声が聞こえてきて、やがて耳元に近づき、ワッと大喝するものがある。姿も何も見えないが、これに会ったという者が数名いる。
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ベンジョ
1972年 長崎県
便所に関する俗信。便所をきれいにすると、きれいな子どもが産まれるという。便所で倒れると、便所神に見込まれたのでもう助からないという、など。
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ベンジョガミ,(ゾクシン)
1973年 香川県
便所神に関する俗信。便所神はオチョウズノカミという。盲目の神様なので、ぶつからないように便所に入るときには必ず一言咳などをする。黙って入ると、手をつきだすなどといわれている。泉の神さんと便所の神さんを祀っていると目を病まないという。また、便所を汚くしておくと、目が悪くなるという、など。
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ミアゲニュウドウ
1937年 新潟県
夜中に小さな坂道を登っているときに多く出現する。初めは小坊主の様な形で行く手をさえぎり、見上げると高くなり、ついには後ろへ仰向けに倒れるという。これに気づいたら、「見上げ入道見こした」と唱えて前方へ打ち伏すと、消え去るといわれている。
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1916年 宮崎県
真夜中に家を三回巡ると、魔が出る。
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(ゾクシン)
1916年 宮崎県
真夜中に家を三回巡ると魔が出る。
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カンジョガミ
1956年
一般には、厠神または便所神という。この神に行き逢うと、転んで気絶することがあるという。
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サスガミ
1956年
一般には、厠神または便所神という。この神に行き逢うと、転んで気絶することがあるという。
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ウツクシイチイサナオボウサン,キツネ
1975年 愛知県
ある人が、永太郎にある山の神経痛の神さんところで大便がしたくなった。大便をしていると、決まってペタペタと音がすることが2・3回続いた。通りがかると大便をしたくなり、何者かがそれを食べている。決まって前を美しい小さなお坊さんが歩いていた。ある日股の間からのぞくと、後ろで狐が逆立ちして尾をふらふらさせていたという。
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トイレノカガミ
2001年 兵庫県
トイレの鏡の前で三回まわると別の世界に連れて行かれる。
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ミシラヌコショウ
1937年 大阪府
夜中、便所に立つと、その先を見知らぬ小姓が案内する。用を足し終えると、小姓はどこかへ去っていく。
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ベトベトサン
1956年
夜中に道を歩く時、誰かが後からつけてくるようなビタビタという足音がきこえることがある。道をよけて「ベトベトさん、さきへおこし」というとあとは足音がしなくなるという。
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カワヤガミ,(ゾクシン)
1915年 東京都
裸で便所に入ると厠神さまがお尻をひっかくといわれている。
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