ウワーグワマジムン,ユウレイ 1998年 沖縄県 子豚の幽霊の豚小マジムンは鳴き声をたてつつ人の股の間を通り抜けようとするが、通り抜けられると命を取られる。夜遅く幽霊に出会ったときには豚を起こしてから室内に入ると難を避けることが出来るといわれる。
類似事例 |
|
コウジン,タタリ,ウシ,ユメ,(ゾクシン) 1916年 滋賀県 牛の夢を見ると荒神様の祟りがあると言い、荒神様にお詫びをしないと瘧を罹ってしまうという。
類似事例 |
|
ウシ・マジムン 1931年 沖縄県 ウシ・マジムンは死棺を入れる棺桶が牛に化けたものだという。夜遅くの帰りに、赤牛が突進してきた。両角を追って組み伏せたが疲れて倒れた。翌朝になってみると棺桶の両側につけた飾り物を握っていた。
類似事例 |
|
ガラッパドン,ガラッパ 1982年 鹿児島県 昭和46年7月、牛が原因不明で突然死んだ。後日ある人が牧場に河童がいたのを見たといった。集まった人の意見は牛の汚物が河童の住処に流れ込んだので祟られたのだろうということになった。
類似事例 |
|
ダイバ,ギバ 1956年 馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例 |
|
ダイバ,ギバ 1956年 馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例 |
|
ダイバ,ギバ 1956年 馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例 |
|
ウシオニ 1985年 和歌山県 昔は、一番恐れられていたものは牛鬼であった。けれども、誰もその正体を見た者はないという。一説によると、捨てた牛の子の化物であるという。
類似事例 |
|
アクマ 1952年 広島県 牛が仕事中、体を震わせたり挫くようになる。あるいは何も食べていないのに急に腹部が膨れ出し苦しむ。これはアクマがついたのであり、「イキアイに逢った」「魔の風に逢う」とも言う。梅の木の棒を使ってアクマを祓う。アクマは猿のようなケモノだとも言われている。
類似事例 |
|
オイワノレイ,ヘビ 1915年 東京都 お岩の家跡に住む者の家では、毎年盆になると必ず精霊棚に蛇が寄ってくる。この蛇はお岩の霊であると信じられていた。
類似事例 |
|
ワングヮー・マジムン 1970年 沖縄県 豚の形をした妖怪をワングヮー・マジムンと呼んだ。仲地部落の仲地カーあたりに出るといわれた。これに股をくぐられると命を奪われると言われた。
類似事例 |
|
ウシ,イエ,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 5月と6月に牛が家の中に入ると、その家が潰れるという。
類似事例 |
|
フクノカミサマ,ウシ 1938年 青森県 朝早く起きていると、自分の家から大きな牛が2匹出て、隣の家に入った。福の神様が隣に行ったのだと思ったら、それから隣が繁昌して、自分の家は何時ともなく廃れていった。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1974年 愛媛県 馬の夢はいいが、牛の夢は悪いといわれている。
類似事例 |
|
タヌキツキ 1953年 鳥取県 狸を飼っていた家の母が憑かれた。祟りだといわれたが、対処しなかったので、狸のような行動をとるようになった母は死んだ。この家には、体臭が狸の臭いのする娘が生まれたりしたので、人々は狸の霊の子だという。
類似事例 |
|
(ドウブツニカンスルゾクシン) 1941年 東京都 動物に関する俗信。馬(観音様の使者)が家に暴れ込むと縁起がいい。
類似事例 |
|
カンジャノカミ,カジガミ,カジガミ,クチ 1977年 鹿児島県 カンジャの神(鍛冶の神)を祀っている家の牛は角が鉄のように非常に強いが、誰かが買ってつれて帰ると弱くなるという。カジガミから離れると弱くなるらしいのだ。カジガミを祀っている人のクチは強くて恐ろしい。
類似事例 |
|
イヌノユウレイ 1998年 沖縄県 犬の幽霊は特定の場所でよく出る。自宅までついてこられ、精(シー)と取られて死んだという話もある。犬の立吠は、その方向に幽霊がいるとか、不吉が起こるという所もある。犬に人の死霊が乗り移り、牛のような声をあげて2本足で歩きつづけたという話がある。
類似事例 |
|
ウシオニ 1985年 和歌山県 牛鬼は夜になると川から上がってきて、家の牛小屋に来ては牛を引くといっていた。牛鬼は音もなくやってきて、音もなく帰っていくが、来たことだけは分かるものであった。
類似事例 |
|
ウシオニ,ウシノヨウカイ 1973年 愛媛県 昔、疫病が流行したため、疫神退散を願って牛鬼をつくり、厄払いをした。また、牛のよう会が出て農作物に被害を蒙った。そのため怨霊を慰めるため牛鬼をつくり、祭事に奉仕し、被害から免れた。
類似事例 |
|