国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ワングヮー・マジムン
1970年 沖縄県
豚の形をした妖怪をワングヮー・マジムンと呼んだ。仲地部落の仲地カーあたりに出るといわれた。これに股をくぐられると命を奪われると言われた。

類似事例(機械学習検索)

ウワーグワー・マジムン
1931年 沖縄県
ウワーグワー・マジムンは豚のお化けで、股間にもぐられると魂をとられて死ぬ。また、毛遊びのときに人間に化けて飛び入りしてくるので、ある呪歌を唱えて豚の正体を見る
類似事例

ウワーグワマジムン,ユウレイ
1998年 沖縄県
子豚の幽霊の豚小マジムンは鳴き声をたてつつ人の股の間を通り抜けようとするが、通り抜けられると命を取られる。夜遅く幽霊に出会ったときには豚を起こしてから室内に入ると難を避けることが出来るといわれる。
類似事例

ワングヮー・マジムン,ヤナムヌ
1970年 沖縄県
夜道でワングヮー・マジムンやその他種々のヤナムスに出会ったときは、家に帰って豚小屋の豚を起こし、鳴かせると逃げる。
類似事例

アヒラーマジムン
1998年 沖縄県
アヒルも化物になることがある。これをアヒラーマジムンという。アヒルの幽霊で、これに股をくぐられるとその人は死んでしまうといわれている。
類似事例

ウワームヌ,ユウレイ
1961年 鹿児島県
豚の幽霊ともいうべきもので、これが出る時は、足を×にして歩くといい。もしもこれに肢の下をくぐられると死ぬといわれている。
類似事例

ヂンモラ,ジマワリ,ブタノコノカタチヲシタバケモノ
1998年 鹿児島県
ヂンモラは地回りで、夜に豚の子の形をした化物が徘徊するという。これに股を潜られると災いにあうといい、出会ったら足を組んで股を潜れないようにして通過するのを待った。
類似事例

ブタノヨウカイ
1999年 鹿児島県
夜道、後から豚の声が追ってきて若者の服を潜ろうとする。それは豚の妖怪で、棒でたたこうとすると姿は消えている。この妖怪に服を潜られると命を取られる。
類似事例

ウシマジムン
1998年 沖縄県
牛の幽霊を牛マジムンという。牛馬がかってに家に入り込むと不吉の前兆であるとか、旱魃のときに牛が泉を見つけたという伝承があり、霊力を持つものと考えられていたようである。
類似事例

ムィティチゴロ
1976年 鹿児島県
ムィティチゴロが出るという所がある。これが人の股下をくぐると、くぐられた人は死ぬといわれ、歩く時も股をくぐられないように足をXに交叉して歩いていた。
類似事例

イヌメ
1956年
イヌメという目に見えない不思議な生物を持っている人がいたという。それがこの人にまつわり、この人が変なことをいうと、必ず部落のどこかに死者が出たと噂された。
類似事例

ミンキラウヮークヮ,ウヮークヮ
1974年 鹿児島県
名瀬には、ミンキラウワークワ(耳のない小豚)が出ると言われる場所がある。夜道に現れては、わざわざ人の股をくぐるといい、これに股をくぐられると死ぬとも言われた。また、喜界島では「首のない豚」が出ると言っている。
類似事例

マジムン
1970年 沖縄県
マジムンはほとんど犬の形をしており、死後の霊を祀る人がいないために成仏できずに迷って化けて出る死人の霊といわれる。
類似事例

ウシ・マジムン
1931年 沖縄県
ウシ・マジムンは死棺を入れる棺桶が牛に化けたものだという。夜遅くの帰りに、赤牛が突進してきた。両角を追って組み伏せたが疲れて倒れた。翌朝になってみると棺桶の両側につけた飾り物を握っていた。
類似事例

ケンムン
1983年 鹿児島県
ケンムンは赤い毛におおわれた子供ぐらいの大きさの妖怪である。夜に道を迷わせたり、ケンムンを見ただけで死んだ人もいる。ケンムンは人の左手を引いていくので、自分の左手の人差し指を噛むと妖怪は離れる。
類似事例

ノガマ
1985年 愛媛県
ノガマは四国一円に伝承される妖怪で、刃物で切ったような大怪我をすると「ノガマに切られた」などと言う。松山地方では、石垣や大石の影にノガマがいるので近寄るなと言う。ノガマにやられると、冷気を帯びた風が吹き冷たいと感じ、足元が急に痛くなり鋭利な刃物で切られ、血が吹き出す。
類似事例

アカングワー・マジムン
1931年 沖縄県
アカングワー・マジムンは赤ん坊の死霊で、四つんばいになって股間を潜ろうとする。潜られた人間は、魂を抜かれて死ぬ。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
下洞集落から安郷野集落に抜ける間の寂しいところを夜、朝鮮の人が馬車を引いて通りかかったらお化けがたくさん出て脅された。その人は人家に駆け込んで血を吐いて死んだという。脅したのは狐だった。そこから何年かして遺骨が出たので、祀った。
類似事例

ミンキラウヮックヮ
1976年 鹿児島県
三昌亭という料亭のあった前の通りではミンキラウヮックヮという耳のない子豚が出る。これに股をくぐられると死ぬと言い、足をXに交叉して歩かねばならないとも言っていた。
類似事例

キツネ,タヌキ
1966年 栃木県
狐か狸かわからないが、道で人を化かすものがいた。大正12年のある夜、強気な男が道を歩いていたら自分の前を歩く娘に会った。怪しいと感じた男は、いきなり娘の尻のあたりをまさぐった。驚いた娘が飛び上がる拍子に男は尻尾を握った。娘は犬ぐらいの獣になり鳴き声をあげたので、哀れに思った男は手を離した。その後人を化かすものは出なくなった。
類似事例

ヨウカイ
1931年 沖縄県
戸外で妖怪に出会った場合、豚小屋の豚を三度蹴って鳴かせると魔除けになるのだという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内