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検索対象事例

サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師が断食行の後に死亡する時、村人が空を見ると、紫雲が起こり、華が舞い、音楽が聞こえてきた。

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〔ニュウジョウボシ〕,タマシイ,サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師が断食をして死んだ後、恐れて村人は触らなかったが、その魂は入定星という星になった。
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サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師が木食の後、地中に入って入定して三年後に掘り出して安置して欲しいといったが、村人は恐れて触らなかった。法師の魂は体を離れて空に昇り、星となった。
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ホシ,サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師は死後、星になって現れた時には海が時化る時なので、船を出さないようにと言い残した。
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ホシ,サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師の魂は入定星という星になり、冬になると沖の方に見える。この星が見えると、海が時化ることを予知しているといい、地元の漁師は村人を守ってくれる星だという。
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サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師は若い頃、漁業をしていたが、空中飛行や海上歩行ができる力を持っていた。
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ジゲンホウシ
1994年 千葉県
慈眼法師と弟二人の面倒をみてくれた村人への感謝から、法師は入定して報いようと、鉦を叩いて念仏を唱えて続けて死んだ。その後、村には火災が起きることはなかった。
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アオイヒダマ
1982年 新潟県
村でサクエモンジサが、舟に乗っていて波に飲まれて死んだときに、青い火玉が陸のほうへ飛んできた。
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サイシュンホウシ
1994年 千葉県
西春法師の魂が星になって布良星と呼ばれるようになった。これが時化を予告してくれるとして、地元の漁師に信仰されるようになった。
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シャメンバナ
1969年 東京都
無実の罪で八丈島に流された僧が絶食して死んだ。島人は僧の魂が天に舞い上がり北に飛んでいくのを見、同時刻、僧を罪に陥れた者たちが悶死した。この僧が生前に蘇鉄を植え、「この花が咲く時は必ず赦免の沙汰がある」と言い残し、その通りだったので「赦免花」と呼ぶ。
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スギノセイレイ
1967年 福島県
西光寺に大きな牛をも隠すほどの3本の大杉があった。文化2年頃、この寺の坊さんがこの木を切らせることにした。その前日の暮れ方に見たこともない怪しげな童が3人、手を取り合って泣きながら走り去ったのを見たという人がいた。また、乞食夫婦がこの木の下に宿を取ったところ、夜中に冷たい風で目が覚めた。すると裃を着けた立派な若者が左右に美しい女の人を連れて寂しそうに立っていた。何を聞いても答えないので恐ろしくなり、着物を被って突っ伏して、暫くして顔を上げたら消えていた。夜が明け、村一番の早起きにこの話をすると、千年以上の古木を切ろうとしているから杉の精霊が悲しんでいるのだろうと、他の村人たちと金を集めて木を買い取り、切るのを中止させた。木に斧を入れ始めていた樵が言うには、老木は切ると必ず水を発するものだが、この木は一度斧をあてると水が2メートルも噴出したといって気を失った。そしてこの木を切ることに賛同した6人も次々に死んだ。切られた日が4月4日だったので、この後4月4日にお祭りをしている。
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シノヨソク
1944年 秋田県
極楽浄土行きを熱心に願う坑夫がいた。ある時成仏の時期を予知し、妻子と別れの杯を酌み交わし、夜陰月明に乗じて梅の木に登ると、急に彩雲がたなびき、男はその中に姿を没して行方がわからなくなった。極楽往生によって身体は消滅し、魂が浄土へ行ったのだという。
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ヒノタマ
1933年 鹿児島県
ある夜、大きな火の玉が村中の空を飛んだ。光が明るく、見ている人の影が地に映ったほどだった。
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ボウレイ,イヨウノモノオト
1929年 福岡県
豊前の香春岳にある城では、白米を浴びせて水があることを示した伝説がある。城下のある女性が、敵の間者と縁を結んで、密かに泉のありかを教えてしまったので、水の手を切られた。城は焼き討ちにあって陥落してしまい、妻子は谷に落ちて死に、一家が絶えた。今でもその亡霊の仕業で山中に入ると、異様な物音が聞こえてくると言う。
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ヒカリ
1978年 東京都
シナの王が漂流してきて、切腹して死んだ。「向かい畑」という丘に葬ったところ、夜な夜な光を発し、異変が生じた。そこで丘と根続きの中で一番高い、大堀の山に改葬したところ異変がやんだ。
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ダンジキノビクニ
1974年 愛知県
西三河国にある長寿寺に、明和年間より安永の頃まで20年来、断食の比丘尼がおり、多くの人が参詣していたという。
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ガケノタニノジゾウソン,ヤマブシ
1975年 愛媛県
昔大飢饉があり、人々が雨乞いをしたが効果がなかった。どこからともなくやって来た山伏が崖の谷で滝に向かい念仏を唱えて断食の荒行を始めると雨が降ったが、山伏は死んでしまった。村人はそれを悼み、滝の傍らに地蔵堂を建てた。
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オニ
1974年 宮城県
飯を食わない美しい女を嫁に貰ったが、実は鬼が化けたものであった。正体を現した鬼に襲われたが、菖蒲と蓬の草原に逃げ込むと、鬼は追ってこられなかった。それで、五月の節句に鬼が来ないようにと、菖蒲と蓬を飾る。
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ダイジャ
1941年 新潟県
座頭は琵琶を弾いた。美女が現れ、その美しい音色を誉め、山を崩して人間を埋めよううとしていると話した。このことは他言してはならないと言われたが、座頭は下山して打ち明けた。村は守られたが、座頭は大蛇の毒気に当たって死んでしまった。美女は大蛇であった。
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ヒカリモノ
1983年 福島県
昭和19年の事、ある人が死ぬ前の日、村人が白昼大きなヒカリモノが飛ぶのを目撃した。
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アイサイノコエ
1921年 岩手県
五葉山に行った際、深い林の中で前の年に亡くした愛妻の声聞いた。山から帰る早々、病気になって死んだ。
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