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検索対象事例

イルイノコ
1991年 鹿児島県
種子島で昼寝しているうちに異類の子を孕むと、カヂヤに行って神を拝んでカナグヲとハナヤナギをもらう。それを煎じて飲むと、子がおりる。

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イルイノコ
1991年 鹿児島県
種子島では、山の中で昼寝していると、異類の子を孕むことがある。
類似事例

(アンザンノゾクシン、ダンジョウミワケノゾクシン)
1967年 福島県
子種山の神さまのおみだらしを飲むと安産する。この水を汲みに行くとき、途中で男にあうか女にあうかによって男女の生まれを占う。
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カミサマ,マジナイ
2001年 青森県
後産が下りないときは、サンバに神様を拝んでもらったり、コナサセにマジナイをかけてもらったりする。
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シオガマサン
1972年 岐阜県
100年近く前、馬場家の嫁で産婆をしているオジョウという人がいた。ある晩、旅の修行者を泊めたところ、翌日修行者が「塩釜さんを祀ったら難産はない」と言い、紙を与えた。修行者は二度と現れなかった。その後、塩釜さんにあげた水を飲むと、どんな難産でもすぐに子どもが産まれるという。神体は赤と青の二体があるが、青の方が格上らしい。
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カエル
1980年 青森県
カエルが女に通って孕ませた。なかなか産まれないのでタライに水を汲んでまたがせたら、カエルの子を産んだ。
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(アンザンノゾクシン)
1967年 福島県
四倉浜志津にある山の神さまにあるもろこしぼうきを借りてきて腹をなでると安産するという。安産したら倍返しする。
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(ゾクシン)
1972年 岐阜県
産育に関する俗信。出産はあらゆる神様の助けを受けて子どもが産まれるといい、箒の神様一柱が来なくても産まれないという。お産のときは箒の神様が一番最初に来るので、箒をまたいではいけない。小豆を3粒のませると、後産が早く出るという。へその緒は血液をぬいて干しておき、レイシという苔と一緒に煎じて飲むとガンに効くという。甘いものを食べると母乳が出ないという、など。
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カミサマ,ベットウ
2001年 青森県
難産のときは、生米をかませたり、卵を飲ませたり、神様を頼んだり、ベットウ(別当)から護符をもらってきて飲ませたりした。
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カミ
1974年 鹿児島県
ある男が木の洞で雨宿りをしていると、男の子が7、8つのとき池主から取られる運だという神の話を聞く。7つの5月16日に団子をこしらえ親子で食べていると助かった。その子は長生きする。5月16日にイノチナガといって長い短い団子をこしらえるのはそのためである。
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(ソウセイジニカンスルゾクシン)
1956年 宮城県
蜜柑のフタゴ(二つがくっついて一袋になったもの)を食べると双生児が生まれる、二枚の畳の上にまたがった布団で夫婦が寝ると双生児が生まれる、双子が男女の場合「心中の生れかわり」と言われ、母胎を畜生腹などと陰口されたなど。
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(ゾクシン)
2004年 香川県
お産に関する俗信。妊婦が火事を見ると赤い痣の子が、葬式を見ると青い痣の子が産まれるという。ウサギを見ると、三口の子が産まれるという。お腹が前に出るあるいは妊婦の顔つきがきつくなると男の子だという。はしかなど高熱で子どもが危ないときは、へその緒を煎じて飲ませるといいと言った。チヌを食べると、乳の出がよくなるという。ナナツキゴは育つが、ヤツキゴは育たないという、など。
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ヤマノカミ
2001年 青森県
妊娠中に山の神への供物を食べると、山の神には十二人の子供がいるので、多産になる。
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イヤギヲサス
1933年 鹿児島県
子どもが産まれると母親が臍を接いでいる間に、家人の誰かが、神様に悪い運を授けられないうちに、先手を打ってイヤギ(運命)を差す(運を授ける)という。ズシキー(薄)の幹を三本1尺3・4寸に切って、サヌマ(茶の間)の東口の桁の上に差すのがその方法である。次子は、薄の間隔が遠いと遠くに産まれ、近いと近くに産まれるという。
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ヘビ,イケノヌシ
1970年 鳥取県
摩尼山の近くのお種ヶ池には弁天様を祀る。長者の娘のお種が下男と仲良くなり、池の中洲から毎日さと柿を取って来て男に食べさせたので、男がいぶかしがると、お種は池に身を投げた。家人が鐘太鼓で池の周りを探すと、お種が蛇になって現れた。男もその池に身を投げた。お種の髪の毛は先が三股になっていて、裂いたら血が出たという。それは蛇の気のある女だったのだ。お種が池にはドジョウがたくさんいた。兵隊に行く人の祈願にそのドジョウをあげると、必ず生きて帰ったという。
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(ゾクシン),ケモノノコ
1935年 山口県
3月3日の桃、5月5日の菖蒲と蓬、9月9日の菊を陰干しにして煎じて飲むと子が下りる、女が女郎になるときには、獣と交わって獣の子を孕んで人間ではなくなり、この陰干しを飲んで下すものだという。
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アサ,ロウソク
1967年 福島県
安産のために子安観音から麻とろうそくを借りてくるが、ろうそくに火をともして産室におくと安産する。また、まくらを借りるとき偶然白いのが授かれば男、赤のときは女という。
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(ゾクシン)
1965年 岩手県
出産に関する俗信一束。崎浜の明神さまにある枕を袖に入れると子供を授かるなど。
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アンザンノカミ,コヤスサマ
2001年 青森県
子安さまはサンバの家に祀られていて、旧一月二十三日を中心に、出産を控えた人や子供を取り上げてもらった女性たちがサンバの家に集まってお膳を作り、お神酒をあげる。そのお神酒をいただくと安産になるといい、また、安産のお礼には翌年の祭日にお神酒あげをする。
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ヤマノカミ
1977年 秋田県
難産の時、「山の神さん来てください」と庭で呼ぶ。すると楽に生まれる。
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サンノカミ,ホウキ,コヤスサマ,オボスナサマ,カミサマ
2001年 青森県
難産のときは、産の神であるホウキを立てる、子安さまの巻物を借りてきて腰に巻く、サンバに拝んでもらう、夫に腰を抱いてもらう、オボスナ様を拝む、神様の腹帯というサラシの帯を借りてきて腹に巻くなどする。
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