国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

コエ
1953年 大阪府
「ヒッツクヒッツク」という声にこたえると幸運が訪れた。

類似事例(機械学習検索)

コエ
1953年 鳥取県
「とりつけえ、ひつけえ」という声がして、答えると幸運がおとずれた。
類似事例

コエ
1953年 兵庫県
山の爺さんのところへお弁当を持っていく婆さんに向かって、ケンケンバタバタ婆の尻にひっつきたいと鳴く声がし、答えると幸運がおとずれた。
類似事例

ヨビイシ
1967年 福島県
呼び石といわれている石の前に立ち声を発すると返事があるという。
類似事例

コエ,カミサマ
1957年 山形県
昔のある日、シナ沢という金山で金掘りをしていると、外で呼ぶ声がしたので穴から出た。その途端に山が崩れて穴がふさがった。神様の声であったに違いないという。
類似事例

イキカエリ
1974年 福島県
おばあさんが死んだので子や孫が呼んだら生き返った。おばあさんによると、青々とした野原を通っていると山や空が見え、杖をついて行くと後で声がするので振り向いたら生き返った。
類似事例

ヤマンバ
1974年 高知県
幸運になると、やまんばが憑いたねと言う。願ほどきをしてもらうと、その礼として餅を持参して投げる。
類似事例

イヒヒサル
1972年 新潟県
呼びかけられた声を、爺さんは友人だと思ったので、呼び返すと現れてきたのはイヒヒ(猿)であった。追いかけられたので、網をかぶって隠れると魔よけになったのか、イヒヒは去っていった。
類似事例

フクノカミ
1986年 福島県
夜更け足音がするので外に出ると坊主がいる。「どこへ行く」と聞くと「貧乏神」と答えるので「貧乏神」と返すと、その家は貧乏になってしまった。その後、また坊主に出会い、今度は家に招き入れ丁重にもてなすと家は裕福になった。その坊主は福の神であった。
類似事例

フナダマサマ
1992年 宮崎県
船霊さまは沖に出るとき「チッチッチッ」と声を出す。漁師はこれを聞くと「船霊さまが勇みなさったからマンがいい」と喜ぶ。漁師の家族もこの声を聞くことがある。
類似事例

ヨーツクヨーツク
1975年 山口県
ヨーツクヨーツクという声に返事をしてはいけない。
類似事例

ヘソノゲイトウ
1956年 宮城県
昔、正直爺さんがいた。お庚神さまの日、何処の家でも餅をついてお休みだったが、爺さんはもち米もないので、畠にいって働いていると天気が悪くなってきた。「お庚神さまの罰かな」と帰ろうとすると3匹の猿をつれたお庚神さまが現れた。爺さんが驚いて帰ろうとすると「爺は感心なやつだ。薬をやるから毎朝1服ずつ飲め。3日たつと爺にきっといい宝が授かる」と言って薬を授けた。お庚神さまの言うとおりにするとヘソがだんだん大きくなってきてかゆいのでこすると「ピーッピッ、ピーッピッ、ピーッピッ、ヒョロヒョロ、ヒャラリーコ、ヒャラリーコ」と面白く鳴った。みんなが聞きに来ていろいろ贈り物をするので爺さんは裕福になり、お殿様にも聞かせて宝物をもらった。慾深爺さんが真似をして失敗し、牢屋に入れられる。
類似事例

(イキカエルコト)
1976年 大分県
花がたくさん咲いている気持ちのいい場所で、名前を呼ばれて引き返したところ生き返ったという人がいた。
類似事例

オニ
1966年 山形県
爺さまは地蔵さまの言に従って梁の上に上がって鬼が来るのを待った。夜中になると鬼が集まって博打を打ち始めた。地蔵の合図で鶏の鳴きまねを3度すると鬼はあわてて賭けた金はそのままに逃げた。爺さまは金を全て手に入れた。
類似事例

(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
草の花がたくさん咲いている場所で、ホトケ様が来いと呼ぶので、川のほとりまで行ったが、水が多くて渡れないので戻って来た。
類似事例

シンダヒトヲセオッタオンナ
2000年
山奥で「つりてぃこー」という女の声がした。貧乏な兄弟が声の正体を確かめることにした。まず兄が山に入ったが、怖くなって逃げてしまった。次に弟が山に入った。するときれいな女の人が現れた。女の人は背負っていた死体を弟に背負わせて逃げた。弟は死体を背負って家に帰り、布団に入って寝た。翌朝、死体は黄金の塊になっており、兄弟は金持ちになった。
類似事例

ヤウイ・ビ,マーチャー・ピ
1931年 沖縄県
赤い火の玉のことで、吉といわれいてる。
類似事例

ヘビ
1974年 宮城県
赤子が蛇に呑まれそうになったところを、雷様が助けてくれた。その赤子の家は金持ちになった。
類似事例

コエ,ミシゲ,キン
1953年 鹿児島県
奄美大島の例では、「飛びつこう飛びつこう」と呼ぶ声に返事をした子どもが何かにとびつかれ、重くて歩くことができずに這って家に帰り、母親にミシゲ(杓子)で叩いてもらったら金になった。
類似事例

シズカモチ
1929年 栃木県
下野益子辺では夜の丑時に「コツコツコツコツ」と、遠方で餅を搗く様な異音が人によって聞えるか聞えないことがある。その音が近づくのが聞えた人はシヅカモチを搗き込まれたといい、運が向いてくるという。音が遠ざかるのが聞えた人はシヅカモチを搗き出されたといい、運が行ってしまうという。さらにこの音を迎えて聞えた人は箕を後向いて出すと財産が入ってくるといわれる。
類似事例

アオイコロモノモノ
1983年 香川県
畑仕事をしていたら、何者かに何度もつきとばされた。帰る途中、池の側の道に真っ青な着物を着たモノがいて、「ああつらい」と言っていた。「つらけりゃ救うてやるけん、生あるもんなら名をなのれ」と言いつつ通って後を見ると、何もなかったという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内