ヒカリモノ 1959年 神奈川県 昭和33年8月、自動車運転手殺しの犯人が死体を相模湖に落とした前夜、内郷役場からの帰途に光物が飛ぶのを見た人がいる。
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ヒノタマ,ヒトダマ 1985年 愛媛県 明治30年頃、筆者の母は「夕方ゴーッと音がして少し明るくなったので見上げると、屋根の軒ぐらいの高さを人の頭くらいの大きさの青白い火の塊が尾を長く引きながら棟の方へ飛んで行った」のを見たという。
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キツネ,ネズミニオサレル 1960年 大阪府 昭和25年8月4日午前3時、寝付こうとしたら急に体が2寸くらい跳ね上がった。体が天井を破り、屋根を突き抜けて大空へ飛昇したように感じだ。
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ヒカリモノ 1982年 享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
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ヒノタマ 2002年 香川県 昭和30年ごろ、大きな火の玉が広野の谷を東から西へ飛んだという。この時は、畑の大豆の葉がはっきり見えるくらいに明るかったという。
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ヒカリモノ 1964年 福島県 昭和18年、ある男性が死ぬ数日前に川の向かい側の山へ白昼にひかりものが飛んだのを数人が見ている。
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ヒトダマ 1983年 東京都 大正初期、曇っていて薄暗い日の3時か4時頃、透き通ったオレンジ色をした丸いものが飛んだ。光らず、尾も曳いていなかった。あまり速くなく冬の太陽の高さだった。森の近くで消えた。人魂は、見ない人は一生見ないし、見る人は二度も三度も見るという。
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ヒカリモノ 1978年 東京都 享保12年3月1日夜5つ半刻、光り物が東から西へ雷のような音をともなって飛んだ。
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シラヌイ 1930年 愛媛県 1929年(昭和4年)4月2~3日の二日間、由良湾一帯に不知火が現れ、見物人で大騒ぎになったという。
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ヒカリモノ 1978年 東京都 元文3年2月1日夜5つ刻、光り物が飛んだそうだ。
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ヒバシラ 1938年 長野県 夜9時頃、窓ガラス越しに「ブラ提灯」そっくりな2尺くらいの長さの火がぱっと映った。同僚たちもこの火を見た。たちまち消えてしまったが、3日後、同時刻に半里ほど先で火事が起こった。これが火柱なのか、よく分からない。10年ほど前の話である。
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ナマメスジ 1954年 岡山県 国米某氏が、昭和7,8年頃久米郡三保村大字錦織のナマメスジを自動車を運転して通りかかると、路上に2つの光りものが見え、そのまま突っ込むと下の川の方に消えた。あまりの恐ろしさに夢中で帰宅すると、全身冷や汗をかき鳥肌になっていた。
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(ヒカリモノ) 1982年 享保15年9月10日夕暮れ、丑寅の方角より、長さ1間余り、幅1尺程の光り物が現れて未申の方角へ飛んだ。その音は地震のようだった。
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キツネ,キツネビ 1939年 秋田県 20数年前の春。間平野から流星煙火(ユウセン)のような火の尾が、赤い虹みたいな太さになって、長沼の辺の闇の中に消えた。日照り続きに出るらしい。
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ヒカリモノ 1983年 福島県 昭和19年の事、ある人が死ぬ前の日、村人が白昼大きなヒカリモノが飛ぶのを目撃した。
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ヒノタマ 1999年 宮崎県 1920年代後半のこと。6月か7月の夜、川にボラを取りに行く途中に、田んぼの土手に青い火の玉が揺らめいていた。気味悪かったが知らぬ振りで通り過ぎた。帰りにもまだいたのでこわごわ近づいてみたら、田に水を引く竹樋の筒の奥に入り込んだ蛍の光が水面に反射していたのだった。
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ヒノタマ 1982年 東京都 享保19年6月17日夜半、江戸四里四方が振動し、虚空になにやら火の玉の様な物が飛んだのを見た者がいた。
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フネボウレイ,ヒカリ 1982年 広島県 大正15年頃、ある人が段原にあった煙草の葉の乾燥倉で番をしていると、夜中12時頃に大浦のほうでぼんやりした光が見えた。海上で光がついたり消えたりして小浜の方へ行ったり戻ったりした。海で死んだ人が迷って出るという話である。
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(タヌキ) 1974年 愛媛県 昭和25年の夏頃の日暮れ時、筆者の父が帰り道を急いで笹が生い茂る所から川へ下りかけると、急に川が長くなって浮いたようになった。歩いても家に近づかず、立ち止まると目の前に立派な塀のある家があった。こんな家があるはずはないと思い、何かがあるので顔を触ると笹の葉だった。すると家は消え、元の笹林に戻っていたという。
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ヒトダマ,ヒノタマ 2003年 長野県 大正5年6月頃、夜中家の池にたたずんでいると、隣家の庇からファーンと揺れながら火の玉が出た。翌朝になって隣家の少女が亡くなっていた。目撃した火の玉は人魂だったと世間一般の事として聞かされた。
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