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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シノヨソク
1944年 愛知県
子供が死を予期していると思われることがある。ある子供は「5つの時に善光寺様へ行く」と言っていたが、5つの春に死んだ。別の子は「これ、わしの墓だぜ」と親を気持ち悪がらせていたが、じきに死んだ。

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(シノオツゲ)
1978年 新潟県
ある男の子が、雁田神社で「5つになると死ぬ」というお告げを受けた。丈夫な子供だったが、敷居に躓いて縁に落ち、あっけなく死んでしまったという。
類似事例

(ゾクシン),(シノゼンチョウ)
1933年 岩手県
病人でも死ぬ間際には、或いは2、3日前から子供らが来て騒いでうるさくてならぬという。子供らが来るという幻覚をみるようになるともうま近に死ぬといわれる。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 山形県
死の予兆。カラス鳴きが悪いと人が死ぬ、祥光寺の住職は人が死ぬ2、3日前にわかるという、など。
類似事例

ユメ,ムナサワギ
1933年 熊本県
一般に、死というものは予告があるものだと深く信じられている。家を離れて遠く、旅で暮らす者には、故郷における肉親の死は、何等かの形で予告される。急にその人に会いたくなるとか、夢にみるとか、胸騒ぎするとか、色々である。
類似事例

シノヨチョウ(ゾクシン)
1983年 山梨県
死の予兆。カラス鳴きが悪いと死の前ぶれ、葬式があるときは、お寺の方からその家の方へ火の玉が飛ぶ、お墓へ埋めるときに雨が降るとまた死人が出る。
類似事例

(ゾクシン)
1984年 福井県
死の予兆に関する俗信。大切な庭の木が枯れると、その家の大事な人が死ぬ。急に歯が抜けたり、その夢をみたりすると近親者が死ぬ、など。
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フネ,ムカエ
1990年 高知県
人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくる。20年ほど前、6歳ぐらいで子どもが死んだときの話である。30年程前、30あまりの男の人が死ぬ直前に「きれいな船が迎えにきた」といって息を引き取ったという話もある。
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サダメ
1941年 愛媛県
生まれ子が七歳になったら水に誘われて死ぬ運命を持っていると知った父親が、それを防ごうとしたが、子供が七歳になった日に「水」の字が書いてあった暖簾に首をかけて死んだという。
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ユウ,レイ
1993年 香川県
四国遍路の際お堂に泊まると、夜明けに女の幽霊が現れて「7月7日に女の子が生まれるが、火か水の中で死ぬ。人を焼き殺すか自分が死ぬかする」と予言する。9年後、女子は近所の子を焼き殺してしまい、長生きだが不幸な人生を送った。
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ヒノタマ
1975年 奈良県
人が死ぬ前に火の玉が出て善光寺へ参ってくるという。
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ユウレイ
1996年 香川県
西の御所と松のお墓で子供の泣き声がするという。ある人の話では、息子の吉次が堀に落ちて急死したことをなげき、お母さんがあとを追ったのだと言う。時にはお母さんのすすり泣きがすることもある。雨の夜には、大小の火の玉が出るともいう。
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シノゼンチョウ(ゾクシン)
1999年 福島県
霊魂は、死の直前に抜けて出て近しい人の所に行き死を知らせる予感を持つという。
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(シノヨチョウ)
1977年 和歌山県
お産の時には、様々な神様が来る。ある易者の予言では、ある子は水で死ぬと言った。一人息子だったので水は飲ませず川にも近づけないようにしたが、家が氷屋か何かだったので、「氷」と書かれたのれんで首をくくって死んだという。
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カミサマ,ジゾウ,ウンサダメ
1955年 新潟県
昔、日暮れに雨が降ってきたので地蔵堂で雨宿りしていると、神様が自分の子の運命を予言するが、そのことを知っていて用心していたので子供は助かった。
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(ゾクシン),(ウマレカワリ)
1933年 福島県
何回も何回も小児が死んでいる時は、あと生まれて来ぬようにと、棺に鰹節を入れてやる。
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シラセ(ゾクシン)
1985年 和歌山県
亡くなったと同時に、母親の霊魂がすぐ子供たちのところに行って最後の別れをしたということがあった。子供のところでは、誰かが来た気配があったので表に出たが、誰もいなかった。3人が3人とも同じような目にあったという。
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シニンボウ
1929年 石川県
人の死ぬ2~3日前に、死人坊というものが出る。これは檀那寺へお礼詣りするからであり、来世に落行く様子になって行くという。
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ヒトダマ
1981年 福島県
子供の頃、近くの寺の裏から人魂が出て、飛ぶのを見た。青白く尾を引いている。この人魂が落ちた先は墓場であった。人魂が飛ぶと、翌日には誰かが亡くなったという知らせが必ず来る。
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ワラウチボウ
1956年 宮城県
一年に二人の死者が出た時、その家に三人目の死者が出ると言って恐れ、三人目の代わりに人形を埋め、または二人目の棺の中に藁打棒を入れて葬るという。
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シノヨチョウ(ゾクシン)
1983年 山梨県
死の予兆。カラスが鳴くのは死の前ぶれ、葬式が出るときにはお寺から火の玉が飛ぶ、など。
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