トシドン 1990年 鹿児島県 トシドンは正月に餅を持ってくる神様で、真夜中に鈴を鳴らしながらやって来て、声を変えて子供を呼ぶ。前年の行いを改めさせ、餅を配る。
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トシドン 1982年 鹿児島県 年取りの夕方、子供が年どんの来るのを待っていると、年どんは首のない馬を牽いて鈴を鳴らしながら門口にやってくると事伝えられている。
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クビキレウマ 1942年 高知県 首のない馬が走ってきたり歩いてきたりする。
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クビキレウマ,ヤギョウサン 1922年 徳島県 やぎょうにちの夜に首切れ馬にのったやぎょうさんが乗って徘徊する。鈴の音がジャンジャンと明瞭に聞える。
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クビナシウマ 1975年 愛媛県 毎年大晦日に、首なし馬が鈴音をさせて、神子の森から日の峰を通って奈良ノ木の旧道沿いに鴨部へ走っていった。神様のお守りがあれば首なし馬にあっても安全だが、お守りはむしりとられているという。首なし馬の通り道を縄目という。ここに炭かまを作るとかまの天井が取れないという。また、首なし馬にお守りなしで出会うと3日以内に死ぬという。
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クビナシウマ,レイ 1978年 愛媛県 各地で「首なし馬」が出た。見ると熱病に罹ったという。ある年、老神主が夜道を歩いていたら、「シャンシャン」という音がして首なし馬に乗った武士団が通った。その後この人馬の霊を慰めるため、そこに石地蔵を作った。
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クビキレウマ 1922年 徳島県 夜更けに杉生山のほうからジャンジャンと鈴の音が聞こえてくる。道端に伏せていると前を行き過ぎたが、見ると首の無い馬であった。
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トシドン,クビノナイウマ 1934年 鹿児島県 正月の神を年どんという。首のない馬に乗り、鈴を鳴らしてくると子供たちは聞かされている。村の境の年殿石という石に憩って村に入ってくるともいう。
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クビナシウマ 1978年 愛媛県 古老が夜更けに通ると、「コツ、コツ」と音がして近づいてくるものがある。それは首なし馬の一隊で「人くさい、人くさい」と騒ぎ始めた。古老はおののいていたが、大般若祈祷のお札を持っていたので助かった。
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クビキレウマ,クビナシウマ,チンチンウマ 1956年 大晦日や節分の夜など、首のない馬、または馬の首だけが、地方によっては神様が乗って、四辻などを飛びまわるという。夜に口笛を吹くとこれがくるといい、またこれを見ると怪我をするという。
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クビキレウマ,クビナシウマ,チンチンウマ 1956年 大晦日や節分の夜など、首のない馬、または馬の首だけが、地方によっては神様が乗って、四辻などを飛びまわるという。夜に口笛を吹くとこれがくるといい、またこれを見ると怪我をするという。
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クビキレウマ,クビナシウマ,チンチンウマ 1956年 大晦日や節分の夜など、首のない馬、または馬の首だけが、地方によっては神様が乗って、四辻などを飛びまわるという。夜に口笛を吹くとこれがくるといい、またこれを見ると怪我をするという。
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クビキレウマ,クビナシウマ,チンチンウマ 1956年 大晦日や節分の夜など、首のない馬、または馬の首だけが、地方によっては神様が乗って、四辻などを飛びまわるという。夜に口笛を吹くとこれがくるといい、またこれを見ると怪我をするという。
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クビナシウマ 1974年 愛媛県 首なし馬が祖母井(うばがい)城からの小道を駆け抜ける。祖母井城は築城のとき、水に困っていたら、老婆が現れいい水の出るところを教えてくれたが、三代目のときの戦で馬が首を切り落とされた。この首なし馬が駆け抜けたところは水路であるという。
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クビナシウマ 1939年 福井県 首無し馬が出てくるといわれている。
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クビキレウマ 1981年 香川県 首のない馬がシャンゴシャンゴと音をたてて走り、クビキレウマ、またはシャンゴシャンゴウマと呼ばれる。ナワスジ(妖怪の通る道筋)を通ることが多い。
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メモハナモクチモナイオトコノコ,コシカラシタガウマノムスコ 1939年 岩手県 六部が廻国の途中で泊まった家の息子は目も鼻も口もない。頭にひき臼でひいた粉をかけてやると子供の頭髪がもやもやと動いてそこから粉が入っていった。また別の立派な家では、腰から下が馬の子どもを見た。
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トイトイ,オニ,ヤマチチ 1943年 高知県 ある馬が鰯、塩、大根を積んで歩いていたところ、目が一つのトイトイ(鳥)が追いかけてきたので、男はすべてを投げ出して民家に逃げ込んだ。ところがそこはトイトイの住居であった。が、運良く釜の中にトイトイを閉じ込めることができ、退治した。トイトイは鬼だとも、ヤマチチだともいう。
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(クビナシウマ) 1939年 首無し馬に神様が乗って、あるいは馬だけで、あるいは首の方だけが飛び回るという話がある。
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クビキリウマ 1941年 徳島県 節分の夜に通ってくる首がない馬だという。四辻に行くと見えるという。
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