(ゾクシン) 1975年 愛知県 山の神に関する俗信。カシの木の古いカブタには、山の神がいるといわれている。山の神は春には田に降りてきて田の神になり、冬には山に登るといわれている。山の神は女神であり、怒りやすくてけちだといわれている、など。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
(ゾクシン) 1972年 長崎県 正月16日に山に入った人が山の神に殺されて帰ってこなかったので、山に入ってはいけないという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ウジガミ 1943年 静岡県 氏神が正月の餅を食って死んだので、氏子は正月の餅を食わない。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマンバ 2005年 島根県 夕方暗くなると、山から山姥が降りてきて旅人をとって食うという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オオカミ 1991年 長野県 狼は山の神様から倒れた人は食ってもいいが、そうでなくては食ってはいけないと言われていた。だから大人は子供に、もし道で転んだら「どっこい一休み」と言えば、後ろからつけて来ている狼に食われないと教えていた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
(ヤマノコエ) 1972年 長崎県 山の神の日に、竹を多く取ろうと考えた人が山から戻らなかった。探しに行くと、山が「返さない」と言ったという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カワジョロ 1984年 香川県 カワジョロは、大水が出る前に河のほとりで哀れな声で泣く。子が流れぬようにと言って泣いているのだという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カッパ 1955年 山梨県 忍草では池があり湖水が湧き出している。家で子供が寝ていると、河童が化けて来て遊びに誘った。その子は飯を食っていなかったので仏の飯を食った。そこへ大勢子供を連れてきたが、その子は仏の飯を食っていたので仏臭いと追放された。他の子は皆池に引き込まれたが、その子は助かった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オーカメサマ,オクリオオカミ 1956年 神奈川県 狼を呼び捨てにしたり悪口を言ったりすると食われると信じられている。道であってもしっかりしていると食われないが、転んだりするとついてきた狼に食われる。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤクシン 2003年 宮城県 2月8日には厄神が山から降りてくるので,山に入ってはいけない。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
テング,ヤマノカミ 1957年 滋賀県 山の神は天狗で、山の神の木には常に天狗がいる。山の神は山の入り口にいて道祖神の性格を持つ。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミ 1984年 山梨県 正月21日は山の神の日で、この日は山の神の矢射りの日で、山の神が矢を射るので山に行かない。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
トシガミサマ,ショウガツサマ 1975年 新潟県 正月様ともよばれる歳神様は高い所から来るといって、自然に生えている松などの木に降りてくるのだという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミ 1982年 新潟県 2月と12月にある山の神祭りでは、9日は山の神の種蒔きの日、12日は山の神の正月で、山の神が木調べをする日であるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミ 1958年 香川県 正月九日は山の神が護摩を焚く日なので山へは行かない。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
シンダコ 1956年 東京都 お籠りの時に不思議なことがある。死んだ子が泣くのだという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミサン,ヤマノカミノタタリ 1974年 兵庫県 山の神さんの祭りの日には、山の神さんを祭っておこもりをする。この日には山の神が木を調べて歩いているので、人間が山に入ると祟るといわれている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミ 1984年 新潟県 旧2月9日は山の神の日でこの日山仕事をする人たちはヤドに集まって飲食して祝うが、この祭りには女は参加できず、女は山の神の矢にあたるので山へ行くなといわれている。先妻の子を山へやり、たぶん死んで帰らないと思っていたところ、山の神が祭りをしているのをみて元気に戻って来たそこで、自分の子も安全だと思って山へやったら弓矢に撃たれて死んだという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミ 1958年 香川県 正月七日はヤマノカミノキダネマキと言い、山に入ってはいけない。もし入山すれば山の神にゆき合って帰れなくなったり、頭にこぶが出来るという。正月九日という家もある。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
テング 1982年 群馬県 山の神は天狗。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カワジョロ 1983年 香川県 大束川にカワジョロがよく出た。晴天の晩に子供の泣く声がするので見に行くと、先の方でなく。声のする方に追っていくと、更に先の方で泣く。こうして1里弱追ったところであわてて引き返した。カワジョロは「子が流れたのーオーイオイオイ」と泣くと言い、これが泣くと川に大水が出るという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|