ガラッパ 1989年 鹿児島県 ガラッパは夏や川の神様、冬は山の神様であり、ピーピーと啼く。夕方遅くに川に水をくみにいくとガラッパがいる。
類似事例 |
|
ガランドン 1967年 鹿児島県 ガランドンはガラッパ(河童)の神で水神である。祭りは昔から正月5日に行い、赤飯の握り飯を供えて祀る。
類似事例 |
|
ガランデンドン,ガラッパ(カッパ) 1967年 鹿児島県 ガラン田のそばにガランデンドンが祀られている。ガランデンドンはガラッパ(河童)の神といわれ、荒神で木や枝を取ると祟る。昔、大鳥神社の神が河童を集めて悪戯をせぬよう約束させ、石に文字を刻んだ。この石がガラン田にあるため、河童は暴れきれない。
類似事例 |
|
ガランドン,ガラッパ 1967年 鹿児島県 ガランドンはガラッパ(河童)の神である。昔、須納瀬門の乙名が馬に悪戯をする河童を捕らえ、今後川で子供や馬に危害を加えないと約束させ、約束を守ればガランドンに祀ってガランコをしてやる、と告げた。だから須納瀬川では水難事故がないという。
類似事例 |
|
スイジンサマ,ガラッパサン 1989年 鹿児島県 昔はガラッパサンという人がいたとか、今もいるとかいい、それは水神様の使いだという。なすびが一番最初になったとき、水神様にあげないと、ガラッパサンがいたずらする。
類似事例 |
|
カッパ,カーランベ,カーラボーズ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。呼称はカッパ,カーランベ,カーラボーズ,ガワタロ,ガタロ,カワボーズ,猿猴(エンコ),川獺(カウソ),亀(カメ,ガメ),鼈(トチ,ドチ),コマヒキ。
類似事例 |
|
ガラッパ 1954年 鹿児島県 河童のことをガラッパという。ヒョウヒョウという鳴き声をあげながら、1年に2回、春と秋の彼岸の頃に山と海のあいだを川に沿って往来する。春の彼岸の頃の西風の夜に海へ下り、秋には山へ登ってゆくという。
類似事例 |
|
ガラッパ,スジンドン 1935年 鹿児島県 カッパをガラッパ、水神をスジンドンといい、両者は同じである。
類似事例 |
|
スイジンサマ、ガラッパ 1989年 鹿児島県 水神様に関する俗信。水の中に小便をすると水神様のたたりがある、水神様に悪さをするとガラッパが川に引き込む。
類似事例 |
|
カッパ,(ゾクシン) 1988年 福岡県 井戸神のことを水神様と呼ぶ。5月5日はその祭で、「河童さん祭り」と呼ぶ。川や各家の井戸、汲場に篠のついた竹を立てて、藁苞に塩・イリコ・米を包んで下げ、酒を竹筒に入れて祭るという。
類似事例 |
|
カッパ,カァバ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。
類似事例 |
|
メドチ,オシッコサマ,セッコウサマ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。
類似事例 |
|
カッパ,カァバ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。
類似事例 |
|
カッパ,カワッパ,カッパーコ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。
類似事例 |
|
カッパ,カァバ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。
類似事例 |
|
カッパ,カァバ 1956年 カッパの方言。河童は、川・池・海などの水界に棲む妖怪。この存在は全国的(九州~奥羽)に信じられ、名称は地方によって異なる。九州・四国・紀伊地方は河童王国とされるほど名称も様々で、三十種前後もある。形は童児に似て、頭頂に水を湛えた皿があり、髪はオカッパ、腕は伸縮自在だとか、左右通して1本になっている、などという。河童は属性が多く、人や馬を水中に引き入れようとして、相撲を挑む。その反面、失敗譚も多く、馬を引こうとして逆に捕まったり、女性に悪戯をして腕を切られたりする。そして助命もしくは腕を返してもらうお礼に、川魚を贈ったり、接骨薬の秘法を伝授したりする。カッパは秋から春にかけて山に棲んで山童(ヤマワロ)といわれ、春から秋口までは河童として河に棲むという俗信もある。
類似事例 |
|
ガラッパ,カッパ 1953年 鹿児島県 種子島の村では、河童のことをガラッパという。春の彼岸に海に降り秋の彼岸に山に登る。村の長六とよく相撲を取る。川で死ぬと「河童が尻を取った」と言われる。悲願の夜更けには河童の鳴き声を聞いた。
類似事例 |
|
ガラッパ 1959年 鹿児島県 カッパのことをガラッパやミッツドンといい、その特徴として、神様として敬遠される、人間とよく相撲を取るなどがある。カッパの正体は髪をおかっぱにした女の子で、大きな縞模様の着物を着ており、よく人間をからかい、だますという。
類似事例 |
|
ガラッパ,スイジンサマ,スイジンサア 1971年 鹿児島県 川に河童(ガラッパ)がいる。35年ほどまえ、河童に貝や魚を取られた。包丁を乗せておいた人のものは無事だった。川の水神様には米と塩を撒いて祈ると悪戯されない。水人サァとも書く。川や海に行くときには咳払いしていくと、水神様も驚かず、たたりもない。河童の手に触れたカライモは絶対に煮えない。
類似事例 |
|
ガラッパ 1965年 鹿児島県 伊集院町の入佐部落にはガランデンドンと呼ばれる水田がある。この田の水口に一坪ほどの大きさで、天というような文字が彫ってある石がある。これは、昔、大鳥神社という氏神の神主がガラッパのために水難にあったので、氏神がガラッパを集めて入佐部落で悪さをしないように約束させ、石にそのことを刻んだものであるという。ガラッパはこの文字が消せないので、悪さができないという。
類似事例 |
|