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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

トシトリザカナ
1943年 長野県
えびす、大黒様には「年取魚」の頭と尾を供えるが、この尾を食べると縁遠くなると言い、子どもや未婚の者は食べない。

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ダイコクサマ
1965年 岩手県
十月十日に恵比寿大黒に供えたものを未婚の人に食べさせてはならない。縁が遠くなる。
類似事例

(ゾクシン)
1939年 福島県
水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。縁が遠くなるので、嫁入り前の女は食べないといわれている。
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(ゾクシン)
1939年 福島,茨城県
水に入れたままの生きた鮒を旧10月20日に恵比寿様に供える習慣がある。供えた魚は、出世をさまたげるから子供には食べさせないという。
類似事例

ダイコクサマ
1942年 岩手県
大黒様に供えたものを食うと縁起が悪い。
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ダイコクサマ
1964年 鹿児島県
大黒様の供物は、娘は食べてはならない。大黒様が家から出ないからである。
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ダイコクサン
1982年 山形県
12月9日の耳あけで、夕方には大黒さんに魚を供える。また、マッタ大根を供えるが、これは、大黒さんはオカカを持たなかったのでさみしくないようにするため。
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ボンネン
1943年 長野県
8月13日の夜は、盆年といって乾鱈や鮭などの盆魚を食べる。魚を食べないと仏様に口を吸われるという。
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エビスダイコク,(ゾクシン)
1915年 高知県
夷大黒の供物を人にあげると、家の福を取られてしまうといわれている。
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ダイコクサマ
1982年 新潟県
12月9日は大黒様の嫁取り・大黒様の祝言・オカタ迎え・大黒様の年取り・大黒様の年夜などといい、二股大根と豆を供えるところが多い。それは、さまざまな理由で女性から二股大根の片方をもらって食べたからだと言う。
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ニンギョウブ,ハッピャクビクニ
1956年 福島県
庚申の晩に人形のようなものを料理して出されたので、みんな食わずに持ち帰った。そのうちの一人の娘が知らずに食べ、長生きをした。それはニンギョウブ(人魚)というもので、娘は八百ビクニ。海の魚を食うときはニンギョウブに触った尻から食うと長生きにあやかれる。川の魚は尻尾で跳ぶので、悪いものがついているという。
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ダイコクサマ
1982年 新潟県
12月9日は大黒様の嫁取り・大黒様の祝言・オカタ迎え・大黒様の年取り・大黒様の年夜などといい、二股大根と豆を供えるところが多い。大黒様が唐天竺から日本へ渡るとき、胸をけがしたので大根を洗っていた女性から大根をもらって食べた。このとき女性が主人に叱られることを心配して、気を利かせて二股大根の片方を与えたのだという。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
漁に関する俗信。龍神が嫌うので、海で蛇の話をするな、海に梅ぼしの種子を捨てるななど。
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ヤマタロウ(ゾクシン)
1952年 熊本県
人吉市大柿での聞き取りによれば、山太郎に、魚の頭や酒などを供える。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
エビス講に関する俗信一束。エビス講のお膳は独身者には食べさせない、など。
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エビスサマ
1974年 宮城県
大黒様のめむかえ(妻迎え)の折に、えびすさまがごちそうになっていた。胸焼けがするので大根をくれと言われ、そろえたけれど数が一本足りなかった。二股に分かれている大根を二本と数えて、命拾いをしたという。
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エビスサマ
1964年 東京都
勝手の戸棚にいるエビスサマはいじがきたなく、神様が出雲に行っている間の10月24日(正月20日にも行なう)恵比寿講をして祝う。生の魚とてんこ盛りにしたアズキゴハンを左ききの恵比寿様のために左膳にしてあげる。恵比寿様は男で、女である大黒様にもあげる。一升ますに銭を入れて祀ると恵比寿様はお金をこしらえてくれる。
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ニンギョ,ハッピャクビクニ
1973年 福井県
昔ある漁師が人面魚を獲たので、振るまおうと人々を招待した。しかし招待客の一人が、調理中の魚を見て驚き、皆に食べてはならないと告げ、皆は密かに紙に入れて帰りの道中に捨てた。ただある男は捨てずに持って帰り、土産をせがむ子供に魚の肉を与えてしまう。食べた彼女は普通に暮らし、やがて結婚したが、夫が死ぬと姿が若返り、次の夫が死んでも同じことが起こった。その身を恥じた彼女は尼となり、以後800年生きたので八百比丘尼と呼ばれた。
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ダイコクサマ
1982年 新潟県
12月9日は大黒様の嫁取り・大黒様の祝言・オカタ迎え・大黒様の年取り・大黒様の年夜などといい、二股大根と豆を供えるところが多い。腹いっぱいの大黒様が腹減らしのために大根を洗っていた女性から二股大根の片方をもらった。
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ショウメンコンゴウ
1939年 新潟県
青面金銅を祭って、魚を食べることを禁じているという。
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ダイコクサマ
1988年 岩手県
12月9日は大黒様の年取りで、マダカァ大根(2股大根)を供える。大根を洗っていたところへ大根を欲しい人が来たが、大根の数が少なくならないようにマダカァを切ってあげたという。
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