シニン,ハナヂ 1947年 大分県 入棺前に近親の者が近づくと、死人が鼻血を出す。
類似事例 |
|
シニン,ホネ,チ 1947年 大分県 白骨に血をかけると、身近い人の血は染み込むが、他人の血は流れてしまうという。
類似事例 |
|
(シシャノレイ) 1950年 沖縄県 死者の霊が縁もゆかりも無い人に憑いて、物の在処などを語ることがある。
類似事例 |
|
ハナヂ 1933年 青森県 青森県野辺地地方に伝わる話。親子生死の対面に死者がどっとその瞬間に鼻血を流した。
類似事例 |
|
イキカエッタシニン 1983年 香川県 ある家に死人が出て、棺桶に入れて役場まで行くと、棺の中から声がして死人が生き返った。どこか遠いところを先へ歩いて行くと、後ろから名前を呼ばれるので戻って来たのだという。しかしその人はその10日ほどあと再び息を引き取った。
類似事例 |
|
ネコ,シニン 1943年 福島県 死んだ人の身に猫の魂が入ると死人は起き上がったり歩いたりする。死人の体をたたいて猫の魂を出すと動かなくなる。
類似事例 |
|
ババノカオ 1941年 秋田県 婆様の死体に触れた手で爺様が自分の顔に触れると、婆様の顔がくっついた。村を追われ、旅に出るが、その後、ふとしたことから婆様の顔が離れ、爺様は逃げ出した。
類似事例 |
|
シシャ 1988年 岩手県 人が死んだ直後に、死者が家の端や裏に立っていたり、近く交際していた人には見えたりする。
類似事例 |
|
シシャ 1981年 和歌山県 人が死んで、遠くの親戚に知らせに行くときには、必ず2人1組で行く。1人で行くと死者にさらわれるという。
類似事例 |
|
フィヂュイヂー 1932年 沖縄県 死人に直接触れるとその触った手が腫れて、それがだんだん全身にまわって死ぬという。15、6年前、玉城村からとなりの具志頭村へと継いだ娘がいたが、そこにはこの考えがなかったため娘は素手で湯灌したところ、そこから腫れてついに死んだ。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1973年 香川県 死者の名前は一度は呼ぶものだという。家族や親戚が枕元で呼ぶ。また、急病のときは屋根の上に親が登って枡の底を棒で叩いて名を呼ぶという。家出して行方不明のとき、井戸をのぞいて呼ぶこともあるという。
類似事例 |
|
シリョウ 1988年 長野県 死霊が人についたことがあるという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),シニン 1933年 栃木県 葬式の時、死人の傍に刃物を置いておかないと、死人が躍り出るという。
類似事例 |
|
クチヨセ,シシャ 1937年 鳥取県 親近者の死後に口寄せにより死者の言葉を聴くといった迷信はなお存在する。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ウマレカワリ 1933年 長野県 死んだ人の手の平に字を書いてやると生まれ変わって来た子供はその字を掴んでいる。死んだ人の墓の土で洗わないと落ちない。
類似事例 |
|
ヒトダマ 1990年 静岡県 死者の出た家の者に人魂は見えない。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1988年 岩手県 ネコが死者の所を通ると死者が起き上がるという。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ネコ 1933年 愛知県 猫が死人をまたぐと死人が動き出すという。
類似事例 |
|
ユウレイ 1990年 長野県 無理死にをしたときや、因縁のある死んだ女性が生きている関係者に伝えるために幽霊になって出るという。足がなく、髪の毛を乱した姿で、白い手や白い顔をしている。お墓や井戸に出るという。
類似事例 |
|
ユウレイ 1989年 長野県 無理な死に方をした人の亡霊が、恨みを晴らすために幽霊になって出てくるという。死人装束で出るという。
類似事例 |
|