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検索対象事例

ヤマオンナ
1927年 宮崎県
数十人の樵夫が山女に血を吸われて死んだことがある。

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ヤマノカミサマノキ
1995年 群馬県
山の神様の木をきった樵は木にはねられて死んだ。
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フーキ
1926年 沖縄県
折々、樵夫が山の中で昏睡状態に陥る。これを防ぐために山には2、3人で行き、眠くなり始めるとお互いに火縄の火で起こしあう。これをフーキのせいとしている。
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フルギツネ
1990年 富山県
男が山小屋に入って寝ていると女が入ってきて、朝笑った男は血を吸い取られ殺される。ある時男が泊まっていると女が入ってきた。側にやってきたので切りかかると、女が叫んで倒れた。朝になって見ると古ぎつねが死んでいた。
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ヤマオンナ
1921年 岩手県
容貌の良い若者が急死したが、2,3年後不思議な山女と連れだって歩いている所を目撃された。男が多淫の山女に連れ去られると、初めは厚遇されるが、精力が消耗してくると殺されて食べられる。
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ヤサブロウババ,オニオンナ
1939年 新潟県
生きながら鬼女になった祖母は孫2人の血を吸って殺し、息子に腕を切られたので、腕を返せと言った。山麓では幼児を貪り食って、その衣を松にかけた。
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オンナ
1991年 秋田県
ある年の冬の初め、若いマタギが7人で山に入った。その夜から吹雪になった。2日目の暮れ方に女が小屋にやって来て泊めてくれといった。その晩女は6人の男の魂を吸い取ったが、最後の1人は起きていたので山刀を突き立て命が助かった。
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タキノヌシ
1934年 静岡県
昔、樵が雑木を伐っていた。その中の一人が滝壷に落ちた鉈を拾いに滝壷に飛び込んだ。水そこには美女がいて、ニッコリ微笑んだ。女は瀧の主で、自分がここにいることを口外してはならないと言って男を帰した。数年後、酒によってこのことを話してしまった男は、その瞬間に死んでしまったという。
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ヤマオバ
1965年 宮崎県
山おばは長い髪をした美しい女。山奥にいて、人を見るとニコッと笑って、血を吸う。
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オンナノヒトノバケモノ
1990年 秋田県
三十人小屋に夜女の人が入ってきて、舌をかみきって殺した。最後の1人は熊に助けられたので、熊野山神社をたてた。
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ヤマジョロウ
1985年 愛媛県
山に山女郎という、とても美しい女がいた。女が投げかける媚びを含んだ笑みに合わせて笑い返すと、その男は死んでしまうと言われている。
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オニ
1996年 新潟県
鮭がたくさん上ってきたが、近くの山の鬼が現れ、鮭が登ってくるところに立ちはだかって、手づかみにして食べた。この時鬼が発する声を聞いた者は、血を吐いて死ぬといわれた。
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シンボク
1928年 台湾
明治の末頃、内地から台湾に渡った樵夫たちがいた。この樵夫たちが大木を切る仕事を請け負ったが、源五郎という男がこの仕事はやめようと言った。不思議な夢を見て、その中で仙人姿の老人が神木を切ると血が流れ、山が鳴動して異変が起こるといったのだという。翌朝、作業にかかろうとすると、木の上から血が落ちてきた。結局、木を切り倒すのは中止になり、酒を供えて注連縄を張り、謝罪して樵夫小屋へ引き上げたという。
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テング
1972年 石川県
女土工が昼食の湯茶に使う水を汲みに谷川に下りたがいつまでたっても帰ってこなかった。同僚が下りていったら、頭を粉砕されて死んでいた。天狗の剣にかかったに違いないと当時噂された。
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ヒキガエル
1939年 香川県
数人の若衆がいる山小屋に、綺麗な娘が宿を求めてやって来たので泊めた。眠る間に、娘が男の所へ這って来て口から血を吸っていたので頭を木割で打った。夜が明けると男は死に、血の跡を辿ると巣の前で蟇(ひきがえる)が死んでいた。
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サメ
1933年 福島県
樵夫が淵に山刀を落とした。すると美しい姫が波の上に立って現れ、樵夫を淵の中の御殿に案内した。そこで樵夫は楽しく3日過ごした。帰るとき決して口外しないように口止めされた。家に帰ると樵夫の三回忌をしていた。帰ってきたので酒宴になり、樵夫はついしゃべってしまった。翌朝、喉に鮫の歯形を残して死んでいた。
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リュウ,メオトイワ
1964年 愛媛県
昔、ある老婆が竜の仕業とされていた、どれほど川が流れても離れない夫婦岩を見に行った時、竜に会ってしまった。その後、病気を患って死んだという。
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オテングサマ
1954年 栃木県
トリノコ山のお宮の大木を切りかけた樵が、その日の夕食後「お天狗様ごめんなさい」とくり返し、炉に頭をぶつけて死んでしまった。天狗の宿り木を切った祟り。
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ヤマンバ
1989年 香川県
木こりが6人で山小屋に泊まっていると、山姥が入ってきて、次々と血を吸っていった。1人だけ起きていた男が斧を打ちこむと、山姥は血を流しながら逃げていった。翌日、血のあとをたどってみると、年を経たヒキガエルが死んでいた。
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キツネ,(ゾクシン)
1935年 大阪府
狐が、山の尾根から谷へ道を横切って下ると、人が死ぬという。
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ヤマジョロウ
1983年 愛媛県
大谷の近くの山に山女郎という美しい女がいた。その女の笑いかけに合わせて笑い返すとその男は死んでしまう。
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