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検索対象事例

カマガミサマ
1974年 宮城県
佐渡から来た男が風呂に入ったら立派になったので、カマ神様に祀った

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カマガミサマ
1974年 宮城県
カマ神様を洗ったら、なぜ洗ったのかと夢枕に立った。カマ神様は洗ってはいけない。
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オトコ,ヤオビクニ
1984年 新潟県
佐渡の羽茂の里に住んでいた男は、加持祈禱をやって村人を驚かせていた。ある晩、村人たちを招いて珍しい肉を得たから食べてくれと焼肉らしいものを出すが、村人たちは気味悪がって誰も箸をつけない。田屋のじいさんが、その1片を袂に入れて帰る。娘がそれを知らずに食べ、それは人魚の肉で、娘はそれから齢をとらなくなる。その後、比丘尼になって、若狭の国に渡り、再び佐渡に戻ってくるが、若狭の国へ戻り、1000年の命のうち200年を国主に譲って大往生を遂げる。若狭の人々は八百姫明神と崇めた。
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ヤクシサマ
2001年 青森県
某家では、家の者が目を患ったので、その眼病治癒の為に屋内に薬師様を祀った。後に父親が患った際にカミサマに見てもらったところ、薬師様は屋内に祀る神ではないと言われたので、屋外で祀ることとなった。
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カマノカミ
1988年 長野県
ある家の主人が、旅の途中で出雲に行くカマノカミと出会った。カマノカミは「いつも神を粗末にしているから、お前の子をユルギに落としてきた」と言った。急いで家に帰ると、子供が本当にユルギに落ちて大やけどを負って死んでいた。以後、その主人は神様を大切に祀るようになったという。
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カマクラ,カミ,ミコ,ナマハゲ
1966年 秋田県
神を迎える小屋で、雪を積んで作り、神坐を設けたのでカマクラと呼んだ。異様な姿で家々を廻るナマハゲが神である。
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カマドガミ
1965年 岩手県
ある海辺の貧しい親子が正月用の門松を切りに山に入り、父の切った松を門松に使い、子の松は海に流した。すると翌朝、見知らぬ人が門松をくれたお礼としてご馳走に招待してくれた。ご馳走の帰り、さらにお礼をしたいというので、カマド神をもらって帰った。そのご親子の家は繁盛するようになった。
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ゴミソ,カミサマ,ユメノオツゲ,ジゾウサマ
1967年 秋田県
秋田県大仙市(旧・大曲市)のある男性は23歳のときカミサマとなった。表具師をしていた彼は大正14年に四ッ屋村に襖修繕に出かけたが、3晩目にどうしても帰宅したくなり、午後12時ごろに家に帰った。夢に数珠と錫杖を持った地蔵様が現れ、「人を助ければ自分も助かる」といって、人を助ける術を話してくれた。このころ彼は生活の苦労がひどかったという。神が授けられたのが3月23日で、3月26日には長野に住む人が「夢のお告げで知らされた」といって訪ねてきた。この人を救ってから次第に人が来るようになった。66通りの法を授けられているという。
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ヤマンバ
1985年 愛媛県
山中にヤマンバがおり、村人は婚礼などがあると食器や膳を借りに行った。返す時に、食物の残りがないようにきれいに洗うと、ひどく怒った。ある年の大水でヤマンバの家が流され、村人は小祠を建てて祀った。
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ヤシキガミ
1942年 島根県
屋敷神が祟ることが多いので、ワカミヤとよぶ屋敷神を、怨霊をなぐさめるために祀った。
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テング
1966年 福島県
明治の初め頃、当地の人たちがコブガハラにお参りに行ったが、心がけの悪い人がいて、その人が風呂に入っているとき、風呂桶といっしょに天狗に隠されてしまった。
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ベンジョガミ,(ゾクシン)
1973年 香川県
便所神に関する俗信。便所神はオチョウズノカミという。盲目の神様なので、ぶつからないように便所に入るときには必ず一言咳などをする。黙って入ると、手をつきだすなどといわれている。泉の神さんと便所の神さんを祀っていると目を病まないという。また、便所を汚くしておくと、目が悪くなるという、など。
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(ヨミジガエリ)
1982年 新潟県
北海道へ漁に行って海難で溺れ、魂となって家に帰ってみると、家人が集って泣いていた。お寺へ行くと山門に白いひげの老人がいて、「お前はこんなところは来るな」と、門外へ投げ出されて、その男は助けられたが、その老人はアマツカミサマだった。
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メシヲクワンカカ,(クワズニョウボウ),(マシン)
2000年 高知県
欲の深い男が飯を食わない女を嫁にもらう。不思議に思って藁の中に隠れて様子を見ていると、昼に大量の飯を炊いて、頭にある大きな口から飯を食べていた。その晩、男が風呂に入っていると、嫁は風呂桶ごとかついで山奥へ入っていった。男は木をつかんで風呂桶から出たが、魔神はクモに化けて歳の晩にやってくると言っていた。それを聞いていたので、火を焚いて待ち、自在から降りてきたクモを火にくべた。
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カマドガミ
1965年 岩手県
ある草深い田舎に怠け者の婿がおり、カマドの火たきを怠けたため歌人は怒り、婿を家から追い出した。生来の怠け者の婿は困窮し家に戻ってきた。嫁は婿を哀れんで一生カマドの火たきをさせた。婿の死後、家人は婿を火守り神として面を刻み、カマドの上に祀った。
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ウツクシイオンナ,ユメマクラ,イトナガドノ
1947年 鹿児島県
昔、金持ちの男が良い妻が欲しいと神に願を立てたら夢に女が現れ長い糸を付けた針を置いていった。目覚めてもその針はあった。播磨の糸長殿を訪ねよという事だと考えそこに行き、風呂焚きとして雇われた。やがてその家の娘と結婚した。
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ヤマンバ
1983年 愛媛県
山中にヤマンバがいて、村で婚礼などがあると食器や膳を借りに行った。返す時に食べ物の残りがないように洗って返すとひどく怒った。ある年の大水でヤマンバの家が流された後に、小祠を建てて祀っていた。
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シロヒゲノロウジン
1942年 山形県
白鬚明神について万治2年の大洪水に、白鬚の老人が、水上で座禅をしつつ、流れていったという話がある。
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カマドガミ,ドコウジン,サイギョウシン,ジジン
1983年 岡山県
火所の神であるカマド神の「ドックウ」、もしくはそれに近い音を語幹に持つ名称は、この神を土公神の名称で祀っていたことに由来するものである。土公神は元来陰陽師の奉じる神であったされているが、この地域で言う土公神はカマドの神であり、それとは別のものとなっている。
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キツネ
1998年 奈良県
ある男の人が、婚礼のご馳走を下げて帰っていた。そこにきれいな女の人が現れ、女の人に勧められるままに、風呂に入って行水していた。そこに近所の人が通りかかり、肥溜めで体を洗っている男を見つけた。その男は近所の人に声をかけられてからようやく目が覚めた。
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テンドウサマ
1983年 長崎県
仁田の内の人で土地を売る人がいて、カメジイと家内の親父(シュウトジイ)が買いに行った。夜になって帰る時に大雨となりシュウトジイは大水の中に足を滑らせて落ちこんだ。カメジイは川下の浅い所で流れてくるのを待った。シュウトジイは落ちた時に「天道様助けて下さい」といい、流れながら拝むと不思議と光が天道山に照りつけた。それと同時にシュウトジイサンのあしがひっかかって助かった。日頃信心していたから天道さんが助けてくださったのだ。
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